拳マン 第14話『竜族の親玉』
?「前回のあんすじ~
前回はこぶし達が追放されてからその後の話...まぁいわゆる過去の話をち
ょくらして終わったって感じじゃな...まぁ前回の回を見ろって感じじゃな
..んじゃ本編スタート」
翌日
拳「ふぃぃぃ..いい朝だなぁ..苗木の家でも何とか寝過ごせるもんだな」
タッタッタッタッタッタッタッ
剣魔「ハッハッハッ」
拳「うん?剣~何やってんの~?」
剣魔「毎朝のランニングだ..これを毎朝やらんと体の作りが始まらん」
拳「へぇ..じゃあ頑張ってなぁ..あっそうえば」
スタスタスタスタスタスタスタ
拳「..松本~起きろよぉ」
松本「スピーースピーースピーーカー」
拳「お~い..良い朝だぞ起きろ~」
松本「...ふぇ?..シキちゃん?」
拳「お前最近そればっかだな..寝ぼけるのはもうやめなさいよぉ」
コテッ(デコピン)
松本「痛ッ..何だよってもう朝か」
拳「とりま顔洗いな」
松本「...おう」
スタスタスタスタスタスタスタ
拳「これで松本はオッケー..んで木口は..木口?居なくね?」
(外から声がする)
木口「こぶし..松本..剣」
拳「木口どした..その傷..血まみれだぞ」
木口「来てくれ!頼む!」
拳「おぉわかったわかった」
シュン(木口の所に来る)
拳「それで?何があった」
木口「(いや早いな..だけど今そんな場合じゃない)..親玉が」
拳「親玉?」
木口「竜族の親玉が自らこっちに来やがった..ハァ...ハァ...今碗玖達が
戦っていたが..もう全滅だ..こぶし達の力が必要なんだ...頼む」
拳「(なんだかんだでこの国は好きなんだな)...わかったぜ...剣!」
タッタッタッタッタッタッタッ
剣魔「呼んだか?」
拳「いいか?ほんとに時間が無いから一度に言う..いいな?」
剣魔「そんなに緊急事態なのか..いいぞ」
拳「俺は行く..事情は木口から聞いてくれ...そして事情を聞いたら..松本
に知らせてくれ..そして二人で来い..最初は俺が戦っとくいいな?」
剣魔「ウム..わかった」
拳「んじゃ行ってくる」
木口「こぶし...気を付けろ..相手は普通に戦って勝てる相手じゃない」
拳「わかってますよぉ..行ってくる」
シューーーーーン(走る)
剣魔「早く教えよ」
木口「あぁ..今...」
バタン
剣魔「お主?お主!まずい」
その頃
?「そんなものか?..私の手下を殺した割には..弱すぎる」
碗玖「はぁ....はぁ..くっ」
守「うッ...くッ」
?「私が直々に来てやったのに...青龍の魔物の名に傷が付いてしまう」
?「やっと名前言ったんのぉ..遅すぎじゃこんにゃ野郎が...んじゃ紹介
青龍の魔物 ランク『Gランク』
竜族の親玉にして最高ランクのGランク...その実力は計り知れない程のパ
ワーがあり手始めといったらなんじゃがあの街の皆がもう立つの事すらも困難
になるぐらい..ボロボロの状態...しかも本人の言動的にまだまだ本気を
出してない事がわかる...
これぐらいじゃな...ちなみに青龍の魔物はこの世界の社会に溶け込みすぎ
て本来の姿に戻る事が出来なくなってしまった...じゃけど別に強さが変わ
らんらしい..本編再開」
青龍魔「お前達が手下を殺したとは考えれない..隠してるだろ」
碗玖「違う..違う..」
青龍魔「まぁいい...大事な手下を殺したからな..だから殺す..まずはお前
からだな」
碗玖「俺は死ぬ..のか?」
青龍魔「安心しろ...私だって心は鬼ではない..楽な方法で殺す」
シャキンッ(爪)
碗玖「うっ!?..くッ!」(ギリギリカスッた)
青龍魔「殺り損ねた..諦め悪いぞ..苦しまないようにしてんのに」
碗玖「俺は死にたくない..まだ...生き..る」
バタン
青龍魔「所詮は人間..あれぐらいで意識を失うのが妥当か...手下を4体殺し
たのは誰d」
ドガァァ(キック)
拳「何してんだ~」
ドーーーーン(壁に直撃)
青龍魔「うッッ!(この威力..油断したのもあるが...こいつだな)」
拳「間に合わなかったぁ..こうゆうのって大体間に合うもんだろ」
スタスタスタスタスタスタスタ
青龍魔「おい..お前が私の手下を殺したんだろ...わかるぞ..今の感触」
拳「きっしょ何お前」
タッタッタッタッタッタッタッ シャキン
拳「今のは何?」
青龍魔「ほう..避けれるとは...まぁ本気じゃなかったし..今から本気出す
..とりあえず殴りあうか?」
拳「拳で語り合おうって事か..やるか」
ドガドガドガドガドガドガ シャキンッ プシャァァァ(数秒間の殴り合い?)
