第四話~調理スキルを作ろう~
今回は時間がなくてこれぐらいしか書けませんでした。
お許しを。
(なぁ、料理スキルみたいなのはないのか?)
⦅ありません。代わりに創造魔法を使用して“自動料理”を作成しますか?⦆
(じゃあよろしく頼んだ!)
⦅承諾しました。⦆
⦅創造魔法により自動料理の作製に成功しました。⦆
⦅続けて自動料理を使用しますか?⦆
(もちろん!)
⦅承諾しました。自動料理を発動します。⦆
どうやらナビが作った魔法は有能なようだ。
光に包まれてものの数秒でただの肉の塊が生姜焼きみたいになっている。
ショウガはないのに生姜焼きみたいなにおいが…………
⦅創造魔法でショウガを創造しました。⦆
(創造魔法ってそんなチートな代物だったの?!)
⦅魔法創造であれば魔法しか作れませんが創造魔法であればMEを引き換えに万物の創造を可能とします。⦆
(じゃあ米も作れる?!)
⦅可能ですが―――――⦆
よっしゃ!こっちでも米は食べれるのか!
「創造魔法、米!」
お、お、お、めっちゃお米が!!!
これはとりあえず収納魔法にしまおう!
「収納魔法!」
よし。全部しまったぞ!
⦅話の続きを最後までちゃんと聞きましょうよ…………⦆
(えへへ、)
「う……っ、気持ち悪いな…………」
⦅だから言ったのです。⦆
(聞いて……ないよ…………)
⦅自業自得です。これで済んでよかったと思ってください。簡単に例えるならばガス欠寸前の車、といったところでしょうか。⦆
(聞いてねえよ………)
(知りません。)
(………謝るからこの状態どうにかしてくれよ……)
(MEの回復法を教えましょう。)
―――――MEの回復方法は大きく3つらしい。
・食事をする
・睡眠をとる
・MEを譲渡してもらう
これ以外にもあるというがこの3つが手軽で主流らしい。
とりあえず今は食事をすればいいという。
というわけで、
「いただきます!」
おいしいな、米もおいしいし。
「ブロードとメルも食べなよ!」
「では主よ、いただきます。」
「プルルン!(いただきます!)」
みんなで食べるとおいしいは基本だったな。
今までは一人でだったからな。
「主の作った料理はとてもおいしいのですね。」
「どっちかっていうと魔法だがな。」
「そんな魔法など聞いたことありませんが………」
「まぁな。だが別に気にする必要もまたないだろう?」
「そうですね。」
⦅創造魔法の持ち主はめったにいないが故に問題が起こったりします。こういう会話からばれてしまうこともあるので気を付けてください。⦆
(わかったよ。)
とまぁ大変なことにもなりかけるらしいね。
気を付けようか。