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拳マン  作者: まん、がか
戦争編
49/66

拳マン 45.5話『海の魔物』

?「これは45話~46話の間での話」



ザパァーン(海底に落ちる)


拳「ぁぁ...ぁぁ」


(海底に落ち続ける)


拳「...ハッ!」

(息を吹き返す)

拳「ウォォォ!?..何分気絶してた!?」

(辺りを見渡す)

拳「..ここ海か?結構暗いけど..深海か?」


(無意識に巻き足をしている)


拳「俺生存力高いんだな...というか普通に喋れてるし。ここ海中だぞ?...

  つーかこんな事言ってる場合じゃなかった」


バタバタバタバタバタバタバタッ!(上方向に向かって高速でバタ足をする)


拳「めちゃ速ぇ〜、俺泳ぎの才能ありまくりやん」

パシャ(地上から顔を出す)

拳「相当深かったはずだけど...意外と(500m)浅かったなぁ」

(陸が見える)

拳「おぉ、陸やん。そんな遠くまで飛ばされてなくて良かったわ〜。真っ直ぐ行け

  ば、丁度松本の所だな..行くk」



?《待て》


(脳内に語りかけてくる)

拳「うん?うっわきっしょなんこれ」

?《...生き物なのか?》

拳「ふぇ?生き物だけど..」

?《...》

拳「えっ何その反応..俺を生き物で見ていない反応やんけ」

?《..疎通が出来るなら話は早い...貴様はここで何をしに来た?》

拳「あ〜、これには深い事情があってねぇ..話すと長いから...また今度n」


パシッ(触手に捕まる)


拳「はっ?」

?《信用ならん...ここで屠る》

拳「ちょ!?これおいなんこれ..ていうかお前誰だよ!」


?《名乗って無かった。我は海の概念そのものだ..字名は『海の魔物』》

拳「海の..魔物?」


パシッ!(海底からの触手に捕まる)


拳「はっ?..なんこれ」

海魔《蛸の触手だ..我が海底に保管している傑作だ..引き連れ》

(海底に引っ張られる)

拳「...なんかこういうプレイ好きな奴って..仲良くなれる気がしないよね」


ブチッ!(触手を内側から破る)


海魔《なに!?》

拳「いや〜、なんかうん..申し訳ないけど..うん」

海魔《今まで屠ってきた人間とは一味..いや十味違うな》

拳「そこ言い直してくれるんだ..お前と戦う気も理由もは無いから、早く地上に

  出たいんだけど...」


海魔《海を荒らす為に来たのだろう?..我にとっては戦う理由にしかならない。

   罰当たりめが..貴様を屠る》


拳「いやいやいや!前提がまずちゃうて!俺はそんなつもりで来た訳じゃないし、

  荒らす目的なら陸の所荒らすわ!(?)」


海魔《人間はこのように嘘をばらまく..そうやって見てきたんだ..愚かな人間

   をな!》


拳「(あ〜話通じないなぁ..1回拳骨食らわせてやろうか)..うん?なんだ?」

(大きな影が見える)

拳「鯨?鮫?...いや違う」


(1万超えの魚群が押し寄せてくる)


拳「ウォォォ!?(ヤバい魚が顔面n)」

ピチッピチッ(ヒレが顔面に当たり続ける)

拳「あふん..」


(魚と一緒に深海へ墜ちる)


拳「...ッッッ!『こぶし

(構える)

拳「パンチ』!」


ドシッッ(魚群を一斉に解散させる)


拳「ハァ..ハァ..どこまで墜ちたんだ?ちょい体重いな」

海魔《まさかまさか..深海1000mの負荷でも..正気を保っていられるか」

拳「まぁ、今までで1番の負荷を感じてるけどな...もう一度言う。俺は一刻より

  も早く行かないといけない事情がある..飲み込んでくれるか?」


海魔《断固拒否だ..貴様は今ここで生涯を終えるんだ》

拳「...俺を殺す覚悟があるのか?」

海魔《覚悟も何も当然の事をするまでだ》

拳「(もう誤解は解けそうにねぇな)...なら殺される覚悟もあるんだよな?」

海魔《どういう意味だ?》

拳「自身の解釈に任せる」

海魔《殺される覚悟か...考えた事も無かったな》

拳「じゃあ殺される覚悟を身に叩き込んでやるよ!」


バシャバシャバシャバシャ!(高速で泳ぐ)

