拳マン 第3話『人種的キャベツ』
?「前回のあんすじ
前回、棒人間の松本と棒人間のこぶしと碗玖達は異世界に転生され、拠点作り、いわば街作りをする所から終わった2話は終わったんじゃよね?あ、今は聞いちゃダメか、すまんすまん..まぁそういうことで、第3話スタートじゃよ」
?「あれから1週間」
サクッ...サクッ(桑で耕す)
拳「今は、人参と玉ねぎと那須が食べごろだな。この世界に野菜あったんだな。
しかも成長スピード早すぎだろ...まだ植えてから、3日しか経ってない
ぞ。農家の知識あって良かったぜ〜。っで、さっき耕した所は.」.
タッタッタッタッ
松本「こぶし~」
拳「何~?」
松本「屋根!完成したよ!」
拳「お、まじで?」
タッタッ(すぐに駆けつける)
拳「おぉ、ええやんええやん〜」
タッタッタッタッタッタッ(遅れてくる)
松本「行くの速いって..稲を被せただけで、残りはこぶしがやったんだけどね」
拳「そうだったか?...まぁ、何もともあれ俺達2人が住む分は確保出来たな。
2人が住む分には、申し分ないデカさだけどな」
松本「あとさっき何していたの?」
拳「畑で野菜収穫していたんだよ~」
松本「収穫早くね?」
拳「この世界の成長するスピードレべチー牛なんだよ~」
松本「そっか~。久しぶりに碗玖達の所行ってみる?」
拳「確かに、あんま見てないしな~。ひっさしぶりに行ってみるか!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~2時間後~
テクテクテクテクテクテクテク
松本「思ったけど..ハァ...俺達の拠点とあいつらの拠点はどれぐらいの距離
なの?結構..ハァ..歩いたよ」
拳「...う〜ん、大体240kmぐらい?」
松本「うん...うっん!?」
拳「前は俺に乗ってあそこまで来たからな」
松本「これ以上歩いたらもう足が棒になっちゃうよー」
拳「元々お前は棒やろ。そうやな、松本にとっては長い距離か..また乗る?」
松本「えぇ..う~ん...」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ピョーーーーン スタッ タタタタ
松本「ウワァァァァ!?」
スタッ(たどり着く)
松本「ハァ...ハァ」
拳「とりま着いたけど、まさかここじゃないよね?」
?「そこには、無数の建物が建ててあり、この街を象徴するかのような城が建っ
ていたた...これを生徒38人が造ったって考えるとやばいよね。ちなみに
この街名は『あの街』です...そんじゃ本編再開」
テクテクテクテクテクテク(辺りを見て回る)
拳「1週間前は素材も無さそうだったのに、そこら辺の木でも使ったのか?」
タッタッタッタッ
松本「ハァ、だから勝手に行かないでくれよ~」
拳「あ~すまんすまん..でもよ、これはおかしくね?」
松本「なんでだ?」
拳「だってここには無い金属とかが、建物として使われているし」
松本「う〜ん、まぁ~なんだ..そこに行くしかないだろ」
拳「..それもそうだな」
テクテクテク(門の前まで行く)
拳「お邪魔しま~きの」
パチィン!(ナニカによって弾かれる)
拳「おぉ、ビクッたー」
松本「こぶしぃ!?えぇ大丈夫か!?」
拳「あぁ、痛くはないけど結構ビビった...ワンチャン壊せるかな?」
松本「え?今なんt」
ヒュンッッッッッッッ!(ジャンプによる風圧)
松本「ウワァァァァ!風圧がァァ!目がァァァ!?」
拳「1回殴ってみるか?...よいしょ」
ドガッ パチーン..ピキッ(ひび割れの音)
拳「おっ?ピキッ?...これなら...」
ドガッパチードガッドガドガッ! パリィーン!(割れる音)
松本「ええええええええええー!?」
スタッ
拳「松本~壊したぞ。これで入れるな..松本?」
松本「あぁぁああぁぁ」(混乱中)
拳「松本...」
〜1時間後〜
松本「はっ!?...俺は確か」
拳「やっとか、そんなに驚く必要ないだろ」
松本「す、すまん。あまりにもやばい光景だったから」
拳「まぁこっちも驚かせるつもりじゃなかったから、こっちこそすまん。それで?
