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拳マン  作者: まん、がか
神田王国編

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拳マン 第26話『神田王国が出来るまで ~その2~ 信頼』

?「前回の餡筋~

  前回はただただ過去話を聞いただけでした。まじで言いたい事がない。詳細は

  前回の回で..んじゃ本編開始」


神田(ナレーション)「って事だ..前触れはもういいか?」

松本(ナレーション)「おう!なんとなく分かったぜぇ」

神田(ナレーション)「なら次の話に参るぞ」

拳(ナレーション)「おんおん」



神田「じゃあまず食料とかある?」

殺月「食料ですか..飲み水ならありますが」

神田「食料は無いのね..ならあの森に入る?」

(指を刺す)

神田「森なら山菜とかある気がする」

殺月「あの森は危険です」

神田「危険?あぁ、魔物とか?」



殺月「森と言うのは相当危ない場所でありまして..魔物もそうですが..不安定

   な道から急な坂道、落差が激しい崖など様々です」


神田「殺月さ..呼び捨てでいいか?」

殺月「唐突ですね..いいですよ」

神田「殺月は森に行った事があるの?」

殺月「何度か」

神田「あの森にも?」

殺月「はい」

神田「何しに行ったの?」



殺月「それは...薬草を取りに少々」

神田「危険なのに?」

殺月「...その時の薬草は命を懸けても、取得しなければいけない事態でして」

神田「..苦労したんだなぁ..大丈夫だ...俺が付いている」

殺月「神田様の身体能力は素人程度ですよ?万が一の事があれば助かる手段なんて

   ものはありませんよ?」



神田「言ってたよな?俺の能力【全知】は総てを知る事が出来る。今日の分の食料

   を確保して殺月の笑顔を見る...テンプレは視えた」



殺月「私の為に..神田様」

神田「神田か神壱でいいよ..様呼びはまだ慣れないから」

殺月「じゃあ神田さんで」

神田「..それならいっか...じゃあ行こう」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ(森の中)


神田「はぁ..怖ッ..雰囲気が..流石異世界だな...昼間で良かった~」

殺月「神田さんが行くって言ったんですから..腰抜ないでくださいよ」


神田「腰?」

(殺月が支えてる)

殺月「気づきました?」

神田「あぁ!ごっごめん..支えてもらってたなんて」


殺月「謝るぐらいなら正してください」

ポンポン(優しく腰を叩く)

神田「も、もう大丈夫だよ...(殺月の手、小さいのに頼もしくて可愛らしくて

   ...優しい)」



殺月「食料は山菜などで十分なのですか?」

神田「確かに腹膨れにくいよな..タンパク質も摂取したいな..魔物の肉って、

   食える?」


殺月「食べれませんというか食べてはいけません」

神田「凄い食い気味..食うだけにw」


スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ(無言の足音)


殺月「...今のは独り言ですか?」

神田「あ、いや...その..何で魔物の肉を食べていけないんですか?」

殺月「神田さんの能力でわかると思いますけど」

神田「あぁ【全知】で出来るのか..えぇと..そういう事?」

殺月「つまり?」

神田「魔物の肉は食えるちゃ食えるみたい..けど雑菌が多くて、魔物の肉を興味

   本位で口に入れた者は..個人差があるが、最終的に味の感想は腐敗した物

   全般と皆一致する。基本的に、口に入れた瞬間体が拒絶し即時に嘔吐する。

   仮に喉を通ったとしても、下痢・めまい・頭痛等の状態異常が襲いにかかる

   と言われている。そもそも、魔物自体が不吉そのものであり、食したら不幸

   が舞い降りる。最後は迷信みたいなもんだけど..視た限りだとこの程度

   かな?どう?殺月」


殺月「はい、そのまんまです」

神田「そのまんますぎてねこまんまですね!」

殺月「......」


スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ(無言の歩き)