拳「(まずはどこにいるかだ。ここは深海1000mぐらいのとこ..)」


(気配を探る)


拳「(海の魔物の気配は感じない..もっと深くにいるのか?)」

海魔《鯱..鱘》

拳「(うん?)」


(背後からもの凄いスピードでこぶしの体を刺す)


拳「おっふ?」

海魔《超高速カジキからの》

バシッ!(シャチの尾ビレが頭蓋骨に当たる)

拳「ウゲッ」

海魔《ヒット。ちなみにシャチの1番強い部位は尾ビレだ、頭蓋粉砕は間逃れまい。

   それにカジキの1突き..何処かしらの内臓は破壊されt》


バシャバシャバシャバシャ!(変わらず高速で泳ぐ)


拳「あ〜結構頭に来るな」

海魔《なに!?何故動ける!?》

拳「いや、なんとなく気配察知したからさ..カジキの場合は手の甲で受け止めて

  そのまま勢いを殺した。シャチの尾ビレは素で耐えた。んまぁ、衝撃は感じた

  ね」


海魔《嘘だろ..だがもう一度やれば》

拳「あ〜..そいつらね」

(片方片方の腕にシャチとカジキを鷲掴みにしている)

海魔《ぁぁ...》

拳「あと、お前の居場所は分かったよ」

海魔《いつの間に!?》

拳「確証はねぇけど、気配的に...まぁ消去法かな?」

海魔《...仮に我の居場所が把握出来たとして..どう行くんだ?...自力で

   行ける距離ではない..ハッキリ言って無謀だ》


拳「無謀か無謀じゃないかは..お前が決める事じゃない..俺が決める事だ!」


バシャバシャバシャバシャバシャバシャ(下方向に向かって高速で泳ぐ)


海魔《(此奴..本当に分かっているのか!?)》

拳「多分2000m突破〜」



海魔《もうそこまで..使うのは50年振りか..許してくれ..魚類よ『魚類(フィッシュ)結合(フュージョン)

拳「(フュージョン?)」

海魔《(幻影)(鋭利)

(ナニかがこぶしに追ってくる)

拳「..なんか来る!」


キンッ(手刀で相殺)


拳「かなり斬れ味良さそうな角だな..そいつ」

海魔《(何故今の1突きを貴様の手刀程度で弾かれんだ..》

拳「(見た目全体はウツボっぽいが...けど所々カジキの要素が詰め込まれてる)

  ..単に足し算した訳じゃそうだな...小さい所で掛け算もしてるみたいだ」



海魔《本当は使用したくなかった..『魚類フィッシュ融合(フュージョン)』には段階がある..海の何処

   かで生息してる同個体のエネルギーを瞬時に集結、結合させ、最上級の個体

   を創作する。数百匹の個体のエネルギーを使用して、それでようやく、よう

   やく1匹目だ..2匹目はまた異なる種類の魚類を創作しないといけない。つ

   まり、また1匹目と同じ事をする。それでやっと『魚類結合』を発動出来る。

   創作時間は3秒だが、無数に散っていった魚類はもう...2度と帰ってこ

   ない》


拳「そうだったかぁ..えっ?今さっき数百匹死んだの?」

海魔《そうだが?その数百匹の命の結晶体が..そいつだ》

拳「お前..俺1人に態々殺る為にそんな能力使うなよ。魚達が悲しんでるぞ?」

海魔《..何を言っているんだ。人間が海を汚さなければこのような自体にはなっ

   てなかったんだ》


拳「だからそんなのこじつけだ!俺みたいに海を汚さない奴だっているだろ!」

海魔《人間にそのような感情は無い。過ちを必ず繰り返す..下衆の心しか持って

   いない》


拳「それは偏見やろ..」

海魔《事実すらも人間は聞き入れないか...殺れ》


(鱓鱘が凸ってくる)


拳「...だとしたら」

パシッ(角部分を鷲掴みにする)

