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冒険者襲撃と財宝奪取

冒険者を襲撃します。


※冒険者襲撃と財宝奪取2と統合しました。


 さて、早速行動開始だ。現在俺は、洞窟の入り口付近の、木の裏にいる。洞窟の入り口には、盾役の冒険者と斥候らしき冒険者が見張りをしていた。


 おそらく盾役が止めて、その間に斥候が他のパーティーに連絡に行くといったところだろう。


 だが、俺のダンジョンの発展の為にも、目立たず生きていく為にも、財宝をいただかせてもらおう。


 まずは、厄介な斥候と盾役を始末するため、俺は斥候の近くに石を放り投げた。


「ん?」

「どうした?」

「わからない。少し様子を見てくる。」

「おい。勝手に持ち場を離れるな。」

「大丈夫だ。すぐ戻る。」


 簡単に引っ掛かったな。罠かと疑ってしまう。斥候が洞窟の入り口から十分離れたところで。


「良し。問題は・・・・」

「【スリープ】」

「な・・・・・!」


 斥候の男は、いつもより魔力を込めたせいか、あっさり眠った。良し、眠っている間に、


「許せ。」


 一言詫びて、心臓に斥候の持っていたナイフを刺し、事切れていることを確認した後、再び身を隠す。


「お~い。大丈夫か~。」


 ほら来た。戻らない斥候にしびれを切らして、盾役が様子を見に来るではないか。そして森の中に入った瞬間。


「【グラビティ】」

「ぬぉ!?」


 魔力を込めた【グラビティ】を盾役に撃ち、動きを封じたところに、


「な、何者・・・・ぐは」



 全身鎧に包まれているので、首にナイフを突き立てた。そして事切れていることを確認し、【ボックス】に死体を収納した。


 そう。【ボックス】は何故か、死体が収納できたのだ。ネクロマンサーにでもなれというのか。


 まぁいい。洞窟内の連中は、この事は知らないはずだ。


 ダンジョン作りの為にも、宝(DP用)は渡さない。


 盾役と斥候を始末した俺は、洞窟の入り口を再度観察した。今のところは、出てくる気配はない。だが、いずれ出てくるだろうから、じっとしているわけにはいかない。早急に決めなければ。


 洞窟は、シンプルに横に伸びている。ただし、やたらと長い。しかも、所々に分かれ道も存在するため、迷いやすい。まるでちょっとしたダンジョンである。盗賊もよくこんな場所を根城にしたものだ。


 洞窟の中に入った俺は、殺されたであろう盗賊の死体を横目に奥へと進んでいった。進んでいると、徐々に男女の声が聞こえてくる。そろそろ近いようだ


 因みに、何故俺が、迷わず冒険者の場所が分かったかというと、単純に盗賊の死体の多い方に進んでいっただけなので、内心ヒヤヒヤしていた。だが、無事発見出来たので安堵した。


 さて、どうしたものか。冒険者は一対一では勝てるかもしれないが、パーティーで戦われると、負けるかもしれない。ここは、半分賭けだな。


 俺は、単純な方法で、冒険者を襲撃することにした。
















「いや~、今回はたんまり稼がせてもらったぜ。」


「まったくだ。今回のような美味しい依頼はない。」


 財宝をたくさん見つけた彼らは、大変浮かれていた。


「他の冒険者の奴等にも自慢できるわね♪」


「手にいれたお金は、生活費以外神殿に寄付しようかしら。」


 冒険者五人中女性二人(魔術師、僧侶)は、既に帰った後のこと考えている。もしこの時、冷静な人間がいれば油断大敵と注意するだろうが、残念なことに此処にいるのは冒険者になって、日の浅い若者だけだった。


 だからこそ。


「お。パテックじゃないか。何かあったのか?」


 パテックと呼ばれた男、いや、影正に始末された斥候の異変に気づけなかった。


パテックの肉体が倒れ、それが死体だと気づくまでは。


「え.....パテッ..ムグ!?」


 先頭にいたのは、先程話していた二パーティーのリーダーの片割れだった。そのリーダーの口に、目にも止まらない速度で手が押し付けられたと思ったその瞬間、


「【フレイム】」


 火魔法の中でも、最下級の魔法を聞いたのを最後に、リーダーの片割れは、意識が暗転した。














 うわぁぁ。頭が焼失しちゃったよ。結構グロい。燃えてるけど。


 おっと、そんなこと感じている暇はない。他の奴等も始末するのだ。


 俺は、リーダーの片割れがやられ呆然としている隙に、殺したリーダーが持っている斧を素早く取り、勢い良く振りかざし、真っ二つにした。鮮血が辺りに飛び散り壁を汚すが、動きは止められない。止めたら、死ぬ。


「なっ!?て、てめぇ!」


 やっと気を取り戻した男が、こちらに向かってくる。ふむ、武器は槍か。ならば...


「【ダーク】」


「!?チッ!闇魔法か!ぐふぇ!」


 魔法を看破したのはいいが、視界が真っ暗なのにそのまま突っ込んでくるのは駄目だと思う。こいつ、バカかもしれない。俺は、槍使いの突きを難なくかわすと、パテックという名前の斥候からパクったナイフで喉を刺した。喉から血を溢れさせながら槍使いは、沈黙する。


 残るは、呑気に帰った後の話をしていた二人の女冒険者だけだった。


「な、なんなのよ。なんなのよあんたは!?」


 魔術師の女が、張り裂けそうな声で問うてくるが、気にせず進む。


「く、来るな!【フレイムアロー】!」


「【ウォーター】」


 相手が火魔法を放ったが、直ちに水魔法で相殺した。


「【フレイムアロー】!【フレイムアロー】!【フレイムアロー】!」


「【ウォーター】【ウォーター】【ウォーター】」


 その後、何度か撃ち合ったが全て相殺した。改めて見ると俺の魔力おかしくないか?まぁいいや。生きていくためだからな。魔力はいくらあっても困らないし。


「あ、あんたなんなのよ!こんな威力の【ウォーター】なんて聞いたことが・・・・・!」


「いや、俺に聞くな。」


 聞くなら、邪神に聞いてくれ。そう心の中で思いながら、女魔術師を、最初に殺したリーダーのように、頭を焼失させた。


 最後に残ったのは、女僧侶だが...


「ひ、一つ聞きます!」


「ん?」


震えた声で質問してきた。


「な、何故こんなことを!?」


「俺が生きていくためだ。」


「なっ!?」


 女僧侶は、理解できないといった顔でして


「い、生きていくためだったら他にも方法が・・・」


「生憎と俺は、事情があるから。運が悪かったな。」


 そう言いつつ、俺は、女僧侶の身体を槍使いの男の槍で貫いた。


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― 新着の感想 ―
[一言] 水魔法の(ウォーター)てこの作品ではどんな魔法なんですかね? だいたいの作品のウォーターは飲み水程度の生活魔法として描かれていますが、この作品のウォーターはフレイムランスを相殺するほどの魔法…
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