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拳マン  作者: まん、がか
追放編
3/63

拳マン 第3話『人種的キャベツ』


?「前回のあんすじ

  前回、棒人間の松本と棒人間のこぶしと碗玖達は異世界に転生され、拠点作り、いわば街作りをする所から終わった2話は終わったんじゃよね?あ、今は聞いちゃダメか、すまんすまん..まぁそういうことで、第3話スタートじゃよ」





?「あれから1週間」




サクッ...サクッ(桑で耕す)


拳「今は、人参と玉ねぎと那須が食べごろだな。この世界に野菜あったんだな。

  しかも成長スピード早すぎだろ...まだ植えてから、3日しか経ってない

  ぞ。農家の知識あって良かったぜ〜。っで、さっき耕した所は.」.


タッタッタッタッ


松本「こぶし~」

拳「何~?」

松本「屋根!完成したよ!」

拳「お、まじで?」

タッタッ(すぐに駆けつける)

拳「おぉ、ええやんええやん〜」


タッタッタッタッタッタッ(遅れてくる)


松本「行くの速いって..稲を被せただけで、残りはこぶしがやったんだけどね」

拳「そうだったか?...まぁ、何もともあれ俺達2人が住む分は確保出来たな。

  2人が住む分には、申し分ないデカさだけどな」


松本「あとさっき何していたの?」

拳「畑で野菜収穫していたんだよ~」

松本「収穫早くね?」

拳「この世界の成長するスピードレべチー牛なんだよ~」

松本「そっか~。久しぶりに碗玖達の所行ってみる?」

拳「確かに、あんま見てないしな~。ひっさしぶりに行ってみるか!」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


~2時間後~


テクテクテクテクテクテクテク


松本「思ったけど..ハァ...俺達の拠点とあいつらの拠点はどれぐらいの距離

   なの?結構..ハァ..歩いたよ」


拳「...う〜ん、大体240kmぐらい?」

松本「うん...うっん!?」

拳「前は俺に乗ってあそこまで来たからな」

松本「これ以上歩いたらもう足が棒になっちゃうよー」

拳「元々お前は棒やろ。そうやな、松本にとっては長い距離か..また乗る?」

松本「えぇ..う~ん...」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇



ピョーーーーン スタッ タタタタ


松本「ウワァァァァ!?」


スタッ(たどり着く)


松本「ハァ...ハァ」

拳「とりま着いたけど、まさかここじゃないよね?」


?「そこには、無数の建物が建ててあり、この街を象徴するかのような城が建っ

  ていたた...これを生徒38人が造ったって考えるとやばいよね。ちなみに

  この街名は『あの街』です...そんじゃ本編再開」


テクテクテクテクテクテク(辺りを見て回る)


拳「1週間前は素材も無さそうだったのに、そこら辺の木でも使ったのか?」


タッタッタッタッ


松本「ハァ、だから勝手に行かないでくれよ~」

拳「あ~すまんすまん..でもよ、これはおかしくね?」

松本「なんでだ?」

拳「だってここには無い金属とかが、建物として使われているし」

松本「う〜ん、まぁ~なんだ..そこに行くしかないだろ」

拳「..それもそうだな」


テクテクテク(門の前まで行く)


拳「お邪魔しま~きの」

パチィン!(ナニカによって弾かれる)

拳「おぉ、ビクッたー」

松本「こぶしぃ!?えぇ大丈夫か!?」

拳「あぁ、痛くはないけど結構ビビった...ワンチャン壊せるかな?」

松本「え?今なんt」



ヒュンッッッッッッッ!(ジャンプによる風圧)


松本「ウワァァァァ!風圧がァァ!目がァァァ!?」



拳「1回殴ってみるか?...よいしょ」

ドガッ パチーン..ピキッ(ひび割れの音)

拳「おっ?ピキッ?...これなら...」

ドガッパチードガッドガドガッ! パリィーン!(割れる音)


松本「ええええええええええー!?」

スタッ

拳「松本~壊したぞ。これで入れるな..松本?」

松本「あぁぁああぁぁ」(混乱中)

拳「松本...」


〜1時間後〜


松本「はっ!?...俺は確か」

拳「やっとか、そんなに驚く必要ないだろ」

松本「す、すまん。あまりにもやばい光景だったから」

拳「まぁこっちも驚かせるつもりじゃなかったから、こっちこそすまん。それで?

