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勇者の復讐  作者: ユウテイ
11/13

勇者の復讐 11話

色々説明入れてたらぐだぐだに

エルフリートとエルザルは二手に分かれてエルフの奴隷を解放していた。


奴隷商人の用心棒が襲ってくるが一刀で片付けながら、エルザルは進む。


「死ねや!この糞エルフどもがー!!」


ザシュ!!スパーン!!

用心棒の首が飛ぶ!!


奴隷商人が命乞いをするが容赦なく斬り殺す。


「ゆる…ぐぱぁ」


宰相の陽動のお陰で衛兵たちが来ることはない。

精強な衛兵はマルスによって打ち砕かれている。

もしいたとしても雑兵 相手になるわけがない。


エルフ解放作戦は順調に進んでいた。

問題があるとしたら時間だけだ。


一方娼館に向かったエルフリートは、無闇な殺生は好まなかった。

襲ってくる敵を麻痺などで動けなくしてから、部屋にいるエルフを解放していく。


中には実験により半分魔物と化したエルフ、虫の息のエルフもいた。

苦渋の思いでその者達には介錯をしていった。


そうして1時間足らずで、ほぼすべてのエルフが解放され

西の門の前にある広場に集められた。数は150人程度


暫くしてエルマが馬車を調達してきた。


「おまたせ~ 集められたのは5台ね~」

「よし、動けないものは馬車に載せろ!動けるものは徒歩でいくぞ!!」


エルザルを殿として解放されたエルフが西門を抜けていく。


全てが順調と思われたその時、30名ほどの追手がこちらに向かってくる。


エルザルが

「先に行け!!ここは俺が食い止める!!」


「まてぃ!!逃がすと思うか!!」


「ふん 貴様らども、ここから先には一歩たりとも通さんよ。」


エルザルが召喚術を唱える。


「いでよ!ダークシャドウ!」


召喚された魔法陣は10個 中から黒い狼が湧いて出てきた。


「蹂躙せよ!一人たりとも生かして帰すな!!」


突如沸いた狼に追手らは対応できない。


「魔法が効かない!!ぎゃぁぁぁ」

「たかが10匹 斬り殺せー‥‥ぐぶぅ」


一方的に蹂躙され、なすすべもなく追手らは全滅した。


そうして無事にエルフは王国を脱出したのであった。




その頃王国では、王が宰相を探していた。


王は無能であった。自分の意見を持たずほぼあらゆることを宰相に任せてきた。

今回の大惨事にどう対応していいのか分からず意見を求める為に


「王よ、宰相が見当たりません。東地区にいったとは思われますが」


「早急に見つけ出せ!!緊急事態じゃ!!」


「はっ!ただちに!」


5日探したが見当たらなかった。


王は玉座でうなだれる。これからどうしたらいいのか?

なにも考えられない。


そんな時に元勇者PTの3人がマルスを説得に行きたいと願い出てきた。


そこまで言うならと許可を出した。ただし兵も200名つけて

後から考えるとこれは間違った選択だったと思う。


死が確定してるのなら離れ離れではなく親子一緒でという思いと共に



一方エルフ王宮では 帰還した四天王とマルスや王を含めて

今後の話し合いをしていた。


王国にいたエルフの奴隷は全員無事にこの地に入っている。


あとは王国をつぶすだけだ。そこで王は皆を呼び集めある召喚術を

行う事にした。


ウラヌスを媒介として呼び出す秘術 ≪エルドラ召喚≫


エルドラの炎を浴びた土地は約100年草も木も生えないと噂されていた。

呼び出す魔法陣も出来上がり後は魔力を送り込むだけ


そんな時に衛兵から報告が上がった。


「門の方に3名の女性がマルス様にお目通り願いたいと来ております。」

「元勇者PTの3名だそうです。」

「どうしますか?」


マルスが答える。

「今更何の用なのかは知らぬが、せっかく来てくれたのだ、会おう。」

「追い返すわけにもいかぬしな、くくく」


「ただ後ろ300メートルほど後ろに小隊が隠れております。その数200」


「200か、問題ないだろう。」


「俺が一人で行く!召喚の方は任せた。」


マルスは3人に会いに向かった。


ラストはスパッと終わらせます。ちょっと端折りすぎな気もしますがご容赦を


応援有難うございます。もう少しお付き合いくださいませ。

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― 新着の感想 ―
[一言] こういう展開にするなら勇者の洗脳要素は要らなかったかな。 普通に地位と生活に心変わりしたのならいいのですが、これだと諸悪の根元が後始末もせずにあっさり消えて、残ったなにも知らない加害者家族に…
[一言] >「ただ後ろ300メートルほど後ろに小隊が隠れております。その数200」 エルフの支配域深部まで来るのに必要な護衛かと思ったら、伏せておくという事はまだ「殺る気」があるという事なんかなー?…
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