拳「お前も事実を聞き入れないんだな..君人間向いてるよ」

海魔《なんだと!?》

拳「おっとw口が滑ったw...お前の人間って..曖昧なんだな」

海魔《貴様如きが..人間を語るなァァァ!》


シュルルルル パシッ!(蛸の触手に捕まる)


拳「ッッッ!んだよもうまたかよォ!」

パッ(鱓鱘を放してしまう)

拳「あっやべ」


(鱓鱘が姿を消す)


拳「ふぇ?消えた?」

海魔《まさか『蛸魨(オクトフグ)』を魚類融合の傑作全てを使かわせるとは..》

拳「あ、こいつもなの?二度と使いたくないみたいな言い方してそれかよ」



海魔《貴様と同じクズが海を汚した時に創ったんだ》

拳「だから俺はそんなんじゃないって言うてるやn」

シュンッ(背後からナニかを感じる)

拳「うん?」


キンッ(打ち返す)


拳「あぶねぇ..完全に油断してたわぁ」

海魔《何故跳ね返せる!?》

拳「いや..気配で分かるし」

海魔《気配は完全に消したはずだ!》

拳「消したって言ってもなぁ...分かるもんは分かるからなぁ」

海魔《...そもそも貴様何故生きている?》

拳「ん?何が?」



海魔《蛸魨の触手..その触手の内側にはフグの針が無数に貼ってある触手なんだ

   ぞ?》


拳「あ〜、確かになんか痒いな〜とか..これが毒なの?」

海魔《....まぁ良い..許容範囲として片付けよう..だが》


(深海に引きずる)


拳「うぉ!?ちょなになに」

海魔《貴様を窒息させる》

拳「窒息?相当卑怯な事するねぇ」

海魔《人間がほざくな》



拳「(まぁ別に良いけど..これぐらいの触手破ったるわ)」


(力が入らない)


拳「(あれ?おかしいな..力が入らない...それどころか声も出ねぇ)」

海魔《さっきの威勢はどうした?》

拳「(本当におかしい...あっ分かった。俺..窒息しかけてるわ)」

海魔《(抵抗しないな...もう少し引きずるか)》

ズズッ(引き摺り込む)

拳「ッッッ!(ヤバいヤバい..悠長に話しすぎた!?こいつまさかそれを狙って..)」

海魔《どうした?何故抵抗しない?(なんで抵抗しないんだ?)》

拳「......」


(口から気泡を立てる)


海魔《そうか、貴様さては窒息しているな?》

拳「(やべバレてる)」

海魔《やはり..人間は何も成せないな。勝手に決めた規則も守らない..幾分の

   規則すらも守らない..いや、守れないが正しいのではないか?」


拳「.....」

海魔《今のように何も出来ないのも人間の醜い部分だ。何も成せない何も守れな

   い...何の為に生まれたのやら》


拳「(確かに俺は...何も成せなかった..アージャンとの約束も..俺は破っ

  てしまうのか....いやそれは違うだろ..それは違うだろ!)」


グッ! グシャァ!(触手を破る)


海魔《ッッッ!?まだそんな力を余していたのか!》

拳「(違ぇよ..怒りのバカ力だ)..フンッ!」


バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャーーーン!(下方向に高速で進む)


海魔《ばっ..バケモノめが!行け!》

(鱓鱘がこぶしを追いかける)

拳「..(先に終わらせるか)」


(泳ぎやめて一旦止まる)


海魔《鱓鱘に真っ向勝負を挑むつもりか?..鱓鱘の特性を理解していないのか?》

(姿を消す)

拳「..(来い武器)」

海魔《...(鱓鱘は既に貴様の後ろにいる..つまり)貴様の負けだ》


シュンッ!(鱓鱘がこぶしの背後を狙う)



パシッ!(頭上から2つの武器が降ってくる)

拳「ッッッ!」


シャキッン!(鱓鱘を角と共に真っ二つにする)


海魔《ッッッッ!(何が起きた!?)》

拳「(気配は分かってんだよ)」


バシャバシャバシャバシャバシャッ!(海の魔物の方に向かう)



拳「(見つけた)」

(直径10cmの核のようなものが確認される)

