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拳マン  作者: まん、がか
あの街編
15/64

拳マン 第13.5話『追放の罰』

?「前回のあんすじ~

  の事じゃけど今回はこぶしと松本が追放された後の話をするねぇ..んじゃ回

  想開始」


木口ナレーション「その時はまだ棒人間って言う存在を毛嫌いしていただけだったんだ       が..今思い返すとその頃が皆にとってはまだその認識が可愛いものだっ

     たのかも知れない」




木口ナレーション「その頃はこぶし達が追放されて間もない頃」


◇◇◇◇◇


碗玖「これで邪魔者はいなくなった..俺達の国を開拓するぞぉぉぉ!」

皆「おぉぉおおっぉおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!」



木口ナレーション「俺はその時..地下から目を覚ました」



木口「はっ!ここh」

教師「起きたか」

木口「先生..ここはどこなんですか?」

教師「ここは地下さ...私の家の地下」

木口「松本は?」

教師「...どうやら松本君と拳君は..追放された」

木口「そんな...ッッッ!」


タッタッタッタッタッタッタッ


教師「木口君!..あれは説得できなさそうだな」



木口ナレーション「それから血走った目で走った...石とか刺さっていたけど..それすら

    も感じなかった...ただこぶし達の無事を祈るばかりに」



木口「ハァ...ハァ..あっ見つけた..おい!」

タッタッタッタッタッタッタッ

碗玖「木口?なんでここn」

ドガァァ(碗玖を殴る)

木口「碗玖..松本は?..こぶしは?どこやったんだよ...おい!」

碗玖「痛ってぇ...お前何してくれてんだっよ!」

ドガァァ

木口「ってぇ...この」


パシッ(受け止められる)


木口「なっ!」

碗玖「二度も引っ掛かるかよ!」

守「もうやめてよ!」

木口「おい守..松本をどこにやった」

守「いや..その~」

木口「言えない理由があんのか?言えよ!」

美玖「アタシ達が松本を追放させた..守の代わりに言ってやったわ」

「流石美玖様!」「守には無いカリスマ性!」碗玖「いや別に普通だろ」



木口「なんで松本達を追放した?何も危害を加えなかったんだぞ?」

碗玖「この世は魔物がうじゃうじゃと湧いている...そしてふと思いつい

   たんだよ..アイツらも魔物じゃないかって」


木口「追放する理由にはならない...無害の市民を見殺しにしてんだぞ」



木口ナレーション「その時はまだこぶし達の実力にあまり気がつかなかった...まぁ棒人間

    だから俺も見縊ってた訳さ」


ナレーション「いや舐めてますやん」



碗玖「それがなんだよ...俺達には関係のない話だ」

木口「俺は認めないぞ..今すぐにでも探さないと」






タッタッタッタッタッタッタッ

碗玖「...守」

守「あっ..やっていいの?」


碗玖「やれ」

守「あぁわかった...」


(バリアを展開する)


木口「なんだこれは..おい!解除しろ!」


バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン(叩く)


木口ナレーション「だけど..何も聞こえないし..何も言えなかった」


ナレーション「へぇ..お疲れやな」

木口ナレーション「ありがとう」



碗玖「今の木口はこれぐらいしないと..3時間後に解除してやってくれ」

守「うん...本当にやって良かったの?」

碗玖「当たり前だ」

美玖「流石ねぇ..友達でも容赦しないその姿勢..気に入ったわ~」

碗玖「あんがとさん..とりま木口の空間を動かせるか?」

守「人を中に入れたまま移動できるのかなぁ?..(とりあえずはどっかの家に移

  動させとおくけど..私の家に移動しようかな?)」


木口「ウワァ!」

ドンッ(落下音)

木口「痛..なんだよもう!」



木口ナレーション「って言うのが俺が覚えている限りの話だ」

ナレーション「尻もち着いて終わりかぁ...碗玖酷いな」

木口ナレーション「もう束縛がヤバ過ぎ..でもその次は先生が言ってた事をそのまま言う

    な」


ナレーション「へい」



守「でっできた」

碗玖「凄いな守..それの活用範囲を広めような」

守「うん頑張るよ!」

?「へぇ青春って感じだな」

碗玖「うっうるせぇよw..はっ?(声を聴く前まで気がつかなかった...こい

   つ何者)」


?「その青春を引き裂くね」

シュン(爪)

碗玖「(早い!避けれn)」

教師「狙い完了」

ドドドドドドドドドキキキキキキキキキキ(ガトリング)

?「あぁ?」

碗玖「オラァ!」

ボォォォォ


スタッスタスタスタ(後退り)

?「..温かい」

美玖「誰よアンタ」

竜魔「竜族..竜の魔物って言えばわかるか?」

碗玖「竜族だと..お前があの」

竜魔「そうさ...この国を滅ぼそうと思ってな」

守「帰ってくれませんか?」

竜魔「う~ん..いやだ..って言ったら?」


ドドドドドドドドド


竜魔「あぁ鬱陶しい」

教師「早く逃げなさい!...命が惜しければ」

碗玖「何を言っt」

教師「いいからさっさっと逃げなさい!」


シュン(移動)


竜魔「人の心配かぁ...余裕を持ってるなぁ」

教師「っ!ガトリンg」


シャギン(ガトリングが真っ二つに斬られる)


教師「何!?」

竜魔「次は体だよ?」


ボォォォォ(炎)


竜魔「おぉ」

碗玖「おいみんなぁ!総力戦だぁ!」

皆「おっおぉおおおおおお!!」

タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ

「『アイススピン』!」

「『嵐の目』!」

「『審判』!」



竜魔「はぁ..この程度か」

ブルン(尻尾で払い除ける)

