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おかいあげ

書き溜めしていた分は無くなりました。

誰も見てないだろうけどここからはぼちぼちとマイペースで進めたいと思います。

冒険者と盗賊と貧民の俺達は服屋に来た。

もちろんパクリーの一言で閃いた俺が無策という訳じゃない。


これから揃えるのは言わば商人としての戦闘服だ、尚且つ金が無い俺たちは最小限の投資で最大の効果を出さねばならない。


「いらっしゃい」と服屋の店員が声をかけてくる。


「全員の服を買いたい、中古で安いく揃えたい」

「ただひとつ注文がある、色は皆同じ色の服でお願いしたい」


「同じ色ですか」


「ああダメならよそに行くが」


「白っぽい服なら揃えられると思いますよ」


「よし、見繕ってくれ それからここにエプロンは無いか?」


「エプロン? 何ですかそれ」


「服が汚れないようにする布当てでな・・・」俺は店員にエプロンの説明をする。


「なるほど、それはいいアイデアですね」そう言うと店員はなんだか考え込む。


「なので汚れが目立たたない濃い色がいいな、そうだ黄土色の生地は無いか」


「黄土色なんて無理ですよここいらで一般的で濃い色の染め物と言えば紺色になります」


「ああ紺色いいじゃないか」

どうやら黄土色は高級染料らしくここいらではなかなか使うことが出来ないらしい。

さて、ここから服屋と交渉しないとな。

まず現在の残金が300枚、そのうち風呂代銅貨3枚5人分なんで銅貨15枚だ。

使える金は銅貨285枚になる。

「おい、服屋銅貨200枚で人数分の服を揃えられるか」


「冗談言っちゃいけません200枚なら精々二人分になります」


「エプロンと合わせて200枚でどうだ」


「230枚」ならお売りしましょう。


「金が用意で来たらあと3人分買いに来るから200枚でなんとかしてくれ、おまけでうちらの商品5人前付けるからさあ」


「しょうがない、なら210枚でどうでしょう」


「210枚、よし買った!今から公衆浴場に行ってくるからそのうちにエプロン二人分出来るか?」


「そんなに難しいもんじゃないから大丈夫だと思います」


「ムラビーとイー服を合わせてくれ、服屋こいつらに白い服を見繕ってくれ」

こうして服屋に銅貨210枚を支払い公衆浴場へと向かう。


公衆浴場へと向かう途中でムラビーが「店長(仮)なんでもっとしつこく値切らなかったんですか」


「ムラビーお前カレーを売るときしつこく値切られたらどう思う?」


「うーんめんどくさい奴だなと思います」


「そうだなめんどくさい奴だな、それからこう思わないか、買うもん買ったらとっとどっか行けってな」


「あー確かに」


「そーだろ、すると次顔見たらもっと吹っ掛けてやろうとか、もうこいつには売らんとかそんなこと考えないか」

「な、相手にそこそこ儲けが出て気持ち良く商売ができるようにすれば今度来た時に相手は、この前買ってくれたら今度は少し安くしてやろうとか、おまけで何かつけてやろうとか思うかもしれないだろ」


「なるほど」


「ましてやあと3着はエプロン付きで買うんだからな、気持ち良く取引した方がいいんだよ」

なんて話していると公衆浴場へ着いた。

俺は番台に座るババアに5人分の料金を払い中に入る。


「お前ら小汚い恰好とおさらばだ、まだ二人分しか新しい服は無いがカレーが売れ次第服とエプロン揃えていくからな」


「「「「おー」」」」


しかし風呂に入った後この小汚い服をもう一度着るのは嫌だな・・・ん?

番台の横の張り紙を読むと「洗濯します1着銅貨3枚」と書いてあるぞ。


「ばあさんこの洗濯とはどんなもんなんだ」

ばあさんの説明によると魔法で衣服をきれいにしてくれるらしい。

銅貨3枚だと上下で6枚はきついな3人分選択すると残金は後銅貨57枚だし、どの道今日売れなかったら野宿確定だ。


「ばあさん3人分上下洗濯頼む!」番台に銅貨18枚をバーンと叩きつける訳じゃなく置く。

気分的には叩きつけたい所だけどね。


つづく




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