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拳マン  作者: まん、がか
松本社編
6/64

拳マン 第6話 『最大兵器』

?「前回のあんすじ~

  前回は、エシスとエンシャントが、こぶしと松本に襲いかかり、松本を奪取し

  た。じゃが、その後にこぶしが一瞬で解決した。マジで相手が悪いとしか言い

  様がないわい...そして松本社が、松本に何かの契約をしようとしている。ここからどうなるのか、第6話スタートンネル」




松本「おいおい、契約ってどういう事だよ」

社「まぁまぁ、ほんのちょっとだから」

松本「...ほんとか?」

社「ほんとほんと」

松本「..それならいいけど」

社「...それでは、こちらに」

松本「こいつ詐欺師なんじゃねぇのか?」


テクテクテクテクテクテク(契約室に着く)


社「ここだよ」

松本「へぇーここか~..本格的だな」

社「そりゃぁこの世界に転移する前は世界有数財閥だからね」

松本「え?転移?」

社「あぁ、松本君には言ってなかったか。その反応を見るに、恐らく君も私と同じ

  世界の人間のようだね」


松本「恐らくってなんだよ、恐らくって」

社「人間の見た目には見えなかったから..でもまぁ、感覚的に君は普通の人間

  そのものさ。そう感じたのさ」


松本「まぁ、人間だしな...(いつもいつも、棒人間差別されてたからなのか、

   何故か新鮮な気持ちになってしまう俺がいる..)」


社「んっ?涙目だけどどうしたの?」

松本「い、いや埃が..(なんか嬉しいなぁ..普通の事なのに)」



バタン テクテクスタッ(ドアを開けて椅子に座る)


社「さっそくで悪いけど松本君、契約書を書いてもらうよ」

松本「...うん」


社「名前、年齢、出身地、この3つを書いて最後にハンコを押してね」

松本「ヘイヘーイ。契約内容は見ていいんだよね?」

社「もちろん」

松本「出身地は書かなくても良くない?」

社「この3つは絶対条件だから、書かないと契約成立にはならないよ」

松本「そんなに言うなら..わかったよ」


カキカキカキカキカキ..ズドーーーーーーーン(爆発音)


松本「何!?この音」

社「魔物かもね、しかもこの爆発音..並大抵の魔物じゃ出せない音だね..もし

  かしたらSランク以上か?」


松本「こぶし達は大丈夫かな?」

社「エシス君達なら倒せる...それよりも契約書を書こう」

松本「...うん(こぶし大丈夫かな?...大丈夫だな)」



◇ ◇ ◇ ◇ ◇


?「一方その頃」



キン!



エンシャ「クソ!キリがないぞ!」

シャキン!

ゾンビ「おごおっ!」


バタン


エシ「フッ!..ハァ..フッ!..フッ!」

プスップスップスッ(刺す)

ゾンビ「うごおっ!」


バタン


拳「いやいや!?どういう状況だよ!」



?「一体何が起こったんだ!の皆さん..事の経緯を教えよう!実は...」


◇◇◇◇◇


こそこそこそこそこそ(小さい声で話す)


エンシャ「なぁエンジェ〜、頭の傷治してくれよ」

エン「も〜仕方ないな~..魔法!『回復魔法』!」


しゅわぁぁわぁぁ


エンシャ「ッッッ、まだ痛ぇけど少しはマシにはなったか...あんがとよ」

拳「おい、お前ら」

エン「うん?何~?」

拳「結局、松本は何をする為にここまで連れて来たんだ?」

エシ「そ、それは...」

拳「何で黙るんだ?」

エンシャ「お前には関係の無い事だ..喋んな」

拳「お前には言われたくない」


パンッ(エシスがエンシャントの頭を叩く)


エンシャ(痛っ!何すんだよ)

エシ(ちょっと!少しは学びなさよ!)

エンシャ(うるせぇ、そんなの俺の勝手だ!)



エン「ねぇねぇ〜、それ私の話?」

エシ「あぁうん!あなたの将来の話よ~、さっさ..こっちで話しましょうね~」

エン「うん!私将来、この世界を制覇するめちゃ強い魔導士になる!」


スタスタスタスタ(この場から去る)


エシ「へぇ~、凄い願いだね~..私は何になろかな〜」

拳「暇だな~...松本何やってんだろ」


ズドーン(爆発音)


ゾンビ「う~~~~」

拳「うん?」

エンシャ「魔物?」

タッタッタッタッタッ

ゾンビ「う~おおおおおお」


シュ(パンチをするが避けられる)


エンシャ「おっと、オラッ!」

シャキン ピシャァァ バタン(頸を斬る)