皆「ウワァァァァ!?」


バタンバタンバタンバタンバタンバタンバタンバタン(次々に倒れる)


守「うぅ...わん..く..くん」

碗玖「みんな!...クソ!俺がやるしk」

シュン(背後に移動)

竜魔「よそ見してはいけない」


プシャァァァ(血飛沫)

碗玖「うっ!苦しい..痛い」

竜魔「あぁゴメンな?内臓にカスっちゃったわ..今度はちゃんと一発でやるから

   な...死ね」


守「碗玖!」



シャキンッ



竜魔「あれ?..どこいった?」

碗玖「よそ見はどっちが言えたかな?」

竜魔「えっ上!?」


ボォォォォォォォォォォォ


碗玖「『オオサンショウウオ』!」

竜魔「............」

碗玖「どうだ!」

竜魔「あぁ..極楽..あれ?もう終わったの?」

碗玖「あぁ?」

竜魔「だから..もう終わったのかって」

碗玖「はぁ?何を言ってんだ...俺の最大出力を」

竜魔「あぁあれ最大出力だったんだ...冷水に入らなくても整ったわぁ」

碗玖「舐めてるのか!ハァ!」


ボォ(弱まる)


碗玖「なっ!...(炎が..燃え下がってる..だと)」

竜魔「いやぁ気分が良いなぁ...やっぱ滅ぼすの後にするわ..ほんじゃあな」

碗玖「何を言ってんだ戦いはまd」

ジュンッ(羽ばたく)

碗玖「っっ!...行ってしまった..みんなは」



教師「碗玖君ナイス!あの街を守った英雄だ!」

守「凄い..凄いよ碗玖くん!」

「スゲェよホントスゲぇよ!」

「僕達でも叶わない相手を一人で」

「しかも竜族を...名誉だ」

美玖「まぁ今回は褒めてやらんこともない」


ワイワイワイワイワイワイ


碗玖「みんなが無事で良かった..良かった...あっそうえば木口は?」

守「あっ確認しよう...うそ」

碗玖「どうした?」

守「バリアが破れてる!」

碗玖「木口ぃぃぃ!」



木口ナレーション「これで終わりだ」

ナレーション「いや最後何してんねん」

木口ナレーション「あぁ...実は3分前」



〜3分前〜


木口「クソ!破れろ!」

バンバンバンバンバンバンバンバン

木口「...あっ良い事思いついた」


シュルルル(手足から触手を出現させる)


木口「苗木の鞭!」

バチッバチバチバチバチバチバチバチバチウエキバチ パリーーーン

木口「よっしゃこれで」

グサァ

木口「痛った...破片?..包帯は..ちょっと歩きずらいな」


スタスタスタスタスタスタスタ


◇◇◇◇◇


木口「そっから居なくなった」

拳「そこからどこにいったん?」

木口「そこから...眠ってた地下室に戻った」

拳「ほぉぉん..それ言ったら..何で碗玖達のとこに行かんかったんや?」

木口「う~ん..正直に言えと?」

拳「そうやな正直に言った方がいいな」

木口「...俺はこぶしや松本を追放した罰が当たっていると確信したんだよ..

   あいつは..あいつは...」



拳「受け取れ」

ヒョイ(こぶしが何かを投げる)

木口「これは...チョコ..チョコ!?」



拳「さっきカカオからチョコ作ってたで..高カカオやで?」

木口「あぁありがとう」

モグモグ

木口「..(美味すぎる)

拳「まぁ追放の罰とかはもう言わない方がいいで」

木口「なっなんでだ..こぶしは」

拳「他人を庇わない方がいいぞ..その内痛い目見るよ..俺を庇うのはありがと

  うだけど自分を守んなきゃ知らない間に自分がピンチになってるかもよ」



木口「...でもこぶしは」

拳「別に俺は守んなくていい..現段階で俺に勝てるヤツそんないないし...松

  本やら剣やら身近な奴をバカにしたら許さんけどな」


木口「...」

拳「満足か?..あれが月かはわからんけど位置的に深夜って所やな..もう松本

  も寝てるし俺も寝よ..木口も早く寝なよ~..んじゃおや~」



木口「あぁ...おやすみ」

スタスタスタスタスタスタスタ(こぶしが歩く)

木口「...(俺は人を庇ってたつもりだったが..違うようだ..あの棒人間は

   俺の全ての邪念を祓ってくれたようだ)..碗玖とはもう気は合わんけど」



スタスタスタスタスタスタスタ


拳「ファァイ...あくびが出るなんて3か月ぶりだな...今まで寝てないから

  な..今日はたっぷり寝よ」


ブンッブンッブンッ


拳「う~ん..なんだ?」

剣魔「1万回目!...今日はここまでにしておこう」

拳「お~い何してるんだぁ~」

剣魔「うん?お主か..相変わらず気配が探りずらい」

拳「今してたの素振り?」

剣魔「そうだな..木刀も結構使い勝手が良くてな..もう壊れかけてるけど」



拳「木刀も1万回ぐらい振れば限界も近づくは..俺も作ろう..剣」

剣魔「良い考えだ.我も新たな剣を造ろう」

拳「んじゃ今日のとこはさっさと寝ようぜぇ」

剣魔「ウムそうだな...寝るとしよう」

バタン(倒れるように寝る)

拳「いやそこで寝るんかい..まぁ人それぞれだ...(魔物だけどな)俺

  も寝るよう..」



?「今回はここまでじゃな..回想だけじゃったんじゃが無駄な会話も入れてしま

  ったわい..んじゃ次の機会で会おう」


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