人間をやめた俺とゴブリン
続きです。
まず一つ一つ見ていこうか。まず、下級魔人ってなんだ?
情報によると、魔人とは、人間が魔物に変異した存在とモンスターの中から自然発生する存在に別れているそうだ。更にそれぞれ階級があり、下級、中級、上級、王級と別れているらしい。
その中でも王級は高い実力、統率力を誇るというのだ。階級はレベルを上げていくうちに進化し、上がっていくそうだが王級まで上りきった魔人は過去に指で数える程度しかいなかったらしい。
次にランク、今はCとなっているが進化すると上がるのかな?予想だと、下級でC、中級でB、上級でA、王級でS、ということになるのかな?
次にレベル、自分の強さの基準だが、今は1だった。まあ当たり前か。
最後にスキル、鑑定はさっき使ったが、気配察知とは敵の気配を察知するというスキルらしい。初級魔法一式は全ての初級魔法が使える・・・・か。初期で強すぎないか?これ。
俺は、そう考えたが、深く考えるのをやめた。そういうスキルだと割りきり、これから異世界を生きていく上で利用させてもらうことにしよう。
と、自分で納得していると、森から違和感を感じた。これが先ほど言っていた気配察知か?そう思い顔を少し外に出すと、
三匹の人形の生物が、武器をもってこちらにやってくるではないか。試しに鑑定してみると、
名前
種族 ゴブリン
職業
レベル 3
ランク F
スキル
スキルなし、レベル3のゴブリン三匹か。何でこっちに向かってくるんだ?もう位置がばれたのか?いや、そんなことはどうでもいい。今は自衛の準備をせねば。
俺は、道具創造を発動させて、小振りのナイフを作った。150DPかかったが、自身の安全のためと納得した。
俺の姿を認識したのか、ゴブリン三匹は、足を止める。小柄で緑色の肌、醜悪な顔をしたモンスターは俺を見て嘲笑した。それはそうだろう、俺の体格はお世辞にも良くない。それに、武器が小振りのナイフだけだと、余計に弱く見えてしまう。
ゴブリン三匹は、獲物を見つけたと言わんばかりに襲いかかってきた。それも全速力で。
だが俺には、遅く見えてしまった。魔人の能力なのか知らないが、とにかく好都合。俺は、先頭を走っていたゴブリンの喉元にナイフをねじ込み、そのまま首を切り飛ばした。自分でも驚くような早さで。残りのゴブリンは驚き、狼狽した顔を見せたが、手にしたこん棒で再び襲いかかる。
俺は、先ほど倒したゴブリンのこん棒を拾い上げ、二匹目のゴブリンにフルスイング。そのとたんに、二匹目のゴブリンの体は簡単に吹っ飛び、血を吐きながらゴブリンは倒れた。三匹目は、戦意を失ったのか逃げ出した。俺は、進行方向に回り込み逃げ道をなくす。
「すまないな。今は他の生物にダンジョンの場所を知られる可能性は残したくない。」
そう言いながら、こん棒で三匹目のゴブリンを撲殺した。
改めてみると魔人の戦闘力すごいな。あ、今のでレベルアップしてないかな。
そう思いつつ、自分を鑑定してみると、
名前 黒木影正
種族 下級魔人
職業 ダンジョンマスター
レベル 2
ランク C
スキル 鑑定 気配察知 初級魔法一式 武術(New)
おお!レベルが1上がっている。このまま少しずつ上げていくか。DPはどうだ?
850DP→910DP
60DPか。確かゴブリン一体につき10DP、それが三匹だったから二倍ということだな。
「そう言えば、俺の心臓でもあるダンジョンコア無事かな?」
そうつぶやきながら俺は、ダンジョンへと戻った。
続きは明日辺りに投稿します。
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