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ずっと片思いだった女子が同じクラスになった途端グイグイ来るんですけど  作者: ナミツキ


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78話


「そういや月曜日どこ行くの?」

「イオンでちょっと雑貨屋周りたいんだ」

1ヶ月記念として何かプレゼントでも出来たらいいんだけど…


「いいね!デートって感じだね!」

「ふふ、楽しみ!」と微笑みかけてくれている明里さん。…良かった、喜んでくれてるみたいだ。

時間はどうしよう…

「せっかくならさ!お昼ご飯もフードコートで食べようよ!いいかな?」

「もちろん」

「じゃあ10時ぐらいに直樹の家に迎えに行くね!」

「わかった、ありがとう」


よし、月曜日のためにも明日頑張ろう。


ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー


「じゃあ、またね!」「うん、またね」

明里さんの家に着いて別れの挨拶をしていると「あっ!」と声を上げた明里さん。

なにかあったのかと思って「どうしたの?」と声をかけると、明里さんはなにかを思いついたような表情になっていた。


「この後時間あるなら家よってかないかな?」

と嬉しいお誘いがきた。まだ3時を少し過ぎた頃だし、家に帰っても特にやる事はない。

「え、いいの?」

「うん!まだ直樹と居たいなぁと思って」

「じゃ、じゃあお邪魔させてもらおうかな」

「やった!入って入って!」

俺もまだ一緒に居たかったし、誘われるがまま明里さんの家にお邪魔することにした。




「お、おじゃましまーす…」

彼女とはいえ女の子の家に入るのはドキドキする。

そのままガチャリとリビングへと繋がるドアを開ける明里さん。


「ただいまー!」

「おかえりなさい」

ソファに座ってテレビを見ている愛菜さん。

「お邪魔します」

愛菜さんは俺の声に驚いたのか、すぐに振り向いた。

「あら直樹くんいらっしゃい、明里に連れ込まれたの?」

…はは、連れ込まれたって、すごい表現だな。


「いえ、クラスメイト達と明日の決起集会的な昼ごはんを食べた帰りでして、良かったらと誘って貰えたのでお邪魔しました」


「ふふ、青春だわー、中学生最後の体育祭頑張ってね私たちも見にいくから」

「はい、頑張ります」

「…じゃ部屋行こ!」

愛菜さんとの話が終わったタイミングで明里さんが部屋へと誘ってきた。


「ごゆっくりー」

愛菜さんの声を背にリビングから出て明里さんの部屋へと向かった。


部屋に入り、カバンを置かせてもらって前に座った位置に座ると、明里さんは「はぁー疲れたー」と言ってベットに腰掛けてから上半身を倒した。

すぐ隣にあるスカートから伸びる脚がチラチラと視界に入る。


「え、えっと、何するの?」

誘われるがまま家に入ったけど、何をするかは聞いていない俺は明里さんの格好にドギマギとしながらもそう聞いた。


「えっとねー、…実は何するか何も考えてなかったんだ!へへへ」

ベットから上半身を起こして足をパタパタを動かしながらそう自信満々に言う明里さん。


「…ただ直樹がもう帰っちゃうのが寂しかっただけなんだ」

「そ、そうなんだ」

…くぅー、最近の明里さん、凄く甘えたがりになってきてる気がする。嫌じゃないよ?俺的にはむしろ嬉しいんだけど、ドキドキしてしまう。


「私の部屋ってあんまり遊ぶ物が無いからなぁ…あ!明日の為にマッサージでもしてあげよっか?よくパパにやってたから自信あるよ?」

マッサージかぁ…そういうのされた事ないなぁ、肩とかかな?

「へぇ、マッサージなんてされた事ないからやって貰おうかな」

「任せて!じゃあここにうつ伏せで寝てくださいねー!」

といって自分のベットに横になるように言う明里さん。

…え?座ったまま肩揉みとかじゃないの??

「え?…え!?ベットに??」

「うん!ふくらはぎとか、腰とかだし!ほら!」

明里さんはそう言って座っている俺の腕を取りベットの上に引っ張った。

「さ、さすがにベットは明里に悪いよ」

「直樹なら全然気にしないで大丈夫だよ!」

…いや、俺が気にしちゃうんだけど、そこまで言うならとりあえず気にしないようにしよう。


ゆっくりとベットに上がりうつ伏せになると、当たり前だが明里さんの匂いがした。


「では右のふくらはぎからやっていきますねー」

そう言って両手でふくらはぎをもにゅもにゅと揉んでいくマッサージが始まった。


「どうかな?痛く無い?」

強弱をつけながら揉まれて痛気持ちいい感触がとても気持ちいい。

「うん、大丈夫、すごい気持ちいい」

自信があったのは本当だったみたいだ。

「でしょー?」

それから反対のふくらはぎもマッサージしてもらった。

「じゃあ次腰やっていくねー。ちょっと上乗るね!」

そう言って俺の太ももの上に腰を下ろして腰をグッと押してくる明里さん。


……今俺の太ももは幸せです……


「どうですかー?」と聞かれるけど正直俺の神経は太ももに全集中している。

腰を押すたびに太ももにも柔らかくもハリのある絶妙な強弱の圧力がかかり、そればっかりが気になってしまう。

…うつ伏せで助かった。

「…気持ちいいです」

「良かった!明日は頑張れそう?」

「うん、明里のおかげで明日は人生最速だと思う」

「ふふ、それは言い過ぎだよー」


とそんなやり取りをしながらもマッサージが終わった。

「はい!終わったけど、どうかな?」

ベットから起き上がり縁に腰掛けて腰の調子を確認してみた。

おぉ、なんだか軽く感じる。

「すごいよ、めちゃくちゃ楽になった」

「でしょ?じゃあ交代ね!」

そう言ってさっきまで俺が横になっていた所へとうつ伏せになった明里さん。

「ま、マッサージなんてしたことないよ?」

「大丈夫大丈夫、さっき私がやったようにしたらいいから!」


うつ伏せになって足をパタパタと動かす明里さん。その制服のスカートから伸びる白い足に思わず〝ゴクリ“と喉を鳴らした。




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