行っちゃう?」
松本「まぁ壊したもんはしょうがないし、行くか!」
?「おい!そこで何してやがる!」
松本「ふぇ?」
拳「見つかったか、めんど」
松本「これやばくね?」
?「って、てめぇーらかよ。生きてたのかよ」
松本「うん?お前達は...碗玖!?」
拳「お前らより、生存力は高いぞ」
松本「そんなことよりも、碗玖..お前の姿どうした?あと後ろにいる奴も」
?「今見てる人に教えましょう!
今の碗玖の姿は、上半身裸であり尚且つ、半ズボンである。しかも前の碗玖は
思えないくらい日焼けがされている。まぁそれはどうでもいいけど...それ
じゃぁ本編再開」
碗玖「そうだな..来いゴミ人間共..話はあとだ」
拳「おい何がゴミ人間だ!」
松本「こぶし..ここは我慢だ」
拳「..わかった」
木口「ごめん拳マン、ああいうヤツだもんで」
碗玖「おーい、バリアを解いてくれ~」
.........
碗玖「あれ?おーい」
木口「碗玖!バリアが発動されてないぞ!」
拳「.....」
松本「あっ」(察し)
碗玖「誰かがやったんか?急がなければ」
ボワッ...シュワー(炎で移動する)
松本「アッツ!..そんなこともできるのかよ」
木口「碗玖待てよ〜..しゃーない..」
ドッドガッ(地面から苗木の触手を出現させる)
松本「うぇ~」
木口「お前らも来いよ」
拳「..いいのか?」
木口「困った時にはお互い様やろ?..別に俺は棒人間嫌ってもないし」
松本「木口ぃ..」
拳「俺は別に走るから大丈夫だy」
パシッ(こぶしの腕を掴む)
木口「まぁまぁ、遠慮すんなって。さっさ、乗った乗った」
拳「別にいいけど...まぁいいや」
(乗る)
松本「そうえば、木口の能力ってなんだっけ?」
木口「俺か?..俺の能力は」
びよーーーん
木口「【苗木】だ」
拳「なんか普通の能力だな。その【苗木】は具体的にはどんな能力なのさ」
木口「それは..」
ドッドガッ...フワァ(地面に触手が生えてキャッチする)
木口「具体的には、こういう事ができるのさ」
シュルルル(苗木が戻る)
松本「すげぇ!でも、その地面はどうするのさ」
木口「あぁーこれね、放置すれば治るよ」
松本「..どゆこと?」
拳「松本下を見ろ」
松本「うん?..おっ?」
(みるみる地面が治る)
木口「これは常時発動能力の【再生】だよ」
松本「これは木口の能力か?」
木口「いや、俺じゃなくて」
碗玖「おい守、ちゃんとバリア張っとけよ」
守「え、ちゃんとバリア張ってたよ。もしかして碗玖くん、私に嘘付いてるんじゃ
ないの~?」
碗玖「別に噓なんて付いてねぇよ。いつもみたいにお前が忘れてるんだろ」
守「碗玖くん酷い〜、ウチちゃんと張ったよ?これだけはホントだもん!」
碗玖「じゃあなんでバリアが壊されているんだよ!襲撃されているかもって...