神田「ねこまんまですね!」



拳(ナレーション)「おい、一旦止めろ」

神田(ナレーション)「何?文句でも?」

松本(ナレーション)「文句も何も...1回でいいから..高い所から飛び降りてくれへん?」

神田(ナレーション)「...死ねと?」

松本(ナレーション)「じゃあ生き埋めで」

神田(ナレーション)「死以上の苦痛を要求されても」


拳(ナレーション)「でも2回言ってくれたから..お礼として俺が2回殴るってのも?」

神田(ナレーション)「あぁ、分かった分かった俺が悪かった..3割ぐらいは」

松本(ナレーション)「10割だけどな」

神田(ナレーション)「...3」

拳(ナレーション)「100割」



神田(ナレーション)「...じゃあ..話の続き..続きを...うぅ」

拳(ナレーション)「ごめん、俺達悪くないし、あんたがが全ての発端し...そのまんま過ぎて

    ねこまんまって、やつ全然ギャグじゃないしおもんないけど..ごめん」



神田(ナレーション)「思ってないでしょ...あ〜もういいよ!話せばいいんでしょ!話せば」

松本(ナレーション)「違うけど」

神田(ナレーション)「あぁ!お前ら嫌い」



殺月「...ねこまんまですか..素人には到底わからない領域です..ね?」

神田「俺、ギャグだけは【全知】に頼らないって決めてんだよね」

殺月「....今は食料を集めましょう」

神田「だね..だけど山菜だけだとなぁ..魔物の肉以外無いのか?」

殺月「捜索しないと..何もわかりませんよ?」

神田「確かにな...よし!行こか」



神田(ナレーション)「しかし肉どころか山菜すらも見つからず気が付けば夜になっていた」

拳(ナレーション)「こーいうナレーションってさぁ、よくよく考えたらバカらしいよね」

松本(ナレーション)「わかるわかる!気が付けば夜になっていたとか、普通気が付くでしょって話

    だよな」


神田(ナレーション)「もしかして..俺の事嫌い?」

松本(ナレーション)「いやいや..そうかもな」

神田(ナレーション)「酷ッ!」

拳(ナレーション)「俺達の事嫌いとか言ってたやん」

神田(ナレーション)「それは....☆テヘッ☆」



拳(ナレーション)「....」

松本(ナレーション)「...生憧さんとか貴方に好意を寄せまくっている「人」だったら..

    いわゆるあれだろ?キュン死ってやつだ。それを俺達にやるって事は、自ら命を粗末に

    していることでよろし?」

神田(ナレーション)「......☆テへッ☆」


(殴る姿勢)


拳(ナレーション)「...あ、やべ俺ったらいつもの体制にしてた..ふぅ、危ない危ない」

神田(ナレーション)「えっ?(いつもって..殺す気満々の体制だよな?)..話の続きを」


松本(ナレーション)「チッ、許すのも心の成長や。許そう」



神田(ナレーション)「じゃ、じゃあその続きを..続きを」


ガクブルガクブルガクブル(震え)


拳(ナレーション)「どした?震え顔だぞ?」

神田(ナレーション)「いや、なんでもない..ほんとなんでもない」

拳(ナレーション)「お、おう(まぁ半分演技だけどな..「半分」めちゃ大事)」


神田(ナレーション)「..まともな食料が見つからず森を抜け出した、俺と殺月はその後」



(森から抜け出す)



神田「ごめんね..食料が見つかなくて..余計腹減ったよ」

殺月「いえ、見つからない時にリスクを薨御しなかった私の失態です」

神田「そこまで考えてなくても...しっかし、水しかないのか..腹が減る一方

   だな..海とかで魚を狙うテンプレもあるな。ここら辺に海とか川でもいい

   から何かの水際ある?」


殺月「近くに川ならありますけど..そんな壮大なものではないですね」

神田「壮大って..別に川ぐらい普通じゃない?」

殺月「いえ..大体1m程の孤立した川ですから」

神田「それ川ちゃう..水溜りや」

殺月「そうでしたっけ?」

神田「(抜けてる所も可愛えぇ)うぅん、でも~?見間違えは誰にあるから~..

