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拳マン  作者: まん、がか
松本編
38/66

拳マン 第36話『捜索の末路』

?「前回のあんすじ~

  前回は、変装の魔物が松本社に襲来しこぶし達に襲い掛かる!..って、言っ

  ても主な戦闘は社じゃけどな。後は自分で見てくれ..んじゃ本編開始」




?「それから翌朝」



拳「ふぇぇぇ..良く寝た気がするなぁ..うがいしよ」

ガチャッ スタスタスタスタスタスタスタスタスタ(部屋から出る)

拳「..う~ん、体が怠けてる。今日は500㎞走るか..洗面所は?」

エシ「あ、おはよう」

拳「んん?あぁおはよう...エシスか..洗面所はあるか?」


エシ「洗面所?..洗面所は無いけど..給水場ならあるよ」

拳「給水場?なんだそれ」

エシ「とにかく行ってみな..あそこ曲がったらすぐよ?」

拳「ほんとか?ありがとう」


シュンッ(消える)


エシ「相変わらず早いわね..(早いだけしか出てきてないわ..感覚麻痺ってき

   たのかしら?)」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


(着く)


拳「ここが給水場か。大浴場やな..もう風呂で良くね?」

エンシャ「誰だ?」

拳「うん?お前エンシャントか?」

エンシャ「そうだが?」

(綺麗な顔つき)

拳「ふぇ..(いつも変な髪型だからかな?結構美顔ですやん)..そ、そうだよ

  な..最近物忘れがちなんだよ」


エンシャ「知るか..せっかくの朝シャンを邪魔すんな」

拳「(なら話しかけんなよ)...ここの水は飲めるのか?」

エンシャ「あぁ?話しかけるなって言っただろ..弁えろ」

拳「はいはい..飲むか」


ゴクゴク(飲む)


拳「うん!水!..これ持ってけるのかな?なぁエンシャント」

エンシャ「話しかけるなと言っているだろ!黙れ!」

拳「(反抗期か?..だとしてもマナーってものがあるからなぁ...ここは濡れ

   てもいいよな?)..よし」


(髪を整える)


エンシャ「ふぅ..今日もキマッてるn」

プシャァァ(水鉄砲)

拳「wwwwwwキマwキマッてwwwキマッてなるなwwwww」

エンシャ「..テメェ、1回殺されないと気が済まねぇタイプか?」

拳「はぁおもろ...気が済んでないのそっちじゃね?」



エンシャ「よし殺す..水鉄砲でな!」

拳「おぉ?やる気満々やん..じゃあ俺もいっちょ」

エンシャ「チッ、手に水貯めるのめんどくせぇn」


プシャァァ(掛かる)


エンシャ「てめぇ水貯まんの早ぇんだよ!」

拳「プッププ~wやり返してみろ~w」

エンシャ「てめぇ!」


(水を含む)


エンシャ「(おしッ!含めたぞ!あとは力一杯!)そのキショイ顔ごと吹き飛ばし

     てやる!オラァァァァァァァァ!」


ピュッ(不発)


エンシャ「.....はっ?」

拳「あぁ、力入れ過ぎだね。案外弱い方が飛びやすいから...外でやりて~」

エンシャ「クソッ!ならもうマジで殺してやr」


タッタッタッタッ(走る)


エシ「エンシャント!遅いよ!エンジェも起きてるし社さんが朝ご飯作ってくれた

   んだから早く来なさい!」


ガシッ(腕を掴む)


エンシャ「おい放せ!まだ勝負g」

エシ「社さんのご飯の方が大事よ!まったくそんなくだらない事を」

エンシャ「はぁぁ!?くだらない事だぁ?もうちょい考えて言えよ」

エシ「はいはいごめんねごめんね~..早くして」

エンシャ「ちょ..そんな引っ張んな!もう行くから...おい」

拳「..なんだ?」



エンシャ「また今度、リベンジだ..覚悟しとけよ」

拳「...ふぇい」

エシ「あ、拳マンも来る?貴方の分があるかはわからいけど」

拳「俺も?」



◇ ◇ ◇ ◇ ◇


~2分後~


社「丁度良かったよ..作り余ってたからさ...遠慮なく食べな」

カタッ(食卓に置かれる)

拳「あぁ..あざっす...これは?」

社「牛の肉と人参のソテー、んで、こっちはパンだよ。あとコンソメに似た味の

  スープだね」


エシ「エンシャント!遅いよ!エンジェも起きてるし社さんが朝ご飯作ってくれた


拳「へぇ..この世界でも一応パンあるんだ」

エン「社たんの料理美味しい!」

エンシャ「朝は米派だけどな...うま」

社「それは良かった..最近作れなくて...これからはまた作るよ」



エン「これ好きじゃない..」

エシ「エンジェ〜、人参残してるよお肉だけじゃなくてお野菜も食べなさ~い」

エン「え~、あたし食べたくな~い」

エシ「ダ~メ、お野菜も食べてこそ..最善の魔術師の道だよ」

エン「..はぁ~い」

拳「(そうとは限らんやろ)..まぁいいや..いただきや~す」


シュゥゥゥ(消える)


