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拳マン  作者: まん、がか
戦争編
53/66

拳マン 第49話『全てを終わらせる準備』

?「前回のあんすじ~

  前回はこぶしと松本のじゃれ合いが一旦終わり、決着は2日後までお預けじゃ

  ったな。そこから社一行はまだ安全な方の神田王国に避難してたら、剣の魔物

  が社一行と待遇して前回は終了したんじゃな。これからどうなるのか!本編開

  始じゃ」


爆魔「寄り道か..近年の魔物は随分と人間に友好的になったな」

剣魔「違う..我はあの棒人間に憧憬を抱いてただけだ」

爆魔「拳マンの事だろ?」

剣魔「認知しているのか..まぁ無論か」

エシ「あの..貴方が本当に剣の魔物ですか?」

剣魔「ん?そうだが?」

エシ「...(なんだか...雰囲気が今までの魔物と一味違う気が)」


剣魔「急に黙ってどうしたのだ?」

エシ「い、いや..なにも?」

剣魔「?..それより、何故お主らは神田王国に来国したんだ?」


スタスタスタスタスタ(歩く)


拳「それはさ..色々あるやん」

剣魔「こぶしか..久しく感じるが..全然そうでもない」

拳「そりゃそうだ」


タッタッタッタッ(走りに来る)


社「お~い...置いていかないでくれよ~」

剣魔「何者だ?お主は」

社「君が剣の魔物かな?私は松本社」

剣魔「社?..あぁ~、こぶしが言ってたあの?」

社「どういう認識?」

拳「剣..神田さんいる?」

剣魔「神田なら立て込み中だ」

拳「立て込み?」

剣魔「..見た方が早いな..来い」


社「私も行ってもいいかな?」

剣魔「行ってどうする?」

社「神田神壱と対話をしたくてね..いいかな?」

剣魔「我は構わん」

社「ありがとう...拳君避難所とかあるかい?」

拳「避難所あったっけ?あぁ、あったわ」

(指を指す)

拳「あの一回りデカい建物にあるよ」

社「詳しいんだな」

拳「まぁな」



社「お~い、エシス君」

エシ「なんでしょうか?」

社「ちょっと時間を取らせるかもしれないから、あそこのデカい建物に行っといて

  くれるかい?」


エシ「承りました..エンシャント」

エンシャ「わーてるわーてる」

爆魔「なら爆は剣の所に行k」

エン「う~ん...あれ?ここどこ?」

(目が覚める)

爆魔「あっ(起きちゃった)」

エン「爆弾君行っちゃうの?」

爆魔「あ、いや..爆も行った方良いって言うか..」

エン「離れないでよ~、このままが良い~...ダメェ?」


(甘えた感じに言う)


爆魔「....あぁ..だっダメジャッナイヨ?(逆らえる訳が無いだろぉ)」

エシ/エンシャ「...」

爆魔「?..どうした?」


(殺意たっぷりの顔を表す)


エシ「..少し話し合いをしましょう」

エンシャ「あぁそうだな..すぐには終わらない..長い長いお話をなぁ?」

爆魔「ひぇ(嫉妬コワイ)」


スタスタスタスタスタ(連行される風に歩く)


拳「...なんか..可哀想」

剣魔「あんな扱いでいいだろう」

社「..(一応同志なのに)」


スタスタスタスタスタ(神田の所に行く)


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


?「何処かの地下室にて」



碗玖「ハッ!」

(取っ組み合い)

神田「ホッホッ」

(碗玖をいなす)

碗玖「ハァ..ハァ...」


(狼狽える)


神田「疲れたかい?」

碗玖「ハァ..まっ..まだだ」

神田「平常通りに動けるようになったとはいえ、張り切りすぎだよ。少し休みなさ

   い」



木口「碗玖..俺にも回せよ」

碗玖「..俺は竜族に終止符を打たないとならない。

その為にはいっぱい..いっ

   ぱい鍛錬しないと..いけないんだ」



木口「今の体を考えろ、また動けない体になるんだぞ」

碗玖「お前が落ち着き過ぎなんだよ。まぁ、休憩はする..自由にやれ」

木口「やり~..ずっと寝たきりだったからな...体は動かさないとな~」

神田「次は君か、受けて立とう」

碗玖「神田、その前に質問がある。殺月は仲間を作ったって言ったよな?」


神田「あぁ、うん..言ったね」

碗玖「それ竜族だろ?」

木口「竜族か~..えっ?」

神田「..やっぱそう思う?」

碗玖「すぐにでも人を殺すヤツが仲間を作るなんて普通はありえない。だがアイツ

   は無駄に頭が切れるし..悔しいが俺より数段強い。勝ち負けの区別ぐらい

   は付けれる」



神田「つまり、殺月が仲間にする条件は少なくとも殺月以上の実力を有している者

   が絶対条件。消去法で考えたら竜族しか仲間は思いつかないって事かい?」


碗玖「..俺の考え、視ただろ?」

神田「まぁね..格下だから」

碗玖「あっ?」



木口「じゃ..じゃあ殺月以外に竜族と戦うのか?」

神田「そういう事になるね..ヤバいね」

碗玖「戦力になる人材はいるのか?」

神田「え~と..剣の魔物...碗玖君と木口君..それと」


スタスタスタスタスタ(歩いてくる)