エンシャ「弱ッ!...強そうな奴かと思って損したぜ~」

拳「いやでも壁がぶっ壊されぞ」


?「補足、今こぶし達は一階にいて、この松本社は15階じゃ」


エンシャ「そんなの知るかよ。(でも確かにこんな雑魚が、あんな爆発音出したと

     考えたらおかしい..このゾンビ...はっ!まさか)」


タッタッタッタッタッタッタッタッ(エンシャントが走る)


拳「ちょ!?おい..まぁいいか」

スタスタスタスタ(エシスが帰ってきてくる)

エシ「お~い、エンジェは寝かしつけたよ~って何だこりゃ!」

拳「さっき侵入した魔物だよ。しかもあの壁を壊してきて」

エシ「さっきの爆発音はこいつの仕業?...測定するわね」

(スカウターを装着する)

拳「(それ戦闘力図るやつ~)」


~10秒後~


拳「どうだった?」

エシ「...Cランクだったわ。この魔物が、あの爆発音を出したとは、到底思えな

   いね」


拳「あいつはゾンビとか何とか」

エシ「まさか..あの子ったら!」


タッタッタッタッ


拳「ちょっ..走るの流行ってるんかよ..いや待ていぃ」

タッタッ

拳「お~いお前ら何やってd」


キン!


エンシャ「クソ!キリがないぞ!」

シャキン!

ゾンビ「おごおっ!」


バタン


ゾンビ「う~」


タッタッタッタッ カブッ


エンシャ「うっ!この!」


シャキン!


エシ「フッ!ハァ..フッ!フッ!」

プスップスップスッ

ゾンビ「うごおっ!」


バタンッ


拳「いや、どういう状況だよ!」



?「前置きが長くなったんじゃが、これが事の経緯じゃな。んじゃ、本編再開」


◇◇◇◇◇



拳「どういう事だよ..」

エシ「いいから早く手伝って!ハァ...流石にこの人数は対応できないし..

   ハァ ..肺がもう限k」


シュシュシュシュシュシュ...ビシャァ(一瞬で斬り刻む)


拳「ほい、これでいいか?...にしても凄い量だったな」

エシ「えぇ...」

エンシャ「うっ!?体が怠い...何だこれは...うごぉッ!」


ポタ..ポタージュ(吐血する)


エシ「エンシャント!」


タッタッタ


エンシャ「うぅゲッホゲッホ」

エシ「さっきの魔物に噛まれたんだわ...今すぐ手当てをしなければ」

エンシャ「大丈夫だ気にすんな..ただ喉が...渇いて渇いて...仕方ない..

     水を..持ってきてくれ」



エシ「水ね分かったわ...あれ?水が無い..あっ(松本にあげたんだった)」

拳「おいおい、絶望的じゃぁないか...俺にできる事はあるか?」

エシ「あなたは..水を持ってきて頂戴」

拳「そんなんでいいのか..んじゃ行ってくるわ」

エシ「水の在処は」


タッタッ(行ってしまう)


エシ「ちょっと!あぁもう!時間が無いわ..応急措置はするわね」

エンシャ「あぁあんがt」


スタスタスタ(大量のゾンビが歩いてくる)


ゾンビ「うぅ~」


エンシャ「さっきの魔物か?...しかもさっきよりも多い..ぞ」

エシ「...エンシャント..もうちょっと耐えてもらっていい?」

エンシャ「何を...するつもりdゲッホゲッホ」

エシ「秘策はあるわ」


タッタッタッタッタッタッ


ゾンビ「うぅ~~」

エシ「フッ!」


グサッ...モワァァ(ガスが広がる)


ゾンビ「うぅ!...うぅ」


バタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタン

(ゾンビ達がどんどん倒れていく)


エンシャ「エシス...何を..やったんだ」

エシ「凄いでしょ~、私が1人で開発した、最新型の毒霧で魔物にしか効かず、人間

   には一切害が無い毒霧!その名は!『簡易型毒霧吹き矢バージョン』だよ~

   ...はいこれでいいでょ」


(応急処置が完了する)


エンシャ「あぁ、あんがとさん。ゲッホゲッホ..そんな事もできるのかよ」

エシ「でもあれは1回しか使えないわ...1個しかないから..まぁわっっったし

   は?そんなのすぐに作れるもん♪天才なんで!」


スタスタスタ(誰かが歩いてくる)


ゾンビ?「うぅーーー」

エシ「まだいたのね...1体だけならやって来るね」

エンシャ「おう...早く水が..欲しい」


スタスタスタ(ゾンビが近づく)


エシ「(脳天に当てようかしたら)..フッ!」

キンッ!(弾かれる)

エシ「えっ?」


シュバァァァ バタン(エシスの胴体から血が噴き出る)


エシ「なっ!?うぅ..ハァ..ハァ」

エンシャ「エシス!..ゲッホゲッホ..どういう事だ...あのゾンビはどk」

(エンシャントの 背後)

ゾンビ?「ここだよ」


キンッキリキリキリ(相殺)


エンシャ「うっ!?お前は..何者だ!」

ゾンビ?「それは」

シャキンッ!

