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逃亡聖女は引き籠もりたい  作者: 橘可憐
第一章 1

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心配は無くなる?


念願の引き籠り生活を始められると私の心はウキウキしていた。


お気に入りのアニメDVDも購入した。


お気に入りのゲームも新作も購入した。


お気に入りの小説やコミックも購入した。


お気に入りのスナック菓子もすでに箱買いしてある。


ここが異世界だなんて関係ないね。


ここから、このエリアから出る気なんてまったく無いし。


私はそう考え早速ゲームを楽しもうと決めソファーに陣取りゴロっとした。


なのにそんな私にアウラがお願いがあると言い出した。


この魔界の森の浄化をもう少して欲しいと。



えぇ~~~面倒くさいんですけどとなぜか直球で断れず

「どうして?」と聞いてしまった。


するとアウラは「ここは私のお気に入りだったんです」って

その話は何度か聞いた気がするけれど、だからどうしたって感じ。


申し訳ないけれど今の私にはあまり関係ないかなと思っていた。


すると私と交渉でもするかのように

サラマンダーが完全復帰したら精霊結界を張るが

その時にこの森への出入りを魔物も人間も含め

私の指定した者しか出入り出来ない様に出来ると言う。


ちょっと待って、それってもしかしなくても

例えば私が追われてたとしても

その追っ手はここに入って来られない、そういう事?


例えばこの魔界の森の領土争いになったとして

その争いはこの森では出来ないって事?


そしてまぁそんな事はしないと思うけれど

何処かの国への嫌がらせの為に

この森の魔物を私の意志で外へ出す事も出来るって事?


そうなると私はもう本当に何の心配もしなくて済むんですね。

私は自分が追われているかも知れない事を思い出し

アウラの交渉に俄然興味が沸いた。


アウラの望み通りにこの魔界の森を浄化すれば

何の不安も抱えず心から引き籠りを満喫出来るのですね

それは私にとっても美味しい話ですと結論付けていた。


「やります、やらせてください」

私は思わず直立不動で返事をしていた。


「ところでその浄化する場所の指定はあるのでしょうか」

私が確認する様にそうアウラに聞くと、

出来ればこの魔界の森全土を浄化して欲しいと言うので

それはいくら何でも無理じゃないかと返事をすると

精霊達も協力すると言うのだ。


協力っていったいどんな風にするのか聞いてみると

私の魔力の威力を上げてくれるそうだ

なので私は出来るだけ広範囲に魔力を広げ『浄化』を念じれば

その場所は今まで以上に苦も無く浄化出来るはずだと言う。


私はそれを聞いて協力するしない関係なく

自分の魔力をいったいどの位の範囲まで広げられるのか

ちょっと確認してみたくなり早速試してみた。



意識を集中してひたすら広く広くと魔力を広げていく

気力と集中力が続く限りどんどんどんどん広げていく

そして集中力の限界が近づいた時に

「これが限界かも」とアウラにそう言うと

精霊達が私の魔力に魔力を重ねて来たので、

私はその広げた魔力に土地の浄化を意識して『浄化』を念じた。


しばらく念じ続けた。


そしてアウラの「もう結構です」と言うのを合図の様に

私は念じるのをやめたのだが、精霊達が驚いていた。


自分が思っていたよりもかなり広い範囲を浄化出来た様だと。


「これならそう時間も掛けずに出来るはずです

コオ殿は本当に凄いお力をお持ちです」と

アウラがやたらと力を入れて私を煽てる様に言うと

他の精霊達も口々に私を褒めそやすので

何やら引っ込みが付かなくなって

私は魔界の森全土の浄化をする事に協力する事になってしまった。



読んでくださりありがとうございます。

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