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えっ⁉︎おまっ…お?幼馴染がまさかの人でした

作者: 猫の集会
掲載日:2026/04/16

 オレには幼馴染がいる。

 

 いつも元気いっぱいな男の子優樹(ゆうき)

 

 幼い頃から優樹は、やんちゃでいたずら好きだ。

 

 基本オレと優樹は、サッカーをして遊ぶ。

 

「なあ、じょうサッカーしようぜ」

「おー」

 

 優樹は、幼い頃から背が高く背の順は、いちばん後ろ。

 

 女子からよく、壁ドンしてみて〜とせがまれては、キャーキャー騒がれている。

 

 すごいなぁ。

 優樹は、いつもモテモテでスポーツもできて、ほんとオレの憧れの人って感じだった。

 

 そしてオレたちは、中学生になった。

 

「なぁ、ヲレの学ラン姿どう?」

 優樹が学ランを試着した。

 

「めっちゃ似合ってる」

「よかった〜。城も似合ってるじゃん」

「ありがと」

 

 てな感じで、お互い褒めあいした。

 

 

 そんな幼馴染優樹は、部活には入らなくて、フットサルを習っていた。

 

 一緒にサッカー部に入るもんだとばっかり思っていたから、めっちゃ残念だった。

 

 やっぱり部活が一緒じゃないと、それなりに少し疎遠になりつつあった。

 

 人数が多い学校だったし、クラスも離れたりして、あっという間に一年、二年と時が過ぎ去る。

 

 

 久しぶりに会う優樹。

 

「なんか久しぶりだな」

「おう。てか、城…背伸びすぎじゃね⁉︎」

 

 …

 

 おぉ‼︎

 

 オレは、いつのまにか優樹の身長を抜かしていた。

 

「えっ⁉︎優樹…縮んだ?」

「んなわけねーだろ。城が伸びすぎなんだって」

 

 なんか…優樹がかわいいとすら思えてきたぞ?

 

 …

 

「…あーね。で、優樹は高校どこに進学するの?」

「ヲレは、もちろん城と同じとこ目指してる!」

「マジか!じゃあ、一緒に頑張ろうな」

「な」

 

 

 そして春

 

 

 オレたちは、同じ高校へと進学する。

 

 四月一日

 

 朝から優樹がコートを羽織ってやってきた。

 

 

「え、どうした?」

「制服ができたからお披露目〜。びっくりしたら、城の負けな!なんでも一つ言う事聞いて?」

「あー、うん。いいよ」

 

 ポツポツとゆっくりボタンをあける優樹に、オレは目を奪われた。

 

 ⁉︎

 

 ええええええええっ⁉︎

 

「じゃーん‼︎どう⁉︎」

 

 …

 

 あぁ、そういうことか。

 

「なんだ、最初びっくりしたけどわかっちゃったもんねー。それ優樹の姉貴さんの制服だろ?今日って四月一日だもんな。でも、めっちゃかわいいって一瞬思ったわ。」

「ほんとに?」

 

 …

 

「えっ…う、うん」

 

 あぶねー…一瞬優樹が女の子に見えちまったぜ…。

 

 てか、たまに…昔から可愛く見えるっていうか…

 

 抱きしめたくなるような感覚に陥るっていうか…好き…って…いや‼︎

 

 いやいや‼︎

 

 封印‼︎

 

 封印‼︎

 

 落ち着け‼︎

 オレ‼︎

 

 

 

「なぁ城、今からゲームしようぜ」

「いいけど…その格好のまま?」

「いや?キモい?」

 

 …

 

「ううん…てか、寒くねーの?スカート」

「あー、スースーする。やっぱり学ランのほうがヲレにはあってる。」

「じゃあ、オレのスウェットに着替える?」

「いや、大丈夫」

「そっか」

 

 …

 

 な、なんか…なんかオレ…今…

 

 優樹のあし…美脚とか思ってしまった…

 

 男に美脚だなって見惚れるとか…オレ…キモすぎだろ…

 

「なに?城、今日おかしくね?」

「あー…ううん。平気」

「そ?ならいいけど。ヘックション‼︎」

「やっぱり寒いんじゃんか、もうドッキリ終わったんだし、着替えろって。」

「でも、慣れないと…」

 

 ⁉︎

 

「は?なに言ってんだよ?慣れるって…なに?」

 

 …

 

「だって…ヲレ、いや…わたし…いい加減に城から女の子認識してほしいんだもん‼︎」

 

 

 ⁉︎

 

 

「はあっ⁉︎な、なに…どういうこと…⁉︎てか、なに言ってんだよ⁉︎」

「ヲレ‼︎女だし‼︎」

「はあ⁉︎だって…いっつも小学生のころ男子のとこに並んでたじゃん‼︎」

「それは、背が高くていちばん後ろに並んだ時、先生が数合わせで男子のほう並んでって言ってたから…」

「だって、ずっと半ズボンだったし、学ランだったじゃん」

「それも、着心地よかったし…スカートキライだったから…」

 

 …

 

 え…

 

 

「マジ?」

「マジ」

 

 …

 

 ずっと男だと思って接していた…よ?

 

「え…」

「えっ?まさかガチの男だと思ってたん⁉︎」

「うん…」

「バカかよ⁉︎そんなやついんのかよ⁉︎」

「だって…いまだって男口調だし…」

「あー…城は、重症だな。」

「かも…しれない。でも、女の子って言われたら…たしかに肌キレイだし、あしも…てかムッムッ…おむ…ね…がっ‼︎えっ⁉︎」

「どこみてんだよ‼︎変態‼︎」

「あっ‼︎ご、ごめんなさい‼︎」

「ふぁあはは、まぁいいよ。これから女の子女の子して、ドキドキキュンキュンさせてやるから覚悟しな‼︎」

「おう、受けてたつぜ‼︎」

 

 あんまり生意気なことをいうから、壁ドンしてやったら…

 

 …

 

 いがいと近くて恥ずかしくなった。

 

「てか…優樹化粧…してる?」

「うん」

「くちびるが艶々だな」

「だろ?あっ、でしょ?奪いたい?」

「それは、どうかな。てか、したいんだ?優樹がキス待ちなんだろ?」

「ちげーし。あ、いやでも…そ、そんなこと…まさか…あ♡る♡よ♡って言ったらどうす…」

 

 チュ〜♡

 

「ごめん…あんまり可愛すぎて、我慢できませんでした」

「えっ、じゃあ、女の子認定合格?」

「うん。大合格すぎだろ‼︎」

「やったあ♡」

「かわいいな、優樹」

「んもう♡これからどんどん進化するからね♡」

「それは…ヤバい。てか、今までの男口調から進化しすぎだろ」

「だって、好きがいい加減爆発したから…」

「そっか。爆発してくれてありがとう。オレも爆発したかも…今までの感情が。オレは今最高だ」

「わたしも最高だよ♡」

 

 

 キューン♡

 

 男だと思っていた幼馴染が、まさかこんなにかわいい幼馴染に進化するなんて…

 

 

 最高すぎんだろーー‼︎

 

 

 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

 

 おしまい♡

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