海魔《私の核を見たな?..というかここは5000m地点だぞ?貴様は何故、無事で

   済んでいる?》



拳「(そうえば..俺なんでまだ息が続いてるんだろう。違う..窒息しかけてる

  事には変わらない..ただその感覚を...遮断しているようだ。俺は怒りを

  抱えている..だからこそ)」


(こぶしボールを持ち構える)


拳「(この怒りの全てを...お前にぶち込む!)」

海魔《蛸魨!》


パシッ!(こぶしの胴体を掴む)


拳「ッッッッッッ!?(あぁ!?クソめんどい事してんちゃうぞボケ!)」

海魔《そのまま無様に窒息するがいい..人間はそれがお似合いだ》


(海の魔物が移動する)


拳「ッッッ!(何逃げてん..じゃ)」

(朦朧とする)

拳「(...もう限界ってか...力が..入らなくなってきた...俺は..俺

  は...)」


(何処となく声が聞こえてくる)


アー「絶対生きて..約束だからね」


拳「ッッッッ!(俺は..まだ死ねねぇんだよ!)」



シャシャシャシャシャキンッッッ!(触手を斬り裂く)


海魔《ッッッッ!?》

拳「..(こんな自分が不甲斐ない...情けない..だから!その怒りを全部

  ぶつける!)」


(投擲体制に取り掛かる)

海魔《ッッッ!?護れ!蛸魨!》

拳「オラァァァァァ!」


シュンッ! ドォォォン!(衝撃波を発しながら投げる)


海魔《(耐えろ!耐えろ!たえr


ドシャァ!(触手ごと海の魔物の核を打ち破る)


海魔《ガッ!?..ハッ...》

拳「...(やったか?)」

海魔《我の核を破壊したな..我の存在は海そのもの、海の均等は崩壊に等しい》



拳「...(もしかして俺結構ヤバい事したか?あ、ヤバい息が)」

海魔《だが、貴様も巻き添えだ..私の残っているエネルギーの全てを放出する》

拳「(もう限界かも)」

海魔《さらばだ..人間よ》

拳「(うん?えっちょ聞いてなかっt)」

(核が光輝く)

拳「(ふぇ?えっ爆発!?..てかこれ普通に活用出来そうじゃね?)」


ドォォォォォォォン!(爆発が発生する)






シュュュュ バシャァ!(海から地上に打ち上がる)


拳「ハァハァ...ハァ..ハァ..ふぅ...空気うめぇ〜」


ブゥンブゥンブゥンブゥンブゥン(ダブルセイバーを回して空を飛ぶ)


拳「普通に窒息するかと思ったけど..あいつが爆発した衝撃の弾みを利用して、

  なんとか地上から舞い戻れた..うッ!ッッッ〜..ここまで苦戦するとは

  ..本調子じゃないし、相性の問題があるとは言え、ここまで体力を削られる

  のか..」


(松本社の方に向かう)


拳「...けれど、諦めずに戦えたのは..アージャンのお陰だ..会ったら感謝

  しないとな」


(松本社が見えてくる)


拳「見えた..アージャン無事かな...うん?」

(誰かが倒れている)

拳「倒れてる?」


スタッ(着地する)


拳「おい大丈夫..k...お前..変装か?」

変装魔「..ぁぁ...拳マンか?」

拳「..誰にやられた?」

(殺意が顔に出る)

変装魔「ま...松本だ」

拳「...お前は助かるのか?」

変装魔「時間が..経ちすぎた...もう時期俺は死ぬ..」

拳「待て...まだ助かる方法が..あるんだ..あるんだよ!」


(海水入りのペットボトルが入っている)


拳「これは..海水かよ...いやこれだ!俺が触れば..願えば!(アージャン

  とか松本との傷も治ってた!だから!)」


(ポーションに変わる)


拳「ッッッ!出来た!変装!出来た..ぞ」


(変装の魔物が動かなくなる)


拳「....安らかに...眠ってくれ」

シュンッ


タタタタッ(松本社に着く)


拳「ハァ..ハァ...フッ!」


ドーン!(誰かが壁を打ち破る)


拳「ハァ...ハァ...」

松本「ハハ..生きてたか」



?「こんな感じでこれが真相じゃな..海の魔物とか変装の魔物とかをこんなあっ

  さり殺って良かったのやら...」

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