拳「お、うめぇな!本物のパンみてたいな食感だな!」

社「品質としては前の世界と変わらないからね。でも、前の世界が良かったな」

拳「俺は知らんけど...そうえば前の世界では有名だったよね」

社「あぁ、富も名声もあったけど...今じゃ札なんて、紙屑だからね...今は

  こうして..工夫してやっているよ」



拳「めっちゃ工夫してんな」

エンシャ「旦那..おかわりだ」

社「あれ?エンシャト君、米派じゃなかったの~?」

エンシャ「旦那が作るパンは...別だ」

(頬をピンク色にする)

社「(あぁ、可愛すぎ)...もういいや!明日の分も使っちゃうよぉ!エシス君

  もエンジェ君もどんどん食べな!」


エン「ほんと~?やった~!社たん大好き~」

エシ「やったわね~、エンジェ~...ありがとうございます、社さん」

社「(2人も可愛すぎ)..じゃんじゃん食べっちゃって食べちゃって!」


ワイワイワイワイワイワイワイワイワイワイワイワイ


拳「(仲良いな..俺もこういう奴いたなぁ..松本が...うん?)」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


?「そこから昼」


(外に出る準備をする)


拳「仮に喉渇いたら..さっき給水場で汲んだ水..ペットボトルは2本でいいや」


(誰かが入る)


エン「棒人間さ~ん」

拳「オワッ!?っと..ビクッたぁ、ノックぐらいしようよぉ」

エン「ノック?」

拳「あぁ...やっぱなんでもないよ」


(エンジェに背を合わせる)


拳「俺になんか用があるのかい?」

エン「あ、その..何処かに行くのかなって」

拳「何処にか..俺は人探しの途中でね、また夜になったら戻ってくるかもだから

  ..心配しなくて大丈夫だよ」


エン「じゃあここに居てもいいの!?」

拳「えっ?あぁいいけど」

エン「やった~、あたしここ好き~」


(ベッドに飛び込む)


エン「イェェェェイ!」

拳「あは..ハハ(やっぱ子供だな)..行ってくるよ」

エン「うん!行ってらっしゃい~」


スタスタスタスタスタスタスタスタスタ(外に出る)


拳「いやぁ..すっかり社内の道覚えちゃったよ..めちゃ広いのに」


タッタッタッタッタッタッタッタッ


社「拳君!..本当に行くのかい?」

拳「夜ぐらいになったらまた戻ってくるよ」

社「そうか...拳君」


拳「うん?」

社「これはあくまで私の予想だけど..松本君はもうここの地帯には居ないと思う

  ...参考程度に考えてくれ



拳「あぁ..参考でもなんでも..アイデアありがとう...んじゃ」


シュンッ(去る)


社「松本君...見つかるといいね」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


タタタタタタタタタタタタタタタ


拳「ここら辺の地帯には居ないかぁ...迷子覚悟で遠くまで行くかぁ」


シュン(更に走る)



(ゴツゴツした岩場を進んでいる)

拳「ここに行ったとは思えないけど..隈なく探すかぁ」

スタスタスタスタスタスタスタスタスタ(探す)

拳「...やっぱ居ねぇなk」


ドスッ! スタッ(岩が降る)


岩魔「ここはおいどんの縄張りだぞ!」

拳「...(やっぱ魔物は蔓延ってるか)」

岩魔「..言うことあるだろ」

拳「あぁ?なんだよ」



岩魔「まず挨拶!基盤だろ!」

拳「あぁ、こんにちは...魔物なのに礼儀正しいね」

岩魔「魔物差別か!?舐めんな!」

拳「あっ待って誤解誤解」


(隕石を生成する)


岩魔「『岩:隕(ロックいん)』!」

拳「ふぇ」

岩魔「この岩はおいどんが持てる最大の重量の訳だが..おいどんの最大は凄ま

   じい!おいどんの縄張りに踏み入れるって事は、おいどんの怖さを分かっ

   てないって事だ!」


シューーー(放つ)


岩魔「これを受け止められるか!棒人間!」

拳「あぁ、そうだね」



ドシッ(受け止める)


拳「筋トレには..ならないか」

岩魔「はっ?」

拳「デカいだけで、そこまで重くないな。まぁいいや。俺はお前に聞きたい事

  がある」



ポイッ スタスタスタ(岩をポイ捨てする)


