拳マン 第19話『旅ついでに大会』
?「前回のあんすじ~
前回は自分で確かめてくれ..んん?もうちょい説明しろって?あらすじなん
て二の次じゃ。今は本編を進めたいんじゃ、本編開始」
?「あれから森を歩き続けたこぶしと松本」
スタスタスタスタスタスタスタ
拳「ふぅ、結構歩いてなぁ」
松本「大体50㎞も歩いたんか。案外喋ってると一瞬なんだな...あれ?啓道さん
どこいった?」
拳「う~ん?...まだあそこか」
スタッ スタスタッスタスタスタ(10㎞先)
啓道「ハァ...ハァ..ハァ.....ハァ..」
俊太「パパ頑張れ~」
啓道「俊太..流石に歩いてくれないか?なんで俺が抱っこしているんだ」
松本「あそこかぁ、ちょっと行ってくる」
シュンッ
拳「気を付けてねぇ。昔は松本も啓道さんぐらいだったんだなぁ..なんかスーツ
着て強くなったけど」
シュンッ(啓道達をお神輿みたいに担ぐ)
松本「ただいまつたけ」
俊太「いぇーい!スリル満点~」
啓道「ハァ...ハァ..ジェットコースターよりも苦手かも..こういうの」
松本「早く着けたからいいやんいいやん」
拳「それでこっからどこ行くんだ?」
啓道「あと真っ直ぐ行けばいいですよ」
拳「おけ~..んじゃそっからは..なっ?」
松本「おけおけ」
啓道「えっ?..まさか」
シューーーーーン
啓道「ウギャャャャャャャャャャ!?」
俊太「ヤッフーーー!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
〜10秒後〜
拳「おっ?」
ズズズーー(急ブレーキ)
啓道「ハァ...森からうッ...ハァ..抜けたようですね..ヤバい吐きそう」
俊太「楽しかった~、ありがとう着ぐるみのお兄ちゃん」
松本「...もうそれでいいや」
啓道「お前よく楽しめたな..俺には地獄そのものだぞ」
拳「森に抜けたのは良いけど、なんか看板があるぞ?」
松本「なになに~何て書いてあるの~?」
拳「えぇと..〈左の方向『神田王国』有り 右の方向『大会』有り〉だって」
啓道「あぁそれです!神田王国です!」
拳「違う国ってこの事ね」
啓道「俺は神田王国に急ぐので..ここら辺で解散で」
松本「大丈夫すか?道のり遠くないですか?」
啓道「地図で見ましたけど..こっからだとあと1㎞ですね」
松本「そうですか..じゃあ、ここら辺で」
啓道「はい!今までの道のり着いてくださり...ありがとうございました!大変
心強かったです!ほら、俊太も」
俊太「ありがとうございました!棒人間のお兄ちゃん!着ぐるみのお兄ちゃん」
拳「こちらこそありがとう、息子さんを立派に仕上げてくださいよ~、啓道さん」
啓道「こぶしさん...ありがとね..頑張るよ。それじゃ..俊太」
俊太「はぁーい」
スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ
拳「...俺達は右に行くか」
松本「そうだな..ところでこの『大会』有りってなんなん?」
拳「それは..行ってみないと分らんな」
松本「じゃあ、行こか」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
スタスタスタ
拳「うん?待って..あれか?」
松本「うわ超デカくね?」
?「そこには東京ドーム並の広さを持つ大きな会場があった..詳細は次次~」
拳「おぉ~、行ってみるだけ行ってみっか」
松本「そうだな!」
(背後)
?「見学デスカ?」
拳「うおぉ..ロボット?」
ロボ「ハイ、我々ハ、神田様二作ラレタ、ロボットデス」
松本「神田様?」
ロボ「突然デスガ、貴方達ハコノ『神田:バースデー大会』ハ、ゴ存知デスカ?」
拳「ようわからんけど..その大会を作った奴はキショいってのはわかった」
ロボ「キショ?オマ..フゥ..」
拳「(ロボットも息継ぎするんか)」
ロボ「取リ敢エズ..貴方達ハ此処二、来テ何ヲシニ来タノデスカ?」
拳「旅ついでに来ただけだけど」
ロボ「ソレナラ..コノ大会二出場シテハイカカガデショウカ?」
松本「えぇ..めんd」
ロボ「優勝賞金ハ14.5億円デス」
松本「やっぱそうだよねぇ~、参加しない義理は無いよねぇ~。なっ?こぶし?」
拳「お、前金に飢えてたキャラしてたっけ?..んまぁ、何事も経験だよな。いい
