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プロローグ 俺、トラックじゃなくて○○ッ○で死にました

これは言って仕舞えばよくあるチート能力なぞがろくに貰えもしない、体力だけでイキっているだけの頭の弱い主人公が、悪知恵と運と仲間からの助けを借りてなんだかんだで成長していくお話です

温かい目で見てあげてください

長く楽しい冒険にしてあげたいと思うので頑張ります

作者のわたし自身が学力がドベもドベなので...

俺はとんでもなく不幸な青年だ。だがこの時は違う

俺が誰かって?あとで語ってやるから待ってくれ

そんなことよりも聞いてくれよ

俺の前からトラックが猛スピードで突っ込んでくるじゃないのよ。

いや結局不幸やんとはツッコまないでくれ、ああ、普通ならここで大泣きだろうな、そしてそのまま引かれて死ぬんだ

ふふふ、まぁいいさ このまま俺は笑顔のままで余裕を見せるぜ、なぜかって?



「俺は!そんな安易な展開で!死んだりなぞしないからだぁぁぁぁぁぁあ!!!」


錐揉み回転ジャンプだ

クルクル飛んで回転して避ける俺

そこを気の優しそうな爺さんが一言

「なんちゅう若造じゃ...あんな異様な暴走トラックを横に避けるとは...」

そう、俺はトラックに轢かれて死ぬなんてテンプレ的かつ運ちゃんに迷惑しかかけず未来を奪い去るような間抜けな行いはしない

野菜、じゃなかった 野生の感というやつだ


まぁ、あのスピードならば多分事故を起こすかもしんないけど大丈夫だろう、うん。


(キャージコヨー)


何か聞こえたがありゃ無視だ


しかしさすが俺!避け切れるのはなぜかって?

なぜなら、この俺は天才だからだ!と言っても、勉学的な天才ではないぜ 身体能力的な天才だ


そうして俺は横に着地した

周りの人々が困惑している隙に俺の自己紹介といこうじゃないのよ


俺の名は天上阿形(てんしょうあがた)


へんな名前だって?言わないでくれよ 

俺は高校2年生の17歳で誕生日は9月25日だ

好きな食べ物はからあげ 趣味は釣り

得意な科目は体育

だが計算もろくにできないし漢字なんて読めてスマホで打つなら大丈夫なのになんと手書きで書けやしないのだ、これが。

まぁ それは置いといて体力自体はバケモノじみた自信があるのさ

そしてこの語りが延々と続いてうんざりしている皆様の気持ちを理解しつつそろそろ話を進めよう


背後から俺の知人である男が現れた

名は蒼竜寺武雄(そうりゅうじたけお)

武雄が言った

「お前いきなりあんな暴走トラック、よく避け切れたなぁ、知能指数が小学生以下なだけに、体力はお猿さん並みってか?」

「ほっとけよ〜俺は知能なんか必要ないと思うし、そもそもスマホで漢字がかけるなら動画投稿サイトで俺の美しい動きを取りまくればいい話だからな、何なら!体操選手にだってなればいいさ」

「世の中舐めんじゃねえよ、そういう動画投稿サイトとかだって、確定申告とか、住所を書く際とかにお前苦労するだろ」

やべえ、それは本当だ

だがまぁ何とかなる 今はデジタル社会だもの

スマホとかパソコンさえ使えれば何とかなるって

何なら役場にでも行けば助けてくれるさ

それに!この身体能力があれば学力なんかいらないのだ!

何でもかんでも挑戦してどこぞのテレビ局の恐竜や非公式ゆるキャラ並みに暴れてやるぜ!

「ま、まぁ、タケオ そこは大丈夫だろ。それよりさぁ、そろそろこの体力を活かしてどこかのテレビからスカウトが来ると思わないか??」

「何だよアガタ、お前まさか勉強しなくても体力さえあれば何でもこなせるとでも?」

「へへーん、知ったことかよ どうせ違うとしても、俺は変わらず体力勝負でやってやるもんね、もし周りが俺を理解せず、この身体能力が活かせる世界じゃなかったとすれば残念だがな!ガッハッハ!」


...この時の発言を、俺は後々後悔した

うん、そうだよ まともに勉強していれば俺は最大の不幸に当たらなかったのだ



その頃、ビルの屋上で

(へぇ...データを渡されて探りに来たけど驚いた身体能力ね、彼はまさしく逸材ってわけね)

(まさか、本気で"あなた"は彼を転生させるつもりなのか?あんなチンパンジーのような男を)

(構わないわ、そんなことよりも大口開けて待ってなさい)

(...わかったが、彼が塩分を含まないようにだけは注意してくれ主よ、くだらないことで転生失敗はさけたい。)

(わかった じゃあ、迎えにいくわ)




「...うん、で、まぁ アガタ?このままだと両親からお前みたいな知能指数の低いヤツは卒業した後にニートになるだけだって警戒されて追い出されるんじゃないのか?ジジイでボケて写しがきができなくなったとしてもこのままでいるつもりかよ?」

...ジジイになるまでと言った辺りで、俺の顔面が埴輪もどきになったのはその時だった

そうだよ、うん 今体力自慢で勝負しても、ジジイの時に衰えて勉強してればよかったと思うかもしれないんだよな...でも嫌だなぁ、今更勉強なんかしても知能が追いつく試しがあるのか?!それくらいならば俺はもう少し体力を活かせる場所がいい...

