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006 雲行きが怪しくなった5月

 今年の5月23日に小説の執筆に本格的に行き詰まり、手持無沙汰から6月2日に気晴らしを兼ねて本エッセイに着手しました。広げた風呂敷を持てあまし、どう畳もうか頭を悩ませています。

 今は止まっている所を避けて、それ以外の話数を書き進めています。最後には向き合わなければならない問題ではありますが。例の架橋理論も、新しいアイデアなしには対岸の話すら書けないのです。今はただ、粛々と他の部分の作業を進めています。

 来月分の本エッセイで、その場所を突破できたとご報告出来ればと思っているのですが、さて。


 どうしてでしょうか。机に向かったら自動書記のごとく湧き出た文章が、このところとんと顔を出さなくなりました。机にかじりついて三時間、ようやく筆が乗ってきたと思ったらタイムアップ、そろそろ寝なくては翌日に差し支えます。また明日、いちから仕切り直しです。

 これはある程度仕方のない部分と分かってはいます。いよいよまとめに入ったのでしょう。遠足の目的地を出て家に帰る途中くらいでしょうか。家に無事に辿り着けなければ遠足から帰ったとは言えません。どうにか怪我などすることなく家に着きたいものです。




 10万字を越えるまでは主人公の受難が延々続きますので、そこまで読み進めてもらえるかがひとつの大きなハードルになりそうです。それまででもいくつかカタルシスを感じる山場は設けたつもりですが、それを他の方が読んで盛り上がったと受け取ってもらえるかは正直微妙かと……。

 どうやったら毎回の投稿に盛り上がりなんて作れますやら。

 盛り上がり以前に、冒頭以降も主人公の受難は続くのですが……。全話を俯瞰しますと、中休み的な2話分を除いていつも何らか苦労しています……。受難好きにしか読んでもらえないかもしれません。しかし今さら引き返せないところまで来ています。すでにこの流れでもう40万字手前ですもの。




 今のご時世です。私も他聞に漏れず生活や仕事に支障を来しておりまして。それ以前も、日本が現在のような状態になる前から、私の周囲の環境は狂い始めていました。そしてすぐにこの国は世界で一番感染者の多い国になりました。この頃の買い出しはある意味命がけ、すごく緊張して行き来していたのを覚えています。少しでも咳ばらいをしようものなら、アジア人なので凄い目で見られました。


 そんな中で大好きな趣味に打ち込もうとしても、以前のようには没入できずに。気づけばしばらく趣味そのものに触れてもいないなあ、なんて事態に陥りました。

 そんな時でも休日は来ます。何もしたくない無気力な時でも、この新しい趣味である小説の執筆だけは不思議と続けられました。受け身な消費するだけの既存の趣味に比べ、執筆は自発的なところが私を捉えたのだと思います。この寝ても覚めてもストレスと無縁になれない今も、楽しく執筆できています。


 今年は本当に忍耐の年になりました。例えるなら、ずっと曇り空だったかのような。そしてそのまま年を越えます。しかし、いつかはきっと晴れると、そう考えて日々を普通に過ごし筆を握り続けます。




 2020年5月終了時点のデータを示します。

 完成話数         11→17話

 総話数             24話

 増加文字数       67,423文字

 延べ文字数      393,181文字

 延べ日数           166日

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