岩魔「ッッッッ!来るな!化け物がァァ!」

拳「それはお前だろ..俺は松本の事を聞きたかっただけだ」

岩魔「松本?」

拳「あ~...おーけー..なんかちょっと...キショイ?着ぐるみみたいな奴

  見なかった?」


岩魔「着ぐるみ?...耳が〇の?」

拳「(そこ?)..多分それ...かも」

岩魔「そいつなら2日前、ここに居座ってたぞ...いきなり縄張りに入ってきた

   時は一発かまそうとしたわ」



拳「毎回あの石投げてたの?」

岩魔「石言うな、岩だ」

拳「引っ越しおばさんよりも、害悪かもしれん..自覚してないのもポイント高い」

岩魔「それは知らんが...そしてかまそうとした瞬間、鬼の形相で逃げるかのよ

   うに後ろの方向へ行ったぞ。それにしても速すぎてそこに居たの?って思う

   ぐらい音もしなかったぞ」


拳「(例え下手やな)..松本は逃げたのか?」

岩魔「両手が塞がってたしな...ナニかを抱っこしてたぞ」

拳「抱っこ?人間か?」

岩魔「いや、魔物の気配だった..しかもEランク以下の魔物を連れてってたぞ。

   2人も」


拳「マジ?」

岩魔「マジだ...けど、それは2日前だ」

拳「(2日前?松本が落ちた日と同じだ)..ジャストミート」

岩魔「?????」

拳「俺はそこに行く」

岩魔「あっそう」

拳「後ろの方向だろ?...」

岩魔「そうだが?」



拳「...行きたいなら..来い」

岩魔「おいどんは別にいい..縄張りを気にしないt」

拳「そうかそうか..やっぱ来たいか」

岩魔「はっ?何言ってんd」

拳「うんうん、来たいのはわかるよ。そんな顔してたし」


パシッ(腕を掴む)


岩魔「ちょ何急に」

拳「...だってさぁ..」

(禍々しい森)

拳「何でこんな禍々しいオーラ全開の森に行かなきゃならないん?めちゃ怖いんだ

  けど」


岩魔「おいどん毎日そこ行くけど..対して恐怖心を煽る訳じゃないぞ」

拳「で、でもさぁ..俺はきょわい..」

岩魔「...着いて来いと?」

拳「うん」(即答)

岩魔「..あ~、わかった..行くから」

拳「わぁ~い」

岩魔「少しの世話にはなる...名を名乗れ」



拳「拳マンだ..こぶしでも可」

岩魔「拳マン..拳マンでいいや」

拳「着いて来てくれるならなんでもいいや」

岩魔「行くぞ」



◇ ◇ ◇ ◇ ◇


スタスタスタスタスタスタスタスタスタ(歩く)


拳「あぁこわ..こわこわ...怖くないの?怖いだろ?なぁ怖くね?」

岩魔「うるさい..歩くの遅いし」

拳「本来ならもうちょい速く歩けるけど...コワい」

岩魔「だから怖くないって..ビビりすぎなんだよ」

拳「だってぇ..てぇぇ」

岩魔「...正直な話..ここには居ないと思うぞ」



拳「確かにな..2日前だろ?」

岩魔「あぁ..流石にもう離れているかもしれん」

拳「ならさっさと森抜けるぞ...ここにいるだけこっちが持たなくなる」



岩魔「そこからだと歩き23分ぐらいで抜けれるぞ」

拳「エライ道分かってるやん」

岩魔「熟知してるからな..おいどんは帰る。これ以上の付き合いはごめんだ」

拳「えぇ~、まぁいいか...有力な情報も聞けた...なんか居ね?」


ザシュッ(足音)


岩魔「はぁ?誰だあの着ぐるみ...何してんだ」

拳「着ぐるみ?..え、あれ松本?お~い松...本?




松本「...こぶし」

拳「やっぱ松本じゃ~ん..探したよ~」


スタスタスタスタスタスタスタスタスタ(松本に向かう)


拳「無事で良かったわ~」

松本「..こぶし...正義か悪...どっちを信じる?」

拳「えっ急になんだよ...まぁ悪にするぐらいだったら..正義寄り?」

松本「そうか..悪く思うなよ」

岩魔「ッッッッ!?拳マン!」


松本「『れっきーパンチ』」


ドガァ(腹パン)


拳「アベシッ!」


ヒューーン(吹っ飛ぶ)


岩魔「ッッッッッッッ!?...何を」

松本「..やっぱ、吹っ飛ぶぐらいか..こうなるとこぶしは邪魔になる」

岩魔「何をしているんだ!...仲間じゃないのか!」

松本「...親友だ」


シュンッ(戻ってくる)


拳「親友の割にはとんでもパンチ食らわすなぁ。あぁ痛ってぇ..つ~か何で殴る

  んだよ..答えが間違ってたのか?」



松本「『答え』があると思っているなら...もう救えないな」

拳「救う?お前3日で何があったんだよ」

松本「.....答えの無い..辛い現実だ」




?「今回はここまでにしといて..次は松本の過去編じゃ」

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