表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/40

じごくのしんぐ

ゴブリンとの戦いの後俺は街道を王都に向かい進んだ。

朝を6回迎えた時ついに最初の峠道へと到着した。

この六日間で七度の魔物からの襲撃に会い、その内2度はキャラバン防衛に参加した。

俺もそろそろ冒険者として戦いなれてきたような気がする。


さて、この峠の麓には野営地が広がっておりキャラバン隊が何組も固まって野営できる場所になっている。

もちろんそんな場所だから高い所から警戒できる見張り塔みたいな場所もある、塔とは言ってもそれは大きな岩の塊であり燃えたり崩したりすることはできない。

じゃなきゃ盗賊にあっという間に壊されている。


ここで固まって野営するのは盗賊対策でもある、盗賊にとっても旨みはあるがキャラバン隊にとってもそうだ、数の力はやはり強力だ。

そんな感じなので盗賊は山道で襲撃するのだ、つづら折りの道がいい強襲ポイントだ、何故かと言うと馬車を山道から落としても下が道だから戦利品をあさるのに都合がいい、これが崖なんかなら馬車を落とせば最悪回収できなくなる。

そして馬車は道なりに進まねばならないが盗賊はショートカットでキャラバン隊を襲撃できる、一度逃がしても下の道へショートカットすればまた襲撃可能だ。


つまりキャラバン隊はつづら折りの道では警戒レベル最大で進まねばならない。

戦略的にも常に上から強襲できるつづら折りの道は盗賊にとても有利なのだ。


この物騒な話をキャラバン隊が複数野営している野営地で聞いて回って得たのだった。

まあこんな話はキャラバン隊にとっては常識であり隠ぺいすべき情報ではなかった訳でもある。


つまりキャラバン隊にとって峠は襲撃を警戒しつう速やかに通り抜けなければならない道である訳だ。

登りではハアハア言いつつ周囲を警戒しなければならないし下りでは襲われないよう速やかに駆け抜ける必要がある。

それに対して盗賊は獲物が来るのをじっと待っていればいいのだ、キャラバン隊にとって不利な条件が揃っている。

なかなかのハードモードだな、しかしこれは店を開くには良い条件だと思う、何にせよ峠越えは体力を消耗するからな。

峠はあともう一つあるそうだからどちらに店を構えるかは両方見てからが良いだろう。


*********************************


俺は野営地から外れ誰見ていないか確認してからダンジョンに戻った。

そこには毎日の従業員(仮)からのメールが届いていた。


メールにはアウバイト君が連れてきた仲間と店を開きたいと言ってきたと書いてある。

どうやら店頭販売にもチャレンジしたいようだ。

店頭販売ではパンとカレーでやっていきたいみたいだ、いいんじゃないかな任せた。

向こうの商売も順調そうで何よりだ。

もちろんこっちの状況も逐一知らせてある。


明日はいよいよ峠を越えてみようと思う、おやすみなさい。

まあ俺一人なんだけどな、俺はブヨブヨしたうんこベットに身を任せるのだった。

あーそうそう一度は失敗したうんこベットだけど何度も試行錯誤してついに完成させたのだ、もう上で飛び跳ねても大丈夫な強度のうんこベットとなっている。

次は掛け布団が欲しいなあ・・・・・・・


うんこ掛け布団、いやいやいや俺だって超えてはならない一線というものが心の中にあるのだ。

掛け布団は絶対ない、なんて寝ながら考えていると何故か嫌なのに掛け布団のアイデアが沸々と湧いてくる。

掛け布団なんだから重たいのは論外だ、するとうんこは無い、いやそうだろうか内部に気泡を多数含ませて固めれば軽くなるぞ。

固めると言ってもカチカチに固いと布団として成立しない。しかしそこはうんこベットのノウハウがあるから柔らかいけどべっとりしないうんこは可能だ。

つまりうんこ掛け布団は製作可能だ!・・・・・・・あー考えなければよかった。


突然の便意と共に便意より強い後悔が湧き上がるのだが便意は止まらない。


素早くズボンを下す「べりぷちぷちぶひょ」気泡を多数含んだ絶妙な硬さのうんこが*聖堂の肛門*からひり出される。

それは長方形に延ばされ掛け布団の形になっていく、凄く後悔している。

仕方ない俺も男だ、神から授けられたこのスキル潔く受け入れようじゃないか。

掛け布団の匂いを思わず嗅いでしまう「ううっ」微妙なうんこ臭さが癖になる。

「・・・・使うか」俺はうんこベットでうんこ掛布団をかぶり眠りにつくのだった。

この時枕が欲しいと考えてしまいそうになるのを振り払うのに猛烈に苦労した。



つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