心配したじゃねーか//」
守「えっ?碗玖くんウチの事を心配してくれてる。え..ッッッ////」
スタスタスタ(木口達が来る)
木口「あの〜..いい...かな?」
碗玖「おぉ、木口か」
拳「おーい」
守「貴方は..棒人間の!?なんでこんな所に」
碗玖「こんな人外なんかの気にする必要なんてないぞ」
拳「はぁ?おま..言ってくれんねぇ...」
木口「落ち着けって...お前の気持ちもわかるから...松本」
松本「うん?何~?」
木口「もう夜も夜だ..今日は泊まっていっていいぞ」
碗玖「木口、お前は何言ってんだよ!人外なんだぞ!こいつらは!..お前だって
わかるだろ!」
守「..ウチもそれには賛成できないわ...ごめんなさい」
木口「大丈夫だ焦る必要はない俺が見張るから..だって俺だぜ?」
碗玖「そうか..確かにお前だからいける..のか?」
木口「あぁ、安心しろ」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
?「そして夜」
(何もない静かな場所)
木口「なぁ拳マン..」
拳「こぶしでええよ」
木口「あぁ分かった..こぶし達は、ここに寝泊まりしてくれ」
ドッドガッメキメキメキメキメキ(苗木の触手で住宅スペースを作っている)
木口「造ったよ」
松本「おぉスゲー!木口ありがとうな」
スタッ(座る)
拳「うひょッ、これフワフワだぞ!どういう原理なんだ?」
木口「俺の【苗木】は苗木の柔軟度変えることできるら。今の柔軟度はMaxだ」
拳「だからこんなフワフワだったんだ..オヒョ!これいい~」
スタッ(座る)
松本「本当だ!フワッフワだ~」
木口「...じゃあ明日な」
2人「おやすみ~」
木口「あぁ、おやすみ...」
テクテクテクテクテクテク ドガッ(誰かに腹を殴られる)
木口「うっ!?お前は...碗..玖か」
碗玖「すまん木口。やっぱ信じられないわ」
ドガッドガッ(何度も殴る)
木口「お前な..らそう..すると...おm」
バタン
碗玖「...すまん」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
?「次の日」
松本「う~ん...良く寝た...あれ?なんか固いな~..ってええええ!?」
(苗木の触手がなくなっている)
松本「こぶし起きろ!」
拳「何だよ~..んん~...今いい夢見てたのにぃ..あれなんか固くね?..
ってフワフワが無いやんけェェ!?」
テクテクテクテクテクテク(誰かが歩いてくる)
拳「誰だ!」
碗玖「てめぇーら人外に話がある..ここから出てけ」
松本「腕玖..何言って」
腕玖「てめぇみたいな棒人間はこの街に要らねぇから」
松本「そんな...ひど」
碗玖「んじゃそういう事で..消えな」
拳「...おかしい」
碗玖「あ?」
拳「みんなが追放賛成はおかしい!木口はどこだ!」
美玖「その心配はないわ...木口には口封じしただけよ」
松本「君は...間久里!」
美玖「下の名前で呼ばないでくださる?貴方達みたいな人外は、この街には不要よ」
拳「お前ら..そんなに俺達を陥れたいか!」
松本「でも、大丈夫だこぶし..まだ俺達の家が...」
碗玖「あ~その事だが..燃やした」
拳「なん..だと?」
碗玖「昨日の夜、探索したら偶然お前らの家を見つけてな...土地開拓の計画で
邪魔だったから燃やした。んっ?なんか文句ある?」
拳「そんな...松本と造った家が...」
松本「こぶし、落ち着け大丈夫だ..こんなクズどもなんかに惑わされるな...
おいお前ら!」
碗玖「あっ?」
松本「俺達は必ず土下座させる!...その間まで首舐めて待ってろ!」
碗玖「棒人間の戯言なんて、誰も興味ねぇーよw」
みんな「アハハハハハハハハハハ」
松本「...行くぞこぶし」
テクテクテクテクテクテク
拳「松本...首洗って待ってろ...だよ」
松本「あっ......」
?「これが差別の現実!怖いもんじゃな〜。あと今回長くね?..まぁいいんじゃ
けど、ちょっとナレーションがめんどいから、あんま増やさなくてもいいぞ。
まぁ次回もお楽しみにしていてね~そんじゃまた来世で会おう!...えっ?次回
も近いの?」
木口って誰だよの方に説明しましょう!え~と台本はと...あ~これこれ
木口広木(15)能力【苗木】
どんな奴でも優しく接する。どっちかと言えば塩顔。
もしかしたら、裏の顔があるかも...と思うよね?実はないんじゃよぉ。
まさに完璧...でも噂によると性欲が物凄い高いらしい...でも素材(顔)はイケメンだから許されるかも?
一応2話でも声だけで出た事がある。
2話を見ている方なら分かるとは思うんじゃけど、セリフの所にクラスの人で出ている..
え〜解説するの~..あっ、もう始まってんのか...それでは人物解説
守恭子能力【バリア】常時発動能力【再生】
そばかすと丸メガネと愛嬌のある容姿だが、顔立ちはあの間久里に引けを取らないぐらいの美貌なんじゃって~。
しかもこんな美人でこの街の重要な役割を果たすんじゃよ~。凄いよね〜..はぁ褒めるのめんど。
ちなみ碗玖と守はデキてるかいないとか..えっ?終わっていいの?やったぜ!