   仕方ないよね!うんそうに違いない!」


(誰かが助けを求める女声)

「た、すけて...誰か」

神田「..助けを呼ぶ声」

殺月「魔物の罠の可能性も否定しきれません..様子見を」


神田「今すぐ行く!」


タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ


殺月「ちょッ!まったく..」


タッタッ タタタタタタタタタタ



◇ ◇ ◇ ◇ ◇




「誰か...誰か!」


タタタタ キキキ(止まる)


神田「どうしたんだい?お嬢s服ゥゥ!」

(ほとんどの部分の服が破れている)

「あッ..その...これは」


神田「と、と、とりあえず...ほらッ」

(受け取る)

「これは?」

神田「そこら辺の枯れ葉で作った...見せちゃダメな部分の露出は避けれるぞ」

「あ、ありがとうございます...あの」

神田「うん?まだダメな部分が隠せてない?」

「いや..さっ寒くて」


ブルブルブルブル(震える)


神田「そうか...そうだよな..枯れ葉程度じゃだめだよな...それなら」

(熱い抱擁)

「へっ!?」

神田「これでなんとか..温かくなった?」

「ッッッッ///」

神田「おっ!?体熱ッ」

「すみません..その..色んな意味で体火照ちゃって..」

神田「体温かくなったなら..嬉しいよ」

「ッッッッ///」

神田「それで助けを求めてたけど」

「あっ!そうです!村を助けてください!」

神田「村?」

「はい..魔物が..村に襲撃をしてきまして...私は難を逃れましたが..で

 もこのままじゃ仲間が..仲間が」


神田「...それを」

ヒョイ(持ち上げる)

「えっ?」

神田「早く」

(お姫様だっこ)

神田「言えってんだァァァ!」



タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ


「あの...(お尻を触られると)」

神田「あ〜、危ないもんね。もうちょいガシッってやった方がいいか」

「えっいやそういわk」

ガシッ(もっと掴む)

「アッ///」

神田「どうしたの?そんなエチィ声出して」(無自覚)

(涙目)

「...誰のせいだと思ってるのですか!」


ポコポコ(可愛い殴打(?))


神田「(マッサージか?)...照れてるのか?」

「貴方は..女心をわかってないですね!まったく本当に!で・す・よ!」

神田「の割には顔真っ赤じゃん。キューピーの頬っぺみたい」

「比喩..ですか?」

神田「渾身のギャグ..おもしろくない?」

「面白いです..ね?」

キキキキキキキキ(到着)

神田「ここが村か?」

(荒れ果てた村)

神田「..随分と荒れている」

「私の家がみんな!みんな!」


タッタッタッタッタッタッタッタ パシッ(彼女の腕を掴む)


神田「君が行くにはあまりにも危険すぎる。ここで待機しててくれ」

「そんな..私も行きまs」

神田「悪いけど、君が魔物に遭遇した場合のテンプレは..俺だけが生き残る結末

   が目に視える。危険性が少ないテンプレはこれしかない..だからここで!

   待機をしてくれ」


「貴方はどこまで見透かしているのですか?貴方は何者なんですか?」

神田「そうだね..神に近い存在だ」

「神に近い..存在?」

神田「行ってくる」

「...あの!」


神田「うん?」

「貴方の名前は!」

神田「...神田神壱」


タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ(走る)


「..神田神壱...カッコいい..」



◇ ◇ ◇ ◇ ◇


タタタタタタタタ(荒れ果てた村を駆け巡る)

神田「(村人は?生存者は?探せ探せ)..あの子の為にこの村を..出来る限り

   救ってみせrッッッ!?」


キキキキ(止まる)


神田「なんだ!あれは!?」


(魔物の死体の山が見える)


神田「ウップ!?...ハァ...ハァ...吐く所だった」

ポンポン(胸を叩く)

神田「ふぅ...落ち着いた」


スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ(見て回る) 


神田「人とは思えない形状..原型を留めてない個体もしばしば...魔物か?」


トンッ(何かを蹴る)


神田「おっと..なんだ?って、 人!..意識失ったか?おい、しっかりしろ!」


(肩を揺さぶる)


「...あっ...あぁ」

神田「起きた..ここがどこだかわかるか?」

「俺様は..何を...はっ!?魔物!」

神田「違う、魔物じゃない」

「く、来るなァァ!」


パチンッ(両頬を手で挟む)


神田「..落ち着け」

「ハッ!?..ご、ごめんなさい!」

神田「大丈夫だ、魔物は既に死んでいる。安心しろ」

(頭を撫でる)