  行っちゃう?」


松本「まぁ壊したもんはしょうがないし、行くか!」

?「おい!そこで何してやがる!」

松本「ふぇ?」

拳「見つかったか、めんど」

松本「これやばくね?」

?「って、てめぇーらかよ。生きてたのかよ」

松本「うん?お前達は...碗玖!?」

拳「お前らより、生存力は高いぞ」

松本「そんなことよりも、碗玖..お前の姿どうした?あと後ろにいる奴も」



?「今見てる人に教えましょう!

  今の碗玖の姿は、上半身裸であり尚且つ、半ズボンである。しかも前の碗玖は 

  思えないくらい日焼けがされている。まぁそれはどうでもいいけど...それ

  じゃぁ本編再開」


碗玖「そうだな..来いゴミ人間共..話はあとだ」

拳「おい何がゴミ人間だ!」

松本「こぶし..ここは我慢だ」

拳「..わかった」

木口「ごめん拳マン、ああいうヤツだもんで」

碗玖「おーい、バリアを解いてくれ~」


.........


碗玖「あれ?おーい」

木口「碗玖!バリアが発動されてないぞ!」

拳「.....」

松本「あっ」(察し)

碗玖「誰かがやったんか?急がなければ」


ボワッ...シュワー(炎で移動する)


松本「アッツ!..そんなこともできるのかよ」

木口「碗玖待てよ〜..しゃーない..」

ドッドガッ(地面から苗木の触手を出現させる)

松本「うぇ~」

木口「お前らも来いよ」

拳「..いいのか?」

木口「困った時にはお互い様やろ?..別に俺は棒人間嫌ってもないし」

松本「木口ぃ..」

拳「俺は別に走るから大丈夫だy」

パシッ(こぶしの腕を掴む)

木口「まぁまぁ、遠慮すんなって。さっさ、乗った乗った」

拳「別にいいけど...まぁいいや」

(乗る)

松本「そうえば、木口の能力ってなんだっけ?」

木口「俺か?..俺の能力は」


びよーーーん


木口「【苗木】だ」

拳「なんか普通の能力だな。その【苗木】は具体的にはどんな能力なのさ」

木口「それは..」

ドッドガッ...フワァ(地面に触手が生えてキャッチする)

木口「具体的には、こういう事ができるのさ」

シュルルル(苗木が戻る)

松本「すげぇ!でも、その地面はどうするのさ」



木口「あぁーこれね、放置すれば治るよ」

松本「..どゆこと?」

拳「松本下を見ろ」

松本「うん?..おっ?」

(みるみる地面が治る)

木口「これは常時発動能力の【再生】だよ」

松本「これは木口の能力か?」

木口「いや、俺じゃなくて」

碗玖「おい守、ちゃんとバリア張っとけよ」

守「え、ちゃんとバリア張ってたよ。もしかして碗玖くん、私に嘘付いてるんじゃ

  ないの~?」



碗玖「別に噓なんて付いてねぇよ。いつもみたいにお前が忘れてるんだろ」

守「碗玖くん酷い〜、ウチちゃんと張ったよ?これだけはホントだもん!」

碗玖「じゃあなんでバリアが壊されているんだよ!襲撃されているかもって...

   心配したじゃねーか//」


守「えっ?碗玖くんウチの事を心配してくれてる。え..ッッッ////」


スタスタスタ(木口達が来る)


木口「あの〜..いい...かな?」

碗玖「おぉ、木口か」

拳「おーい」

守「貴方は..棒人間の!?なんでこんな所に」

碗玖「こんな人外なんかの気にする必要なんてないぞ」

拳「はぁ?おま..言ってくれんねぇ...」

木口「落ち着けって...お前の気持ちもわかるから...松本」

松本「うん?何~?」

木口「もう夜も夜だ..今日は泊まっていっていいぞ」

碗玖「木口、お前は何言ってんだよ!人外なんだぞ!こいつらは!..お前だって

   わかるだろ!」


守「..ウチもそれには賛成できないわ...ごめんなさい」

木口「大丈夫だ焦る必要はない俺が見張るから..だって俺だぜ?」

碗玖「そうか..確かにお前だからいける..のか?」

木口「あぁ、安心しろ」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


?「そして夜」


(何もない静かな場所)

