~『ミッドナイト・ロストサマー』能力解説辞典Ⅲ ‐女神の生ける花々‐~
『ミッドナイト』主要登場人物能力解説辞典ラストです。
乙女、姫、ナズナ、リンドウたち、
女神に愛された華麗なる花々たちの秘められし能力とは。
‐Case.1“女神と魔神の混ざりもの”‐
保持者名:雷早乙女
本名:入間摩耶
真名:ヴァージニア・ブラッドリー
ランク:勝利の守護者<ヴィクトリー・ガーディアン>
注釈:勝利と幸福の女神・フェリティシアと、
轟雷の魔神・クリストフを
祖父母に持つ、ハーフクオーター。
戦闘スタイルは、超・パワー型。
鋼鉄を素手で破り、
ダイアモンドですら、
片手で粉砕する、怪力の持ち主。
<スキル>
・憤怒の神雷<ジャッジメント>
天地を穿つ、凶悪な雷を落とす。
・<マイ・グラヴィティ+>
重力を加算し、対象を一瞬で押しつぶし、
原型すらわからなくさせる、オーバーキル。
・<マイ・グラヴィティ->
対象物の重力を引き算し、宙に浮かせたり、
自分にかければ、まるで大道芸のように、
自由自在に、宙を舞うことを可能とする、古の戦闘術。
‐Case.2 “女神と鬼の混ざりもの”‐
保持者名:鮫島有姫
本名:有月。
天王家の正式な跡取りゆえ、名字はない。
クラス:“剣の番犬<ビースト・エッジ>”
もしくは、聖剣の番犬<セイント・ハウンド>
注釈:平安時代、鬼の子を孕んだ鬼姫、
有月姫の生まれ変わりにして、日本国の王族、
天王家直系の、
最後の姫<ラスト・プリンセス>。
悪鬼を斬った神刀・禍津神ノ懺
を操る、現代の女陰陽師。
<スキル>
・高速治癒
強靭な鬼の肉体と、
高潔な女神の血が混じり合い、
相互に、干渉することにより、
瞬時に、己の傷を修復する。
・活性化<ブースト>
霊力の源である、龍脈を開くことにより、
あらゆる身体機能を、瞬時に活性化させ、
体力、パワー、敏捷性などを、
著しく、上昇させる。
・使役、調伏
退魔の陰陽術によって、
悪霊や、神霊などを倒し、従わせる。
女暴走族、ヴァルハラレディースのメンバーはみな、
それによって仲間となった、名だたる精霊や神獣、神霊である。
・結界
女神アマテラスの遺伝子を含む、血液を地面に垂らし、
あらゆるものの干渉を防ぐ、閉鎖結界を作り出す。
・世界転移
距離に関わらず、異なる場所と場所の門<ゲート>を開き、
瞬時に転移できる。テレポートに近い。
結界同じく、自らの血液を必要とする。
<アイテム>
神刀・霊刀
<禍津神の懺>
悪鬼自ら差し出した、退魔の剣。
触れるだけで、霊や魔を消滅させることができる。
‐Case.3 “獣神と契りし者”‐
保持者:鈴原奈津菜
注釈:平安時代は、憑き物すじの神社の娘であり、
守り神である、九尾の狐と契った、姫巫女だった。
<スキル>
・巫女のお仕事<シュライン・ワーク>
霊がみえ、使い魔のオサキやイズナを操る。
・身代わり<サクリファイス>
鵺による、発作をおさえたり、
その呪いの一部を、引き受けることができる。
・魂鎮めの舞<レクイエム>
荒ぶる霊を慰める、姫巫女の美しい舞で、
その澱みを浄化させ、昇天させる。
霊力消費が高く、使えば使うほど、ダイレクトに体力を削る。
‐Case.4“女神の眷属<ナイト>”‐
保持者名:古城凛灯=リンドウ・エデン
・蓮華<レンゲ>
受けた攻撃を一回だけなかったことにする、
消去<アボイド>属性のスキル。
積んだ徳(善行によって積み立てられるポイント)を大量に消費する。
・愛撫<カレセ>
女神・花蓮に授けられた、治癒聖術。
対象の体内の自然治癒力<ターンオーバー>を急激に加速させる。
触れるだけの愛らしいキスで済むが、より効果を高めるなら、
より深いキスが望ましく、その場合、下記の<リンネ>に変化する。
・輪廻<リンネ>
女神・花蓮に授けられた、治癒・蘇生聖術。
<カレセ>の上位系であり、舌まで入れるディープキスが条件。
体内の自然治癒力<ターンオーバー>を何億倍にも加速させる。
また、体内の龍脈が閉じておらず、魂<アニマ>も死んでいない、
死にたての生物を、蘇生させる奇跡も起こすが、
莫大な徳を消費するため、連続使用は不可能。
<武器>
・神器、“嘆きの口づけ<クロエ>”
薔薇色の純金でできたサーベル。
普段は体内に収納されており、貫いた者の悪徳を破壊することで、
心を入れ替えさせる、懺悔の聖母<ミサ・マリア>
相手が悪霊・魔物なら、蘇生も治癒も不可能な傷を負わせ、
最後には死滅<フィナーレ>させる。
このスペル(フィナーレ)を詠唱することが、
完全死滅<ディアボロス>の発動条件。
・神器、“絶望の恋人<シャルロッテ>”
薔薇色の純銀でできた、レイピア。
普段は体内に収納されており、
貫いたものの罪を瞬時に審判し、無罪なら無傷、
有罪なら死をもたらす、断罪の剣<カタストロフィ>。