「あ、アガタ?急に頭を抱えて悩み出したな?明確に落ち込み出してるけど...ジジイになるのが怖くなったから? おいおい謝るからさ、元気出せって〜」

そう言われつつ俺は答えた

「しょうがねえだろ...いきなり老後のことを考えさせられてこっちはもう気分が老けてるんだよ...」

「睨まない睨まない...なら一緒に勉強会でもしよう

そうすりゃお前だってまだボケ老人は回避できると思うぜ...」

「うるせーな...あーあ、勉学なんかいらない体力こそが正義。みたいな場所で生まれたかったぜ」


"あら、ならば好都合だと思うわよ"


タケオがその声を聞いて真っ先に声を出した

「ん?待てよ、今の声だれだよ?」

そう言った時だった

「どいて」

突如現れた女にタケオが蹴られた

「いてぇ!!?」

「な、なにすんだよ!?いきなり俺のダチに!?」

「あらごめんなさい、そこにいると邪魔なんだもの」

そこに現れた唐突的な金髪少女

目は青色で背丈は俺よりは短い160cmぐらいか?

スリーサイズはコンプラ兼セクハラ的で気持ち悪いので言わないが

まぁ、スタイル抜群ではあるな

うん?テンプレ?だろうね、

それはそうとその女の子が近づいてきて一言

「探したわ、貴方は...テガタであってるかしら?」

「いや誰だよ、手形みたいに言い間違えんなし!俺はアガタだよ!」

そういうと女の子は

「あらそう、関係ないわ、だって貴方の情報を頼りにここまで探りに来ただけだもの 名前なんかしらないわ」


いや失礼だなあんた聞いといてふざけんな

つーか探りに来たってなんなの

「...色々訳わかんねーけど、そう言うあんたは誰なんだよ ったく 失礼な、まさかストーカーじゃないだろうな?」

「そうだよ、アガタの言うとおり、あんた誰だよ」

「...さぁね、あなたがいる場所で名乗りたくなんかないわ、無関係のお馬鹿さん」

「はぁ?ますます理解できねえ、あんた頭大丈夫なのかy」

「...なんで"よ"の部分で言い止めた?何だよ固まりやがって...見惚れたんじゃねえだろうな...あれ?タケオさん?タケオさんもしもし?」


...固まった そうだよ タケオが唐突に固まったのだ


...あれ?タケオさん?なぜ固まっているの?

そして周りも?なんで?

あれ?


「お、おい...なんだよ、これ どうなってんだよ」

「何を困惑しているの、どうでもいいからこっちにいらっしゃい」


金髪女が何か言ってる

お前かよこれ止めたの?なにが起きてる?

し、仕方ねえけど従うしかなさそうだ

しかし一体なんなんだ?この女?ゲームのポーズ画面みたいに全部固まりやがって、


おいタケオ、お前死んでないよな?


...そう考えたその時


「あなたの身体能力を見たけど、やはりデータを頼りにここまで探りにきて正解、ましてやこの世界に置いておくには勿体無いとますます判断したわ」

そう言ってきたので俺は思わず

「はぁ?お前頭大丈夫か?この世界?どこのことさしてんだよ いいか?俺はなぁ、データを探られてお前みたいなやべー奴の言いなりになるほどバカじゃねーのよ」と答えた

すると?

「...関係ないわよ」

「へえ、なんでだよ?お嬢さん?さっさとなにかに利用したいんなら言えよ、得意の体力で逃げさせてもらうぜ」

「いいから落ち着いて、あなたを実験体にするためにきたわけじゃないんだもの...ほら」

プシュ

「ウッ...!?」

いきなり睡眠ガスかけてきた?この女睡眠ガスかけてきやがったのか?でも待てよ、あの女指から出さなかったか?今のは何なんだ?

あ、うわ こいつちくしょう

ふざけやがって、油断したぜ。

「お...俺はどこかに拉致されるのかよ?」

ふらふら朦朧としている俺を前にして女は言った

「黙って寝てなさい、今からあなたを...」



"気持ちのいい方法で死なせてあなたの理想通りにしてあげる"




...は?待てよ、おい何つった?理想通りだけならば響きはいいが...



死ぬ...?


そう言って女は俺を引きずっているが...その前には


ズルッズルっと音がする

え?待って?あれは?あれはなに?

キモいナメクジがいるが...トラックじゃなくてスラッグってか?あはははは

いやまて、あれが口開けてるんだけど

嘘だろ?やめて!?両親とお別れもしてないのにいきなりの丸呑み死刑宣告!?友達の生死も確認できずに?今いる世界が停止させられたまま?


あ、ああ なめくじやろうの口が目の前まで来てるよ

そうするとそいつはなんと

「すまんな、若者よ 我が名はエスカラッグ

そこにいる魔女、ベルダ=リゲンズの使者であり、二人してある者からの使命によりお主に死を与え我が世界に送らねばならないのだ」


なめくじがしゃべった


しかもこの女の名前まで聞けた

ベルダ?知らねえよ 伝説が始まりそうな名前しやがって しかも死を与える?我が世界?嫌な予感しかしねえぞ

だがもはやそれらはどうでも良かった、薄れゆく意識の中でその異様な光景とただ一つ今から味わう恐怖に怯えて息を詰まらせ俺はただ叫びを脳内再生した


(いやーーーーーーーーーー!!!!!変ななめくじに食い殺されるううううううううう〜〜〜〜!)








バクッ  ズルッ



あっ...なんか気持ちいい...



そう思って俺の意識は閉じた

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