拳「おっおいぃ殴り合いって言うたやん..腕斬んなやぁ」
青龍魔「ふぅぅ...(たった数秒でこのダメージ..)腕を斬り落とさないと割
に会わんと思ってな」
ガチッ(くっつく)
拳「たく..お前よぉ..ペッ」(吐血)
青龍魔「えっ?貴様どうして..腕をくっ付けt」
シャキンッ..プシャァァァ(腕を斬る)
青龍魔「なっ!(見えなかった..さっきより速かった)」
拳「気合だよ...ほら」
ポイ..パシッ
青龍魔「見事だ..お前の手刀..手で斬れるモノなんだな」
拳「あぁ?..腕斬るなよ..ったく」
青龍魔「お前の名は?」
拳「...拳マンだ」
青龍魔「なるほど...拳マン..ククク」
ヒュンッ(飛ぶ)
拳「おっおい」
青龍魔「拳マン!明日竜族の全てをそこにぶち込む!...ここで戦争だ!」
拳「おい!腕は?」
青龍魔「必要無い..私はまだ本当の能力を使ってないからなぁ!それよりそいつ
らの心配をしてみてはどうだ?」
拳「あっそうだった」
タッタッタッ
拳「お~い..起きろ~...はぁ..何も回復薬とか無いし..どうしよ」
シューーーーン
松本「そこで俺の出番ってやつさ」
拳「えらい来るの遅かったなぁ」
松本「それは後で話すけど..とりまここの奴ら治すか」
ポンポンポンポンポンポンポンパリンパリンパリンパリンパリン(ポーション)
拳「それってどうゆう仕組みなんだよ」
松本「いや口から生成されるんだよね...社さんがそこら辺ようわからんかった
って言ってたからわからん」
拳「そうやぁ剣はどこいったん?」
松本「木口が倒れたから看病してるで」
拳「..まじか(そりゃあんな体だからな..仕方ねぇわ)」
松本「でもポーションは投げたから安静にしとけば大丈夫」
拳「それは良かった」
松本「...うんこいつらもしばらく経てば良くなるな..んじゃ帰るか」
拳「あぁ待って待って」
松本「ふぇ?」
拳「俺さっき竜族の親玉と戦ったんだよね」
松本「あぁだからこんな状況なんだな」
拳「それでそいつ全部の竜族でここに攻めてくるらしい」
松本「へぇ...えっ?マジッ?」
拳「マジッだから紙とか書いてここに置いといておこうぜ」
松本「おぉおいいねぇ紙を生成してと」
ウィィィン(口から出す)
拳「プリンターの出し方やん..まぁペンが無いと始まらんけどな」
松本「あぁペンも作れるで..待っててな」
拳「えぇでも流石に無理d」
松本「できたで油性だけどな」
拳「まじかい...書けるのだったらなんだっていい..あんがとな...どう書
こうかな?」
カキカキカキカキ
松本「(なんか契約の時を思い出す)」
~1分後~
拳「こんなもんだろ」
松本「よし..重りは..石とかでいいいだろ」
拳「よし...一旦帰るか」
松本「そうだな..木口と剣も待ってるし」
タッタッタッタッタッ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~3分後~
拳「うし帰ってきたぞ~」
松本「ただいまつげ」
カン..カン...カン(何かを叩いている)
剣魔「おぉ帰ってきたかお主達」
木口「まさか生きて帰るなんて..流石こぶしだ」
拳「おっもう大丈夫になったんかぁ..でも腕斬り落とさちゃったよぉ」
松本「それ今初めて聞かされたぞ」
拳「あぁ言ってなかったか...まぁでも腕くっ付けたしいいだろ」
剣魔「もうお主が魔物でいいのではないか?」
拳「そんな事言ってやんなよぉ...所で何作ってんのぉ?」
剣魔「あぁこれは我の剣を作ってる..そして今は作っている最中だ」
木口「剣を作るって相当難しいからな...不純物を叩きまくって叩きまくってそ
れを繰り返す事によってより切れ味を増幅し全ての悪を断ち切るって事さ」
拳「なんか某鬼の刃にいそうなやつの発言やな」