「ッッッッッッ!?//や、やめてください」(顔真っ赤)

神田「えっあぁごめん(良かれと思ってやったんだけど..思春期か?)」

「... これは貴方が..この魔物を倒したのですか?」

(死体の山を指す)

神田「えっ?いや俺はちg」


ポタポタポタポタ(涙を流す)


「ぅぅぅぅ...誠に!ありがとう!ございますゥゥゥ!」


神田「えぇ!?急にどうした?」

「貴方が魔物の集団を撃退したのではないのですか!?」

神田「いや(このままの乗っかるテンプレの方が場を収めやすいか)...そうだ

   俺が..俺が集団をぶっ飛ばした!」


「スゲェ!俺様でも勝てなかのに..マジスゲェ!みんな!..あれ?」

神田「みんな?君しかいないけど」

「え、みんながいない..嘘だろ..みんなが」

神田「大丈夫だ(大丈夫じゃないけど)俺がみんなを見つけてやる」

「...本当ですか?」

神田「あぁ..誓おう」

「貴方の名前は?」

神田「神田神壱...俺の名前だ」

「カッケェ..俺はフィーダです!」

神田「フィーダ君..か」


フィー「フィーダです!よろしくお願いします!神田様!」

神田「(また様呼びか...名前に神が入ってるからかな?..でも)悪くない気

   分♪~」


スタスタスタスタスタ(死体の山を見て回る)


フィー「ところで、この魔物共はどうやって殺したのですか?..見る限りだと、

    刺殺ばっか...神田様、本当に殺ったのですか?」


神田「いや..殺ったけど、そこまで刺してなかったような?大体一突きd」

フィー「1体につき35箇所刺されますよ?」

神田「35!?(えっ、えっ!?)..最近さぁ物忘れが酷くて~何回刺したか忘れ

   るクセがあるんだよねぇ」


フィー「えぇぇ!?」

神田「(もうちょい言い訳考えとけば良かったァァ!)」

フィー「刺した回数すらも忘れる程戦いになれているって事ですか!」

神田「えっ?...そうとも」

フィー「スゲェ!まじスゲェ!神田様~」

神田「フィーダ君はこの状況を疑わないの?」

フィー「魔物の来る頻度は多いですよ。でも、いつもなら1体で多くても5体ぐらい

    だったのですけど」


神田「パット見は30体は超えてる感じだけど..54体だわ」

スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ(何者かが歩いてくる)


神田「ッッッ!誰だ!」


「神田様..やっぱり来ちゃいました」


フィー「おい、何だよその恰好...寒くないのか?」

「神田様に温めてもらったんです~」

神田「あんな所に待機させちゃった俺こそごめんな..えぇと...」

「名は神田様の自由で!」

神田「自分の名前で良くない?」

「神田様のじゃないと嫌です!」

神田「..受付で..俺の言う事をこれからも聞いて欲しいのを込めて」

受付「受付ですか..なんなりと〜♡神田様〜♡」


(抱きつく)


フィー「おいキュウミ!神田様に触るな!」

受付「今は受付です~」

神田「ちょいちょいそんなに密着されたら動けないって~...(キュウミ...

   そっちの方が良い気がするけど..まぁいっか)」


スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ


殺月「神田さん..」

神田「あ、殺月どこに行っt..えぇぇ!?殺月その傷どうしたの!?」

(腕に一本線の切り傷)

殺月「これは..そこら辺で擦っちゃって...でも心配しなくて大丈夫ですよ」

神田「う~ん..ならいいけど..」

殺月「最初、私もここに来てました」

神田「俺が来る前に?」

殺月「この魔物の死体は神田さんが殺ったのではないのでしょうか?」

神田「えっ..あぁそっそうなんだけど...受付ちゃん~、フィーダ君」


受付「はいなんでしょうか?」

神田「ちょいこの人と話してくるから待っといて~」

フィー「お安いご用意」


神田「ありがとう...じゃあ行こう」

殺月「はい」


スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ(どっかに移動する)



?「はいストップ!ちょい区切り悪いが今回はここまでじゃ。多分、次の回で神田

  の過去編は終了じゃ..ほんじゃ、また次の回で逢おう!」

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