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拳マン  作者: まん、がか
松本社編
5/64

拳マン 第5話 『松本社』

?「前回のあんすじ~

  前回は、砂漠エリアを2日間も歩いてデカい森に行き、綺麗な水を飲んでいた

  こぶしと松本だが、そこは妖精が住む妖精林だった。そしてこぶしと妖精には

  何か関係がありそうだ...って、ここで台本が終わったんじゃが?まだ紹介

  していないとことかあるじゃろ。松本社とかエシスとかさぁ...えっ?台本

   が間に合わなかった?なるほどね、まぁ許したろう。こんなグダグダあらす

   じも、たまにいいよね?...とういう事で第5話...スターティン」





拳「おい」

エシ「決断は出来た?」

拳「いやまぁ、着いて行くしかないだろ...毒を抜く為には」

エンシャ「じゃあはよ来い」

拳「(指図すんなよ...)」


テクテクテクテクテクテク(目的地に到着)


拳「んだこれ」

エシ「さっきも言ったでしょう?社さんのカイシャに行くと」

拳「あぁ、カイシャって会社って事かよ。(ならワンチャン、この世界とは違う世界

  の人間..俺達と、同じ人間か?)」


エンシャ「帰りに来た..ドアを開けたまえ」

管理者ロボ「どうぞお入りください」


ドッドッドッドッドッドッ(ドアが開く)


エシ「入りなさい」

拳「おう...(すんげぇ近未来な感じやな)」


スタスタスタスタ


拳「なぁ、ほんとに毒を抜いてくれるのか?」

エンシャ「あぁ抜くさ...松本をこっちによこせ」

拳「いや松本を物みたいに言うなよ...ほい」

(松本を渡す)

エンシャ「あいありがとさん...やれ」


タッタッタッタッタッタッ(松本社のAI軍がこぶしに向かって走る)


エシ「私が事前に手配しておいたわ...時間を稼ぐだけでいいからがんばー」

AI「承リマシタ」

拳「俺1人の時間稼ぎをわざわざこんな数でやるのか?」

エシ「あなたは魔物を99体殺した..しかもあの魔物は私が測ったらほとんどの個体

   がSランクだったわ。だから、念には念をね」


拳「お前何者?この量の軍を手配したりとか測るとか...あと、エンシャントは

  どこd」


バッン パシッ(銃を放つ)


拳「危ないね~、銃弾撃つとか正気の沙汰じゃねぇな」

エシ「銃弾をキャッチするなんて..更に撃ちなさい!」

ババババババババ(銃弾の嵐)

拳「よっとおっと..あっと....」


バババババババババシューー(弾切れを起こす)


拳「おいおいもう終わりかよ~。あとこれお返しなッ!」


ビュンビュンビュンビュンビュンビュン!(受け止めた弾丸を投擲する)


バタンバタンバタンバタン(次々と故障し倒れる)

エシ「なっ!?松本社最大量の軍が...」

ガクブルガクブル(震える)

拳「おいおい、足ガクガクだぞ~?」

エシ「そっ..そんなはずは...」

拳「安心しろ、俺自身としては何も怒ってない...でも」

エシ「で、でも?」

拳「松本を連れ去った件..この件は決して許される行為ではない」

エシ「結局何が...言いたいの?」

拳「それは」


シュンッ(こぶしがエシスの目の前に移動する)


拳「少しぐらいなら、殴って良いだろって事だ」

エシ「あぁぁ(死んだわ)」

?「『ビー無』」

ピューーン

拳「うん?」


ドーーーーーン


?「今の状態の説明

  さっきまでいた全軍は跡形も無く消滅している。それぐらいの技じゃったって事

  じゃな..」


?「エシス君には致命傷は避けるように放ったが..そこだけは心配だな」

拳「うっへうっへ!」

(煙で咳をする)

?「なんですと?」

拳「一酸化炭素!ゲッホゲッホ...」

?「...まさか直に喰らっても生きていたとは」

拳「いつもの癖で、ついこいつも守ちゃったよ」

エシ「あっぁぁあぁ」(唖然)