拳「俺もだろ?」

神田「拳マン君!?..帰ってくるの早いね...聞いてたのかい?」

拳「耳を済ませれば..普通に聞こえるよ」


タッタッタッタッ(遅れてやってくる)


社「拳君速いって!」

拳「えっ速い?ランニングのつもりだったけど」

剣魔「こぶしに何を言っても無駄だぞ...理に反してるからな」

社「ハァ..そうだね...君が神田神壱か?」


神田「貴方は...えっ!?松本社!?」

社「君もあっちの世界だったかね?」

神田「貴方もこの世界に転生したんですね..」

社「私の場合は転移だけど..私は君と対話がしたくてね」

神田「対話?」

社「あぁそうさ..少々手間を取るが、どうか許諾を」

神田「短い話なら..了承しよう」

社「話が早くて助かるよ..では」

神田「?」


スタスタスタスタスタ(話が聞かれない程度に距離を取る)


社「......」

神田「......」



拳「?」

碗玖「そんな機密な話か?」



神田「...分かった..受け入れよう..しかし条件はしっかり守るように」

社「あぁ、しっかり飲むさ...ご理解感謝する」


スタスタスタスタスタ(最初の位置に戻る)


拳「何の話をしてたんだ?」

社「こっちの事情なんで..深堀りはやめてほしいな」

拳「ふぇ~..じゃあこれだけ答えてくれよ..そんな大事な話じゃない?」

社「う~ん..客観的に見れば大事な話だけど...拳君にとっては全然大事じゃ

  ないね」



拳「ひっ酷いッ」

剣魔「他人の事情を土足で踏み入れない方がいいぞ」

拳「...はぃ」

神田「まぁその話はやめ..それよりもまずは戦力集めだ」

拳「戦力集めか...俺も参戦しないといけない?」

神田「拳マン君の参戦は必須と言っていい。最低でも、碗玖君レベルじゃなきゃ

   勝ち目は薄い」



碗玖「俺が最低レベルだと?俺が覚醒して全員ボコる展開も有り得るだろ!」

神田「碗玖君自身の覚醒があるか分からないけど..『能力の覚醒』ならあるよ」

拳「そーいうのあるんだ(後付け感エグ)」

神田「覚醒は覚醒でも、感情の高ぶりによる一時的な能力値の上昇だけどね...

   けど、その度合いは人によって変わる。稀中の稀な事例だからあまり情報が

   無いし、結局の所は分からないけどね」


碗玖「感情の高ぶりか..それマスターすれば覚醒出来るんか」

木口「めっちゃ難易度高くない?」

神田「そこら辺は自分で何とかしてね~」

拳「神田さん..聞いてなかったけど決戦はいつ?」

神田「決戦?殺月とのか..2日後の馴れ初めの場所に会うんだ」

拳「2日後か..えっ2日後?」

神田「うん?何かあるのかい?」


拳「2日5..松本との決戦なんだ」


神田「あ~、松本君との決戦があるんだ..うん?決戦?...はっ?」

碗玖/木口「決戦!?」

社「私でも今初めて聞いたぞ」

剣魔「お主..とうとうやるのか」



拳「俺は松本を殺す..そう決断をした」

神田「..本当にそれでいいのか?」

拳「いいのかって言われても..正直、俺にはようわからん。けど、もうアイツを

  生かす理由はない...今は俺達の「敵」だ」



碗玖「敵..か」

木口「こぶしは..松本に勝てるの?」

拳「...対策はない」

剣魔「相当ヤバいのでは?」

拳「そりゃヤバいよ、勝てるビジョンもあるかどうか」

碗玖「自信無さすぎだろ」

拳「だって負けかけた事あるもん(引き分けに近い結果だったけど)」


神田「困ったなぁ..松本君とも戦うなんて...そうだ..それを利用しよう」

拳「利用?」

神田「松本君の話を詳しく聞かせてくれないか?」

拳「お、おう」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


?「その頃サイコは?」



青龍魔「2日後に決戦!?」

殺月「はい、2日後です。馴れ初めの場は私が案内しますので、お気になさらずに

   ..竜の魔物も全総力で取り掛かってくださいね」


青龍魔「そんな当然ですって顔されても..私はまだそこまでの準備が整ってない

    し..だいいちそんな急な出来事は起こさないでほしいな!」


殺月「お互い利用するだけの関係ですよね?私は貴方を利用しようと思っただけで

   すよ」


青龍魔「...拳マンも来るのか?」

殺月「はい?」

青龍魔「アイツは神田神壱とは直接コンタクトを取り合っているはず..私の見解

    では結託して、その戦争に勝つはずだ...勝ち目は4900体の竜族総動

    ..私が加わっても2割...いや1割弱かもしれない」

    

