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ずっと片思いだった女子が同じクラスになった途端グイグイ来るんですけど  作者: ナミツキ


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58話


時は進み土曜日。


今日は明里さんたちとテストの打ち上げの日だ。

11時に明里さんの家に迎えに行く約束になっている。


いつもの癖で休みの日でも朝早く起きた俺は、とりあえず朝ごはん食べに一階へと向かった。


「おはよう、まだご飯出来てないわよ」

母さんがキッチンで朝食を作っていた。

「おはよ、いいよ待ってる」

と言って食卓に着き、ウインナーが焼けている音を聞いていた。


「明日彼女は何時から来るの?」

「1時に俺が迎えに行くよ、それからうちに来る予定」

そういや時間伝えてなかったな…


「昼ごはんは食べてくるの?私のご飯で良いなら彼女の分も何か作るけど?」

「いや、いいよ、変に緊張しちゃうといけないし」

「そう?わかったわ、ハイ、出来たわよ」


と話しているとご飯が出来たみたいだ。


「いただきまーす」


ーーー



「ごちそうさまでした、今日昼ごはん友達と食べるからいらないよ」

「はいはい」

食べ終わった食器をキッチンに持って行き自分の部屋へと帰った俺は時間を持て余していた。


まだ9時半か…明日のために部屋の片付けでもしておこうか。


部屋自体はいつもそこそこ綺麗に片付けてはいるけど、明里さんが来る訳だし、ちょっとでも綺麗な方がいいよな。

そう思って片付けをしだしたのだが、思いのほか熱中してしまった。気がつくと10時半、1時間もしてたのか。


そろそろ準備しなくちゃな。

髪をセットし、服装をチェックして財布とスマホを持って部屋をでた。


《今から家出るね》

明里さんにLINEを送って家を出た。

歩いていると《わかった!》と返事が来たので少し歩く速度を早めた。



《ついたよ》と送ると既読になってすぐ、家から明里さんが出てきた。


「おはよう」

「おはよう!迎えにきてくれてありがと!行こっか!」

と言って手を繋いで歩き出した俺たち。


「渡辺くん来れるようになってよかったね!」

「うん、せっかくの打ち上げだし、みんな来れたほうが楽しいよね」

涼也が部活休みで良かった。


「今日は明里も歌うんだよね?」

「うん!渡辺くんと藤岡くんにもだいぶ慣れたからね!ちょっと恥ずかしいけど今日はパーっとしたいし!…一緒に歌おうね!」

「もちろん、俺でよければ喜んで!」



そんな話をしながらカラオケ屋に向かう2人だった。


ーーーーーーーー

ーーーーー



待ち合わせ時間10分前に着いた俺たち、そこにはもう伊勢さんと涼也が来ていた。


「2人早いね!私たちが一番最初かな?って思ってたんだけど、いつ来たの?」

「うちはちょっと前にきたんだけど、もう渡辺くんいたよー」

「俺が1番だったな。家に居るの暇で早く出たから20分前に着いちゃて」


「はやっ!涼也そんな待ってたの!?」

「おう!早く来すぎて自分でも引いたわ!」


と話していると椎名さんと瑛太が一緒にやってきた。


「みんな早いね!」

「今日は早めに来たつもりだったのに、みんなはぇな!」


「みんな揃ったし入ろっかー」

伊勢さんの号令とともにゾロゾロと店に入った俺たち。


「とりあえずフリータイムにするね、ドリンクバーもつけるからねー」

と伊勢さんが代表して受付も済ませてくれた。

なんか手慣れてるなぁ。


「はい!じゃあ部屋3番ね、一応広めの部屋取ったからねー」

パーティールームってやつか、本当慣れてるなー。


「ほら!直樹行こっ!」

と手を引っ張ってくる明里さん。

「ちょ、飲み物!飲み物準備してから行こうよ!」

「あ、そうだったね!ごめんごめん!じゃあこっちだね」

と言ってドリンクバーへと向かった。


飲み物を準備して、部屋へと入ると俺が想像していたより広い部屋だった。

部屋の真ん中に大きめのテーブルが2つあって、そのテーブルを囲むようにソファが置かれていた。

なにやらスタンドマイクが置かれている1人用のステージも設置されている。

「へぇ…パーティールームってこんな感じなんだ。」

「私も何回かしか入ったこと無いけど、広いよね!6人じゃかなりスペース余るね!」

確かに、これだけ広いと6人じゃスカスカになるよな。

「どこ座る?」

まだ俺と明里さんしか部屋に来てないから座る所に困る。


「んーじゃあここにしよっかな!」と言って部屋の右奥に座った明里さん。ポンポンと自分の隣を叩いて

「直樹はここだよ!」と横に座るように言われた俺は大人しく明里さんの隣にすわった。


「おおー!広いな!」

「疲れたら寝れるじゃん」

瑛太と涼也も部屋に入ってきた。俺たちが座っている席を見て俺の左に2人分ほど空けて座った。

そうこうしていると伊勢さんと椎名さんが入ってきて、明里さんの隣に座った。


男子が部屋の左側、女子が部屋の右側って感じに分かれた。



「よーし、じゃあみなさんテストお疲れ様でしたー今日はパーっといきましょーかんぱーい!」


と伊勢さんの掛け声と共に打ち上げがスタートしてたのだった。




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