木口「いや..影響されてないからな!」
松本「わかってるわかってる...んで剣はどうやって剣を造った?」
剣魔「我の体内で生成してそれを放出してそれから」
ペチャクチャペチャクチャペチャクチャ
松本「オォ..ナルホド~」
拳「剣が作るなら俺ももう剣作ろうかな?..ボールだけじゃ心細いし」
剣魔「お主の作る剣..興味深い」
松本「まず作れるの?」
拳「あぁ多分作れる...じゃあまずは材料調達からや..行ってくる」
木口「今からか...行ってら」
松本「ってもういなかった」
剣魔「お主達はどうする?」
松本「俺はこのスーツの新しい機能を見つける」
木口「俺は...【苗木】の新技を考える」
剣魔「そうか...我は剣を打つとしよう」
カーンカーンカーンカーンカーンカーンカーン
?「その頃青龍の魔物は」
青龍魔「...拳マン..あいつは絶対に殺さないと..私達竜族の『計画』が台
無しになる..取り敢えずは一旦身を休めるとしよう」
バサバサバサスタスタッ
青龍魔「到着..(私達の住処は..地下にある..地上だとすぐバレる)」
スタスタスタスタスタスタスタ
青龍魔「しかし..困ったモノだ..腕を斬り落としてもくっ付けるから..あま
り斬り殺すのは得策ではない...我みたいに」
(腕が生える)
青龍魔「うッ!再生するのは労力をとても費やす..何より吐きウップ!?」
オロロロロ
青龍魔「やはり...好んでやるものではない」
スタスタスタスタスタスタスタ
青龍魔「コンディションは最悪だ...寝て忘れたい」
(着く)
青龍魔「着いた..(ここは竜族ホームルーム...1万体の竜が住む国ぐらいの敷
地は持っている...歩きで行くのは初めてだ..拳マンめ)」
竜魔「お帰りなさい..ボス..その傷どうしたのですか?」
青龍魔「あぁかすり傷だ..問題ない..それより竜よ..全ての竜を集めてここ
に呼べ」
竜魔「何をするつもりですか?まず手当を」
青龍魔「それは後からだ..とにかく呼びなさい」
竜魔「...御意」
バサッバサッバサッ(飛ぶ)
青龍魔「...痛てて..かすり傷じゃ済まされけどな」
~1時間後~
ザワ..ザワザワ..ザワザワザワザワ..ザワ(ライブ会場みたいな感じ)
青龍魔「竜達よ...今回は集まってもらったのは他では無い...私達竜族は最
大の課題に直面した...それは..最強の存在だ」
「どっどうゆことでしょうか?」
青龍魔「そのまんまだ..先程まであの街に行ってきた..君達ならわかるはず」
「あの街..あっ仲間が消息不明になった」
青龍魔「そうだ..その真相を確かめる為に行って来たが..どうやら真相明らか
になった」
「そっその真相と言うのは?」
青龍魔「それは...拳マンと言う棒人間だ」
「拳マン?」
青龍魔「そうだ...その拳マンが最大の課題だ..私でも負ける」
「そんな...私達の野望が..計画が」
青龍魔「だが安心してほしい..まだ勝ち筋は残っている」
「そっそれは?」
青龍魔「竜族全員があの街に突撃だ」
ザワ..ザワザワザワザワザワ
青龍魔「落ち着け..落ち着きたまえ...これは運命が分かれる選択だ..みん
なの力でやらなきゃ計画がダメになる」
「そうだそうだ!」「僕達の本気を舐めるなよぉ!」
青龍魔「そうだ!力を合わせて拳マンを殺すぞ!」
竜魔全員「おぉぉぉっぉおおおぉおおお!!!!!」
青龍魔「よし..明日..それまで待機だ!おやすみ!」
バタン
青龍魔「グーグーグーグーグー」
竜魔「...明日かい」
?「今回はここまで...投稿ペースが速くなってきたんじゃんない?...それ
は無いか..それよりも竜族全員があの街に来る事になってしまった..果た
してこぶし達はどう立ち向かうのか?乞うご期待」