殺月「拳マンを過大評価し過ぎですよ」

青龍魔「果たしてほんとに過大評価なのか?」

殺月「と言いますと?」

青龍魔「考えてもみろ..私と貴様の戦法はどちらかと言えば物理型だ...同じ

    土俵で勝てると思っているのか?」


殺月「..」

(ちょっと体が震える)

殺月「否定的な気持ちが強いですね」

青龍魔「無理もない、貴様だって拳マンの脅威を体が十分に理解している」

殺月「でも、貴方や他の竜の魔物のブレス攻撃とかは遠距離だし大丈夫ですy」



青龍魔「否..手下共のブレス程度など彼奴の武器で容易く弾かれるわ」

殺月「...確かに」(諦めムード)

青龍魔「こんなつまらない事で命を落とすな。しかし、私は拳マン以上に警戒して

    いる者がいる」


殺月「拳マン以上?」

青龍魔「1人しかおらんだろう..「マツモト」だ」

殺月「...あっ」


◇◇◇◇◇


(神田王国に居た時を思い出す)


松本「『れきれき弾』!」

シュパパッ!スッ!(カス当て)

殺月「ガハッ!?」


ビューン ドォォォン!(壁に激突する)


◇◇◇◇◇


殺月「ッッッッッッ!?...思い出したく..なかった」

青龍魔「貴様の気持ちに激しく同情する...私の手下100体が纏めて葬られた程

    だ。マツモトもその場に入れば..勝ち目など0だ」


殺月「...あっ!私イイ事思い付きました!」

青龍魔「イイ事?」

殺月「今日で私が言った提案を覚えてください...明日には竜の魔物全員に伝達

   してください..いいですか?」


青龍魔「分かったから早く勿体ぶらずに話せ」

殺月「では、話しましょう...最強2人を同時に殺させる方法を」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


スタスタッ バキッバキッ(荒れ果てた森を歩く)


松本「...」

(かつてグガとナーコと生活を共にした場に着く)

松本「..ここか」


スタスタ(中に入る)


松本「...」

(大量の血痕と異臭を漂わせた死体が置いてある)

松本「..そうか...俺がやったのか...火葬するか」


シュンッ シュンッ(一瞬で木の板と木の棒を持ってくる)


松本「...」

シャカシャカシャカシャカッ(高速で火起こしを始める)

松本「..ッッ」


ボワァァァ!(火山が噴火したかのように火が燃え広がる)




シュンッ(遠くにまで逃げる)


松本「やべぇ〜、加減ミスった〜」

(遠くからでも赤い光景が広がる)

松本「範囲は500mぐらいだな.. あの感じじゃ、暫くは鎮まらないだろうな〜。

   まぁ、結果的に火葬は出来たしいいよな」


(更に燃え広がる様子)


松本「...良かねぇか..うん」


シュンッ(燃え広がっている所に着く)


松本「これ根本的な火元を鎮火しなきゃあんま意味ねぇよな水を生成する機能は

   流石に無いし..どうしよ..風起こせばイケるか?」


タタタタタタタタタタ(燃え広がっている周囲を走る)


松本「(こんなんでイケるか?)」

タタタタタタタタタタ(ずっと走る)


松本「頼む!」

ビュゥゥゥゥゥゥ(強風が舞い始める)

松本「おっ?」

(周りの火が萎縮していく)

松本「もっと走るか」


タタタタタタタタタタタタタタタ(更に加速する)


ビュゥゥゥゥゥゥゥゥ!(竜巻が発生する)

松本「竜巻起きるのかよ!?」

ビュゥゥゥゥゥゥゥゥ!(火を完全に消し去る)

松本「エグゥ〜...けど」


ビュゥゥゥゥゥゥゥゥ!(何処かに行く)


松本「まぁ...そうなるよな...こぶしに2日間は人殺さないって約束した

   し..あの竜巻がどっかの村に行かれて被害が出ると..最悪死人が出る

   ...そうなったらこぶしになんて言われるか..考えただけでも面倒

   い...結構シビアだけどやるっきゃないか〜」


タタタタタッ シュッ(竜巻の中に入る)


松本「..(手加減をイメージしろ).....」

シュュュ(エネルギーを貯める)

松本「『超手加減

シュュュッ(放つ体制に取り掛かる)

松本「れきれきれっきー』!..を」

(回転する)

松本「ヤァァァ」


ドォォン!(内側から竜巻が破裂する)


松本「ふぅ..手加減完了」

スタスタッ(やりきった感を出した歩き)

松本「いや〜良い暇つぶしになったわ〜..あれで村にとかに被害が回ってたと

   思うと..村?...グガとナーコって村の勝手で殺されかけたん

   だっけ?」


サザッ(止まる)


松本「しかも..あの時に襲ってきた奴ら..あの村の奴らだよな?...予定

   変更だ」


シュンッ(消えるように走る)


?「今回はここまでじゃ..色々な視点を行き来してなんだか目が回りそうじゃ

  わい..次回は戦争直前の回になるんじゃないか?..まぁこれはわしの

  予想じゃ..んじゃまた次の回で逢おう」


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