?「ッッッッッ!」


タッタッタッタッ


?「君ぃ!素晴らしいねぇ!」

拳「お前か?さっきビームみたいなの出したのは」

?「それはすまない...挨拶だと思ってくれ」

拳「挨拶物騒過ぎない?」



社「私は松本社まつもとやしろの我が社の社長を務めている..改めて宜しく」

拳「あんたか、松本社って言うのは...転移とかされたか?」

社「そうだね、急に会社事転移されたね。まぁ楽しくやれてるよ」



拳「そっか、(それならまぁいいか)俺は拳マンだ」

社「よろしくね..拳君」

拳「あぁ..松本社(つーか松本と同じ苗字やないかい...なんか腹立つ)」

社「どうしたんだい?」

拳「いやどうもしねぇよ。そんな事よりも、松本はどこにいるか教えてくれよ」



社「それならエシス君が教えてくれるよん」

エシ「あぁはい..はい?」

拳「教えてよ~さっき俺を殺そうとした事は許すからさぁ~」

エシ「本当ですか!..」

拳「おぉ(偉い食い気味だな)」


テクテクテクテクテクテクテクテク(案内された方に歩いていく)


拳「でもお前..松本を連れ去った事は許してねぇからな?」

エシ「...ごめんなさい」





社「松本君だけかと思ったけど...拳君も使えそうだなぁ」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇



?「一方その頃~」


松本「う~ん...ここは..確か、俺はいきなり視界が真っ暗になってれかr」

(隣にエンシャントがいる)

エンシャ「やっと目覚めたか」

松本「ウワァァァァ!?」


グサッ(松本の膝にナイフを刺す)


松本「痛った!ちょおま痛った!?」

バタン(倒れる)

エンシャ「刺された程度で転がんじゃねぇ!(毒を抜いたからえらい元気だなぁ)」

松本「いやいや、ナイフを膝に刺したらそりゃ誰やって悶えりして転がるだろ...

   あと毒で意識を失わせたんかよ、怖ッ」



エンシャ「まぁ毒を抜くついでに鼓膜も治したんだから良いだろ」

松本「あっ!だから声が聞こえなかったんだ!」

エンシャ「(いや気付くの遅すぎやろ)...バカやろ」

松本「はっ?お前バカとか言うなよ!このバカが!」

エン「う~ん...エンシャ..ント?...あっ!棒人間さん!起きてる!良かっ

   たぁ..心配してたよ〜」


ペラペラペラペラペラペラ(ペラペラ喋るね


松本「???(誰だっけ?この幼女..いっぱい喋っている..可愛いな)」

トンッ(エンジェの首を叩く)

エン「うッ...」

(気を失う)

松本「ふぇ?お前何してんの?」

エンシャ「こいつはまだ状況を分かってねぇんだよ。この任務が遂行するまでは、

     眠ってもらう...そして」


パシッ(頸を掴む)


松本「うッ!」

バタバタグググ(首を絞める)

松本「おっ...まえ..しょ..うき..かよ」

エンシャ「お前は、またもう一回眠ってもらう...苦しいだろうが仕方ねぇ事だ

     ...眠れ」


松本「たす..けて」


タッタッタッタッズドーン(壁を粉砕)


拳「おい...何やってんだおまーーー!?」

エンシャ「あっ?」

パッ(首を放す)

松本「うぅ...ゴホッ!ゴホッ!...こぶし~」


グサッァグサッ(エンシャントが松本の両太ももを刺す)


松本「うッ!痛ってぇえぇ!?ああぁ!?」

ポタッァ コンポタッァ(血が垂れる)

エンシャ「これで動けなくなった、死ぬまではいかないから安心しろ..てめぇも、

     こうなりたったら」


拳「まじで調子のんなよ?」

(こぶしの圧で周りが緊迫する)

エンシャ「(な、なんだこの圧..早く剣を)」


シュン(一瞬でエンシャントに近づく)


拳「死ね」

エンシャ「なっ!?」

?「フッ!!!」


ピシッ(体に吹き矢が刺さる)


拳「あれ?段々..怒りが収まってきたぞ?」

エシ「全く..ハァ..ハァ....速すぎるよ..ハァ」

拳「なぁ...何で怒りが湧かないんだ?」

エシ「セロトニンを脳内で打ち込ませたのよ..ハァ..」

拳「あぁ、だから怒りが収まったのか」

エシ「...あとエンシャント、先走らないでっていつも言ってるでしょう?このよ

   うな事態を招くんだから..」



エンシャ「う、うるせぇよ!前から子供扱いしやがって!」

エシ「子供扱いって...私は貴方の為を思って言ってるのに、その態度は何よ!」

エンシャ「はぁ!?だったら!」

エシ「こっちだって!」


(揉め合う)