木口「なぁ拳マン..」

拳「こぶしでええよ」

木口「あぁ分かった..こぶし達は、ここに寝泊まりしてくれ」


ドッドガッメキメキメキメキメキ(苗木の触手で住宅スペースを作っている)


木口「造ったよ」

松本「おぉスゲー!木口ありがとうな」

スタッ(座る)

拳「うひょッ、これフワフワだぞ!どういう原理なんだ?」

木口「俺の【苗木】は苗木の柔軟度変えることできるら。今の柔軟度はMaxだ」


拳「だからこんなフワフワだったんだ..オヒョ!これいい~」

スタッ(座る)

松本「本当だ!フワッフワだ~」

木口「...じゃあ明日な」

2人「おやすみ~」

木口「あぁ、おやすみ...」


テクテクテクテクテクテク ドガッ(誰かに腹を殴られる)


木口「うっ!?お前は...碗..玖か」

碗玖「すまん木口。やっぱ信じられないわ」

ドガッドガッ(何度も殴る)

木口「お前な..らそう..すると...おm」

バタン

碗玖「...すまん」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


?「次の日」



松本「う~ん...良く寝た...あれ?なんか固いな~..ってええええ!?」

(苗木の触手がなくなっている)

松本「こぶし起きろ!」

拳「何だよ~..んん~...今いい夢見てたのにぃ..あれなんか固くね?..

  ってフワフワが無いやんけェェ!?」


テクテクテクテクテクテク(誰かが歩いてくる)


拳「誰だ!」

碗玖「てめぇーら人外に話がある..ここから出てけ」

松本「腕玖..何言って」

腕玖「てめぇみたいな棒人間はこの街に要らねぇから」

松本「そんな...ひど」

碗玖「んじゃそういう事で..消えな」

拳「...おかしい」

碗玖「あ?」

拳「みんなが追放賛成はおかしい!木口はどこだ!」


美玖「その心配はないわ...木口には口封じしただけよ」

松本「君は...間久里!」

美玖「下の名前で呼ばないでくださる?貴方達みたいな人外は、この街には不要よ」

拳「お前ら..そんなに俺達を陥れたいか!」

松本「でも、大丈夫だこぶし..まだ俺達の家が...」

碗玖「あ~その事だが..燃やした」

拳「なん..だと?」

碗玖「昨日の夜、探索したら偶然お前らの家を見つけてな...土地開拓の計画で

   邪魔だったから燃やした。んっ?なんか文句ある?」


拳「そんな...松本と造った家が...」

松本「こぶし、落ち着け大丈夫だ..こんなクズどもなんかに惑わされるな...

   おいお前ら!」


碗玖「あっ?」

松本「俺達は必ず土下座させる!...その間まで首舐めて待ってろ!」



碗玖「棒人間の戯言なんて、誰も興味ねぇーよw」

みんな「アハハハハハハハハハハ」

松本「...行くぞこぶし」


テクテクテクテクテクテク


拳「松本...首洗って待ってろ...だよ」

松本「あっ......」



?「これが差別の現実!怖いもんじゃな〜。あと今回長くね?..まぁいいんじゃ

  けど、ちょっとナレーションがめんどいから、あんま増やさなくてもいいぞ。

まぁ次回もお楽しみにしていてね~そんじゃまた来世で会おう!...えっ?次回

   も近いの?」

木口って誰だよの方に説明しましょう!え~と台本はと...あ~これこれ


木口広木きぐちひろき(15)能力【苗木】

どんな奴でも優しく接する。どっちかと言えば塩顔。

もしかしたら、裏の顔があるかも...と思うよね?実はないんじゃよぉ。

まさに完璧...でも噂によると性欲が物凄い高いらしい...でも素材(顔)はイケメンだから許されるかも?

一応2話でも声だけで出た事がある。

2話を見ている方なら分かるとは思うんじゃけど、セリフの所にクラスの人で出ている..


え〜解説するの~..あっ、もう始まってんのか...それでは人物解説


守恭子まもるきょうこ能力【バリア】常時発動能力【再生】


そばかすと丸メガネと愛嬌のある容姿だが、顔立ちはあの間久里に引けを取らないぐらいの美貌なんじゃって~。

しかもこんな美人でこの街の重要な役割を果たすんじゃよ~。凄いよね〜..はぁ褒めるのめんど。

ちなみ碗玖と守はデキてるかいないとか..えっ?終わっていいの?やったぜ!




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