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転生をしたら異世界だったので、のんびりスローライフで過ごしたい。  作者: みみっく


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17話 ミーシャの早さ。

 食を食べ終わり。討伐の準備をして家を出ると、裏庭から森に入った。


 

「そう言えば……聞きそびれたんだけど、この家って?」

 

「あぁ。この家は、俺の家だよ」

 

「は? えぇ? ユウくんの家なの?」


 

 まぁー。実際に登録をされてるのは、俺の名前で登録をされてるらしいし。


 

「その代わり、魔獣の討伐をする契約をしてるけどね」

 

「それで、魔獣の討伐をしてるんだー」


 

 そう言うと、シャルの表情が少し寂しそうになった。


 

「どうしたんだ? これから一緒に魔獣の討伐に行くんだぞ?」

 

「えっと……さぁ。わたしも一緒に住んじゃダメ?」


 

 ん? 別に家って話をしたけど、パーティの拠点って話をアリアとしてたし、別に良いんじゃないか? ミーシャも一緒に住んでるんだし。部屋も余ってるしな。あ、でもアリアの許可を貰わないと……


 アリアの方を見ると頷いていた。


 

「別に良いけど、家事を手伝ってもらうぞ?」

 

「うん。任せてーっ!」


 

 シャルの表情が、ニコニコのご機嫌になった。足取りも軽くなってるけど……魔獣の討伐に向かってるんだぞ? まるで遊びに行く感じだな。俺達と、初の魔獣の討伐に行くのに大丈夫なのか??

 

 討伐した現場に着いた。周りにいる魔物や猛獣を見たシャルの顔が青褪め、その場に座り込んだ。まぁ……シャルと魔獣の討伐に行っていた頃は、俺は力を抑えて子供のレベルに魔力、魔法、スキルを抑えていた。余計なスキルは封印してたし、討伐数も抑えて周りと合わせてたし。


 

「ユウくん……シャルちゃん大丈夫かなぁ……?」

 

「うぅ〜ん……散々一緒に冒険者になりたいって言ってたし、大丈夫じゃないかな……性格的に負けず嫌いだし」


 

 それに比べてミーシャは、相変わらず恐れてる雰囲気はなかった。隣で俺にベタベタ抱き着いて、嬉しそうにしていた。


 

「ミーシャ……くっつきすぎ……」

 

「むぅ……離れるなって言ったー! 離れないもんっ♪」


 

 そうですかぁ……。これじゃ剣が使えないから、午後は魔法で良いか。

 ミーシャに双剣の使い方も教えないとだしな。って言っても双剣の使い方は、前世の記憶のアニメで見たイメージだし。動き回って相手が撹乱されている所を不意をついて、斬りつけるって感じだよな。それに跳躍してカッコよくクルクル回って、空中からも斬りつけるイメージかな。


 まだ、他のパーティは結界の中で荷物を置いたりしていて、戦闘準備をしている最中だ。俺は、座るのに丁度いい岩を見つけて座った。


 とりあえずミーシャに付与した効果を知っておきたい。


  

「ミーシャ、全力であの木まで行って戻ってきてくれる」


「うん」


 

 何の疑いもなく、素直に可愛く頷くとパタパタ……と走って戻ってきた。


 

「はい。行ってきたー! どう?」


 

 まぁ……かなり早いと思うけど、ちょっと物足りない。アニメだと……目で追えない感じで移動してたし。


 うぅ〜ん……収納から魔石を加工っと。それと前回の討伐で、魔物がミスリルの剣を落としてたのを回収してあるな……それもネックレスへと分離と再構成をして、魔石を嵌め込んで出来上がりっと……。あっ! ミーシャだけにプレゼントすると2人が不機嫌になるよな。3つ作っておくか……


 ミーシャには、キレイなエメラルドグリーンの上級の魔獣の魔石を使ったネックレスだ。付与するのは、速度上昇、俊敏性上昇、身体能力向上、回避力上昇、ステータス異常無効の付与をした。


 アリアには、青色の魔石のネックレスに、魔力攻撃上昇、魔力消費軽減、魔法効率上昇、魔法効果の上昇、物理魔法防御力上昇を付与した。


 シャルにも、青色の魔石に、攻撃力上昇、力上昇、魔法物理防御力上昇、速度上昇、反射能力上昇を付与した。


 

「これを大事に付けておいてな」

 

「わぁ。またプレゼント!? やったぁ~♡  ユウちゃんすきぃー! ……ちゅっ♡」


 ミーシャの首にネックレスを付けてあげた。サラサラな銀髪が木漏れ日が当たりキラキラと輝き美しく、良い匂いがしてサラサラで触り心地も良い。


 

「また木まで行って戻ってきてくれるか?」

 

「はぁいッ♪」


 

 シュンッ! と消えるように行って、元の位置に戻ってきた。えっ!?


「えっ!? わぁー。わたし、はやーい♪ なにこれー、たのしぃー♪」


 

 アリアの首にもネックレスを掛けた。


 

「わぁ。わたしにもですか!? あの……わたしは動き回らないよ?」

 

「これは魔力消費を抑えるのと、魔法の威力が上がるのとか色々だよ」

 

「ん? 色々なんだぁ……楽しみなようなコワイような……」


 

 少しは落ち着いたのか、立ち上がって周りを警戒をしていたシャルの首にもネックレスを掛けて声を掛けた。


 

「シャルなら余裕だから、そんなに緊張をしなくても大丈夫だと思うよ?」


 

 昔のシャルなら、喜んで中級とか上級の魔獣って聞けば喜んでいたと思うだけどな。で、俺が止める役だったのに。


 

「ホントに……?」

 

「俺でも倒せたんだから、余裕じゃないかな」


 

 あー、でも俺……かなりレベルが上っちゃってるからな、ネックレスに付与した効果で結構ステータスが上昇してると思うから大丈夫かな。ミーシャで効果は確認できたしな。


 

「そうかなぁ……? 最近、練習をサボっちゃってたし」


 

 シャルが、不安そうな表情で言い訳を初めだした。


 

「アリアが付いてるし、俺も付いてるから安心しろって。そもそも自分が、一緒に討伐に行きたいって言ってたんだろー?」

 

「そうだけどさぁ……。まさか中級や上級の魔獣を討伐をしてるって思わないよっ。散々さぁ……危ないよ。ダメだよ! って言ってたのにぃ……」


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