拳「あのぉ...君達?」

エンシャ/エシ「うるさい静かにして!」

               しろ!」


拳「あぁ...はいさーせんw」

松本「お前ら...俺を忘れてないか?」

拳「あぁ、忘れていたわ...ゴメン」

松本「はぁ..棒人間で差別されるわ、太ももを刺さるわ喉渇くわ、こぶしにまで

   忘れられるわでもう..最悪や!...ゴホッ!ゴホッ!」



拳「もしかして、喉渇いてんの?」

松本「あぁうん、よく分かったな」

拳「オッケー...おいちょっと」


(二人の揉め事を遮ろうする)


エシ「何!」

拳「水をくれ」

エシ「...あんま無いわよ」


(飲みかけの水を渡される)


拳「あざっす!...お~い、持ってきたぞ~」

松本「えっ?まじで!...誰のだよ」

拳「あいつのだけど」

(エシスの方を指差す)

松本「ありがとうって言いてぇけどら人のは飲みたくねぇな...まぁそんな贅沢

   は言ってられんねぇけど...ったく」


ゴクゴク


松本「ぷはぁ!...あれ?」

拳「うん?どした?」

松本「気のせいかもしんないけど...太ももの痛みが段々引いていく気がするん

   だけど」


拳「いや..引いてんじゃない再生していくぞ!...ちょっとお前ら!」

(揉め合いを割り込む)

エンシャ「うるせぇ今揉め合っているだろ!頭使えよこのカs」  


パシッドガッァ(地面に叩きつける)


拳「お前は黙ってろ」

エシ「ひぃぃぃ!な、何よ...」

拳「お前の水スゲェよ!一体どういう原理で成り立ってんだよ」

エシ「..何の事?」

拳「...はっ?だっておm」



社「はい君達!注目!」

拳「いや誰?」

社「社だよ!松本社!...まさかもう忘れたる」

拳「いや.う~ん...誰やねん」

社「ショック!?..まぁ、今はもうどうだってい い。取り敢えず、松本君は私の

  方に」


松本「あぁうん...社..さん?」

社「うん社だよ」

拳「じゃあ俺も行くか」



社「松本君だけでいいよ」

拳「いや何でだよ」

社「松本君が一人でやる事だから」

拳「そんな理由で俺が引き下がる訳ないやん」



松本「まぁまぁ、こぶし..一人でやる事だから...なっ?」

拳「...まぁいいけど」

社「交渉成立だね...さぁこちらに」

松本「ばいばいきーん」

拳「あぁばいばいきん」


テクテクテクテク(歩き去る)


拳「...行っちゃっか」

エンシャ「おい」

拳「うん?うぇ..お前その頭の怪我どうした?痛そ~」

エンシャ「てめぇ、それをマジで言ってんだったらヤバイぞ」


(エンジェが目を覚ます)

エン「う~んエンシャ..ント...思い出した!エお姉ちゃん〜」

エンシャ「あ」

エシ「うん?エンジェちゃん..もしかしてエンシャントにまたやられたの?」

エン「首トンッてやられて痛かったァァ...」

エシ「そう..なんて可哀想に...エンシャントォ?」

(殺意が滲み出てる)

エンシャ「あ..あの...」

エシ「1回毒の矢で眠らせるね♡」

エンシャ「や..めろ」


うぎゃァァァァ!?




拳「(松本...大丈夫かな?)」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


テクテクテクテクテクテク


社「....」

松本「...あのぉ」


テクテクテク


社「....」

松本「...(無視すんなよ)」


テクテクテクテクテクテク スタッ ドンッ(背中にぶつかる)


松本「痛って...勝手に止まんなy」

社「着いたよ」


(どでかいドア)


松本「..ここは?」

社「ここは実験室さ」

松本「実験室ねぇ...えっ?」

社「うん?..何か不満でもあった?」

松本「いやいやいや社さん?不満しかねぇよ!俺実験体になんの?やだやだ!まず

   契約とかさそれぐらいはさせt」


社「契約はするつもりだよ」

松本「....ふぇっ?」




?「今回はここで終わり~めちゃくちゃ投稿遅れたけど、やめるつもりは無いって

  言っているから、許してくれよな..そんじゃまた逢おう」

この世界にはランクがあるんじゃ。(余裕の後付けなのは内緒じゃよ)

Eランク 意志も知能を持たない魔物

Cランク 意志を持つが知能を持たない魔物

Dランク 意志と知能を持つ至って普通の魔物

Aランク ここから進化をし始める魔物

Sランク Aランクの魔物が進化した魔物

Zランク 魔王クラス

Gランク オーマ王



松本社まつもとやしろ能力【即席魔法】


5個の魔法を選択すれば即席で技を放たれるというものそんなに魔法の種類は無いが、どの魔法もその場その場対応している。

性格面はまだここでは話さないでおこう。

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