ゾンビ?「言うまでもないね」


シュバァァァァ バタン(胴体から血が噴き出る)


エンシャ「カッ!..ゲッホゲッホ!うぅ..ゲッホゲッホ!」

ゾンビ?「..やっぱ、教えようかな。冥土の土産ってやつ?」



エシ「エンシャントから..離れなさい!」

ゾンビ?「もう止血したのか?結構深いとこいったけどなぁ」

エシ「止血するのは簡単よ...あなた..Zランクね..その実力から見て」

ゾンビ?「おぉ、わかるか?..見る目があるねぇ..すぐに切られてたけど」

エシ「(スカウターで見たからね)」



エシ「うるさいわねすぐにこうか..い?」

バタン

エシ「うるおdそkvcctrspfdp@dsxkgfkdsf」

ゾン魔「おっ?きたきた」

エンシャ「おいエシス!どうし...た?」

ゾン魔「おっ?こっちもきたか」

エンシャ「kssdfれうぇrtrwどしfdgvcdぉsdfgf」

ゾン魔「私の能力が発動し始めたようだな。私は人間をゾンビにする能力が、本来 

    の能力だった。能力の応用がそれだ。君達が今まで殺してきたゾンビ達の

    未練が私のナイフに、怨念として溜まり、傷口にナイフが接触すれば、君

    達の体に侵入して、細胞を壊させる..そんな応用だ」


スタスタスタスタ(エシス達に寄る)


ゾン魔「君達が朽ちてく姿を見るのは楽しいな~」

エシ「vsdfvtぶyhygtdfdddghj(誰かたすk...助けて)」

ゾン魔「楽し~n」


ドガッ(横から殴られる)


ゾン魔「うごおっ!?」


シューーーーーー ドーーーーン!(岩に当たる)


松本「待っっったしたなぁ!」


タッタッタッタッタッタ(誰かが走ってくる)


社「松本君勝手に動いちゃだめでしょ..それより2人を治さないと」

松本「いや~、社さんあまりも『れっきースーツ』が強すぎて..それなら俺治せ

   ますよ?」


ポンッ シュパパァ(ポーションみたいなのを投げる)


エシ「あsdfdsd..あれ?治った?...」

エンシャ「まじだ治っている!..うん?..あっ!喉の渇きも無い!」


社「松本君、今のどうやったの?」

松本「普通に生成しましたよ?社さんめちゃくちゃ良い機能ありまs」

社「そんな機能は搭載してないが?」

松本「...ふぇ?だってこn」

スタスタスタスタスタスタ

ゾン魔「そんなんで死ぬ訳ではない!..ゾンビですから」


(背後にゾンビが沢山いる)


ゾンビ「う~」

エシ「これは流石に...多すぎる」

エンシャ「まずいかもな..あいつ総戦力で来てやがる」

社「ここは私g」

松本「いいや俺だ!」

社「...遠距離機能は搭載していないけど?」


タッタッタッタッタッタ(ゾンビ達が走ってくる)


松本「何か上手くいく気がするんっすよねぇ..ハァーーーーイ!」

(手からナニかが生成する)

社「なんですと?」

松本「うん?何か、呪文みたいなのが浮かび上がるぞ?えっっと~」

ゾン魔「何をやってんだ」

松本「『れーきー」

ゾン魔「まぁいい..やれーーーーー!」

松本「れーきー」


ゾンビ「うぅーーーーーー」

タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ(数え切れない程のゾンビが襲う)

エンシャ「早く攻撃をしないとあいつが殺されるって...社の旦那早k」

社「待ちな!...何やらヤバい攻撃が待っているぞ」

エシ「ヤバい...攻撃?」


(松本を覆い隠す位のゾンビが襲い掛かる)


ゾンビ「うぅーーーー」

松本「ハァーーーー!」

社「まずい!」

松本「『れっっっきーーーーーーーー』!」

社「『バリバリア』!」


ドゴォォォォォォン!(激しい轟音が鳴り響く)



?「今回はここまでじゃな。

  これからもぼちぼち投稿するって言ってるから待っといてな!..見てくれる

  人いないけど」

ゾンビの魔物 能力【ゾンビ】『Zランク』


初のZランクの魔物、文字通り本当はかなり強い魔物のはずだった...

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