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おもいだす

もう何でもいいや++++++++++++++++++++++++++++++++


このこのうんこ掲示板を見て俺は・・・・俺は。





「思い出したあっーーーー!!」





俺はその記憶を少しづつ紐解き反芻していく。







前世、俺は典型的な引きこもりだった。


もう18年も自室に引きこもっていた。

その日も自室でネトゲをしていた。

「ぐひっ、コノヤロー」

「バカじゃねーの」などの独り言を叫びながらPCの前。

昼間でもカーテンを引いた暗い部屋の中、モニターの明かりが俺の顔を照らす。


すると突然「ゴシャァーン」とでも言うべき大音量が背後に迫る。

反射的に俺は振り向くとそこにはトラックの運ちゃんの驚愕の表情、目は少女漫画の様に大きく見開き、口は「ぽぅ!」とでも叫んでいるかの ” O " の形でハンドルを握っている運ちゃんストップモーション。


もうそれは「ぶればびゃっ」とか「安部氏」とかね叫んじゃいましたよ。




変な声が出た瞬間記憶が飛んじゃって。





次に意識が戻ったのが白い宮殿の中、それはそれは真っ白な宮殿の中。

そして正面には椅子に座った一人の人物。


「この人の座っている椅子背もたれの高さ高すぎw」

「上見えないじゃんwwww」


すると椅子の人物が。




「おい、お前」

「何か望みはないか」






「そんな急に・・・何言ってんだか。」

「私は何故あんたにそんなこと尋ねられなければならんのだよ フヒヒ」と俺。


その人物はとにかく白かった。

ふさふさしているひげが白い。

髪の毛も白い。

体全体が光って白い。


「あ、なんか分かったかも。」

「あんた神様でしょ。」


「俺は不慮の事故かなんかで天寿を全うできずここにいるとかそんな感じなんでしょ」


すすとそのひげもじゃ親父が。


「はははっ、中々察しが良いな。」



「では、単刀直入に言おう、異世界へ転生か同じ世界で輪廻か選べ。」


「転生の場合の特典は?輪廻の場合の特典は?」




「特典とやらを付けてやってもよいぞ、なにせイレギュラーであったからな。」


「どの様な特典が欲しいのじゃ、申してみよ」

そこで俺はこう返す。


「いやいや、神様 何の知識もない私が今すぐ結論を出せるわけないじゃないですか。」


「なるほど言いたいことは判るぞ。」


「神様、どうせなら俺 異世界転生がしたいです。」

「そして魔法やスキルでチート、楽して楽しい生活、これ望みです、ディフュッ。」


「うむ、ではどのようなスキルが欲しいのじゃ、申してみよ。」

また願い事を聞き出そうとする神様。


しかし俺は、こう切り返す。

「いやいや神様、何の知識もない私にここで決めよとかおかしくないですか。」


「うむ、どういう意味じゃ?」



「スキルは転生して周りの状況を把握して適切なスキルを考えてから決めさせてください。」


「なるほどのう、ではそうするがよい 転・。」


「いや!!!!ちょっと待ってください。」

「前世の記憶とスキル付与の記憶は持ち越せるんですよね。」


「なぜじゃ。」


「でないとどのようなスキルが転生先で有効か分からないじゃないですか。」


「同じく前世の記憶がないとスキルの有効性とか生かせないじゃないですか。」


「よし、承知したぞ、その望みかなえようではないか。」




「転生ーーーーーーーーーーーーーーーーー」



つづく

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