ぜ、その代わり、その話が嘘なら、喉切り刻むからな?」
ロボ「騙ス訳ナイジャナイデスカ」
拳「..出場する為には具体的にどんな感じ?」
ロボ「ジャアマズ..アソコ二、居座ッテイル受付員二、出場受付ヲ伝エテキテク
ダサイ...」
(場所を指す)
拳「あれか」
ロボ「話ハソコカラデス」
松本「おけおけ..んじゃ言おうぜぇ~」
拳「こういうのって直談判するもんなの?」
スタスタスタスタ
ウケ「あ、人来た..『神田:バースデー大会』へようこそ!って魔物ォ!?」
拳「俺は人間だ!棒人間の拳マンだ!」
ウケ「...そ、そうなのですか?」
拳「驚かせた分はすんません。俺達..何とか大会に出場したいんですが」
ウケ「俺..達?」
ヒョコ(こぶしの後ろに現れる松本や)
松本「はいそうですけど?」
ウケ「キャァァァ!?着ぐるみの化け物ォォ!?」
松本「失礼だな」
ガポッ(頭を取る)
松本「俺も松本って言うちゃんとした苗字があるんだぞ」
ウケ「すみません...衝撃的な事実とは簡単には向き合えないタイプなので」
拳「はぁ..もう受付してくれるだけいいから早く俺達を出場させてくれ」
ウケ「すみません、一組一人までです」
拳「えっ?何で?」
ウケ「それは..神田様からの命令なので」
松本「その神田様って誰ですか?」
ウケ「...えっ!?知らないのですか?」
松本「あぁはい」
ウケ「神田様はまさに全知全能!完璧すぎる超人ですよ!」
松本「俺知らねぇ~」
ウケ「た、確かに今でこそ知名度はまだまだですが、これからこの世界を今まで
以上により良くし、そして皆から崇高される御方なのですから!今まさに
この大会を開いたのですから!」
松本「おぉわかりましたわかりました...貴女の愛は十分伝わりましたから」
拳「それでこっから何をすればいいん?」
ウケ「まず拳様か松本様の内どちらかを出場させるか決めてください..話はそこ
からです」
拳「なら一旦考えせてくれ」
ウケ「構いませんよ」
(一旦離れる)
松本「って、言われてもなぁ、俺別に賞金が欲しいだけだからなぁ。戦闘には不向
きだし..こぶし行く?」
拳「人任せかよ~(まぁこれで強い敵だったら..期待値も幾分かマシになるって
もんか)...いいよそれでやろう」
松本「よしきた!すみません~」
シュンッ(一瞬で受付の前に移動する)
ウケ「(えっ?さっきまで離れたよね?)..決定しましたか?」
松本「なんとなく~」
シュンッ(こぶしも同様の速さ)
拳「俺が出ます」
ウケ「(見えなかった)...で、では拳様はあの会場の中にお入りください」
スタスタスタスタ(松本を置いていく)
松本「えっ?俺は?」
ウケ「松本様はまた翌日、こちらにお越しに来てください..では」
拳「ふぇ?松本はどうして入らせないの?」
ウケ「この会場は、出場する選手しか中には入れません。不法に入ってきた者は、
侵入者としてカウントします」
松本「えぇ明日までこぶしとは会えんの~?」
ウケ「しかし、翌朝ここに集まるなら大会の観戦チケット早朝に配布いたします」
拳「あぁなるほどね...えっ?大会って何時やるの?」
ウケ「それは翌日です」
拳「...気が早くね?」
ウケ「神田様の指令です」
松本「じゃあ明日の朝ここにいるから、あんたも来てよ〜」
ウケ「はい、必ず」
スタスタスタスタスタスタスタスタスタ
拳「一旦じゃあな!また明日な~」
松本「おう!明日な~」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
松本「って言ってもまだ太陽みたいなヤツ..位置的に、まだ3時前後ぐらい時間
が余るな...その間どうしってんだ」
スタスタスタ(誰かが松本に向かって歩いてくる)
?「松本か?」
松本「え、なんで木口がいるん?」
木口「それは俺も言いたいんだけど..」
松本「木口って碗玖と一緒に居たはずじゃ」
木口「碗玖ならあそこの会場に入ったぞ」
松本「...ふぇ?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
スタスタスタスタスタスタスタスタスタ(長く続く廊下を進む)
拳「ていうかあんたの名前聞いてなかったな..何?」
ウケ「私は...ウケツケです」
拳「へぇ〜珍しい名前やな。良いと思うで」
ウケ「神田様が付けてくれた名前です..とても光栄です」
拳「ふぇ〜(その神田様?を知らんからどんだけ凄いのかわからんけど)」
スタスタスタスタスタスタスタ(まだまだ進む)
拳「あのさぁ..まだ歩くの?」
ウケ「あと少しです」
拳「ゴメン..流石に我慢の限界」
(お姫様だっこをする)
ウケ「へっ?」
シューーーーーン(高速突き進む)
ウケ「キャ~!ケダモノォォ!」
キキキキ(ブレーキ)
拳「こっちの方が断然早いじゃん♪」
ウケ「早く降ろして!」
ポカポカ(殴打)
拳「ハイハイわかったって...」
?「そこにはざっと、75名の選手が待機していた」
「あ?あれ新人かぁ?」
「棒人間ってw」
「こんな奴採用する程人材が足りなかったのか?w」
拳「なんなん、お前ら」
スタスタスタスタスタ(何者かが歩いてくる)
?「おうおう新入りかぁ?」
拳「いや誰だよ」
?「その口の利き方はぁ..なんだ?」
拳「あっ?」
ウケ「会場内の暴力は違反です!」
?「うるせぇ!黙っとけアバズレ!」
ウケ「あ、アバ..」
拳「おい、人に当たんなよ。ビビってるから他人に吠えるんだろ?」
?「あぁ?調子こいてんちゃうぞ!ゴラッァ!」
シャキンッ(小指を斬る)
?「うッ!?」
剣魔「やめんか再生よ」
再魔「なんでこんな棒人間如きを庇ってやがる?お前らしくないぞ」
拳「えっ?剣じゃ~ん(魔物って参戦していいの?)」
剣魔「やはりお主も参戦か..こぶしよ」
再魔「はぁ?何呑気に喋ってやがる?」
剣魔「すまんな..我の目標だからな」
再魔「はぁ?いつものお前はすまんとか謝らないし」
ウケ「怪我はありませんか?」
拳「あぁ無いよ..あんがとさん」
スタスタスタスタスタ(こぶしに向かって歩いてくる)
碗玖「またお前と会う日が来るとはなぁ」
拳「今日は知ってる奴と会うなぁ」
ウケ「碗玖様とも知り合いなのですか?」
拳「あぁうん..知り合いって言うか...まぁ腐れ縁だな」
碗玖「こんな奴が知り合いなのが腹立たしい」
ウケ「そうですか(奥深そう)....あっ!もう少しで始まる!」
拳「えっ?何が始まるって?」
受付「あそこの巨大なスクリーンがあるでしょう?」
(大画面)
拳「あ~、映画館みたいなデカさだな」
パチッ(画面が点灯する)
?〔諸君...今回は『俺の大会』に参戦し誠に感謝をする〕
拳「俺の大会?」
神田〔司会の神田神壱だ〕
ウケ「キャーーーー!神田様~!カッコイイ♡」
碗玖「あんたがあの神田か」
拳「司会中はあんまヤジ入れない方が良いぞ」
碗玖「あぁ?..チッ分かってるわ」
神田〔受付ちゃん、選手を集めてくれてありがとう...今回集まってもらっ
たのは他でもない。とうとうこの日がやってきた!待ちくたびれた者達よ、
すまない。だが、それ以上の期待は持ってきたぞーーーー!〕
ウォォォォォォ!(大きな歓声が響く)
碗玖「..うるせぇ」
神田〔今回が俺の誕生日...そしてそれにちなんで初めての大会!参加者75名よ
俺の大会のルール説明を行う..その前に質問等あれば問いたまえ、答えて
やる〕
拳「あ、は~い」
神田〔じゃあ、そこの棒人間..申せ〕
拳「ちょいちょい魔物とかいるけど。ここって参加者の条件とか無いん?」
神田〔基本的に参加者の条件などは設けてない...理性のある魔物を中心に集め
たんだ..問題は起こさないと思うよ〕
拳「オッケーありがとー」
ウケ「ちょっと!神田様に対して無礼すぎます!」
神田〔大丈夫だ、受付ちゃん..これぐらいは許して当然だよ〕
ウケ「そうですよね!当たり前ですよね!」
拳「(この受付、いつか詐欺に引っ掛かりそうなタイプやな)この大会のルールと
か教えてくれないか?」
神田〔そのルールや鉄則などは今から言う...心して聞いてくれ」
?「今回はここまで!今はやる気が十分じゃからこれからもバシバシ投稿するぞ~
..んじゃ乞うご期待」
人物紹介~
『再生の魔物』Zランク
その名前の通り再生に特化した魔物..大体魔物は斬られた部位を再生するのは極めて困難であり、青龍の魔物でさえも再生するのに相当な体力を使い果たしている。それなのにポンポンと再生できるのは強み。
何やら剣の魔物と関連性がありそう。字幕は再魔。




