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ダンジョン陣営紹介

雑に纏めてみました。間違い、忘れたものがあった場合、教えてくだされば嬉しいです。


◆主人公side



●ダンジョンマスター

 ダンジョンを支配する存在。生物を殺したり、領域内に止まらせるすると、手に入るDP(ダンジョンポイント)を使って、ダンジョンを拡張させる。大体のダンジョンマスターは専守防衛だが、カゲマサだけはあちこちに出没して、己とダンジョンのために殺戮を繰り返すので異端扱いである。


黒木影正(クロキカゲマサ)

 今作の主人公。元日本人の魔人。基本慎重で小心者だが、キレたりすると魔人特有の傲慢さがでる。ここ最近、自身とダンジョンを強くするために手段を選ばなくなり、現代兵器にも手を出し始めた。

 マーロイにてコピーとはいえ、“冥府教”上級幹部“騎士(ナイト)”の魂を1056回以上破壊した結果、ランクA+の経験値×1056×邪神の経験値ブーストでランクS+のレベル89に到達した。この世界基準なら十分強者なのだが、本人は“騎士(ナイト)”本体と“城砦(ルーク)”や“女王(クイーン)”、“(キング)”といった未知の敵にビビって、自身をまだ弱いと断言し更なる鍛練を始める。



●〈六将〉

 カゲマサのダンジョンにおける最高幹部。複数の階層を管理·防衛する役職で、ダンジョン内でも最上位の強さを持つものがなれる。


・シロ

 ダンジョンでは、最高幹部にしてダンジョン三強、カゲマサに続きNo.2の地位を手にした竜王(ドラゴンロード)

 普段は、人化の術で白髪ツインテールの少女であるが、ドラゴン形態に戻れば全長15メートルを超すドラゴンに変貌する。

 普段は、軍服を纏い冷静沈着で頼りになる存在だがカゲマサが見ていない時、部屋着でミカンの皮やスナック菓子の袋。肉の食べ残しを散らかすなど、ズボラな面もある。戦闘では、遠距離戦闘が得意。スキルは変わっていないが、ランクSのレベル6まで上がっている。ダンジョンでは、第三十一から三十五階層までを担当。


・クロ

 ダンジョンの最高幹部でダンジョン三強、シロの弟分である竜王(ドラゴンロード)

 普段は、軍服を着た黒髪のイケメン男性だが、ドラゴン形態に戻れば、全長16メートル以上となる。わりとせっかちな性格。戦闘では、中距離戦闘が得意。スキルは変わっていないが、ランクSのレベル4まで上がっている。ダンジョンでは、第二十六から三十階層までを担当。


・ゼクト

 ダンジョンの最高幹部でダンジョン三強である王級蟲魔人(インセクトロード)

 人化の術はしておらず、全身焦げ茶色でスラッとしたフォルム、額から突き出た一本の角が特徴で、全身甲冑を思わせる姿。

 普段は寡黙で、そんなに話すわけではないが、カゲマサに関することでは良く話す。全長は、5メートル程。戦闘では、近距離戦闘が得意。スキルは変わっていないが、ランクSのレベル4まで上がっている。ダンジョンでは、第十六から二十階層までを担当。


・ジ・キラー

 ダンジョンの最高幹部で、唯一ダンジョンモンスターではない、外様出身の魔人女性。

元は魔族だったが、フリン公国における動乱にて監獄に捕まっていたのをカゲマサが解放。紆余曲折あり、カゲマサの配下となった。本人は、仇を取ってくれたカゲマサに絶対の忠誠を誓っている。今は、ランクA+のレベル99になった。ランクS までもう少し。ダンジョンでは、第二十一から二十五階層までを担当。


・ワイズ

 ダンジョンの最高幹部にしてマスコット枠。

 とある偶然から生まれたカオス・スライムから進化したカオス・スライムキングという種族。普段は、灰色髪の少女でカゲマサをお父さんと呼ぶ。無邪気な性格だが、時折子供のような嗜虐心で敵をいたぶることもある。今は、ランクA+のレベル97になっている。ダンジョンでは、第十一から十五階層までを担当。


・ゴブイチ

 ダンジョンの最高幹部にして最古参。

 普通のゴブリンからゴブリンハイエンペラーまでのしあがった努力の人。幾多の冒険者との戦いを凌ぎきり、戦闘経験なら〈六将〉随一。普段は、「~っす」と語尾をつけて話している。今は、ランクA+のレベル99になっている。ランクSまでもう少し。ダンジョンでは、第六から第十階層までを担当。



●〈狂星〉

 カゲマサのダンジョンにおける幹部。基本は、最高幹部〈六将〉の部下だが、〈六将〉の代理も任されることもある。現在は、三十名存在し選ばれる基準としてランクA+のレベル50~80あたりの強さを持つものがなれる。その内上位六名は、幹部会への出席が認められている。


○上位六名

・マキア

 ダンジョン第六階層を守る〈狂星〉。〈狂星〉上位六名の中でも一位、二位を争う実力を持つ。そんなやつが第五階層の先で待ち構えてるので、奥に進みたい冒険者達は泣いていい。性格は真面目で、カゲマサの命令にはどんなものでもこなす。

 ギガースという、トロールの上位種族。体長10メートル以上の巨体を持つ。


・レオーネ

 ダンジョン第十四階層を守る〈狂星〉。ランクA+のレベル80と強く豪快な性格なのだが、頭が良くないので幹部会には同僚のクーハに代理を頼んでいる。

 種族は、ワーレオンという二足歩行のライオン。


・アラネ

 ダンジョン第十八階層を守る〈狂星〉。自身の子供達を部下としており、ご飯のために冒険者を狩りまくっていたら上位六名に名を連ねていた。子供は、皆軽トラサイズの蜘蛛である。子供の中には、〈百魔〉になった者もいる。

 種族は、アラクネクイーンという上半身が大人の女性で下半身が大型の蜘蛛というアラクネ達の女王。


・ルシファ

 ダンジョン第二十三階層を守る〈狂星〉。スーツを着た敏腕秘書みたいな姿の女性であるが、本性は人に何の興味も示していない。後、上位天使(アークエンジェル)のウリエルを個人的に嫌っている。

 種族は、アークデーモンで上位悪魔。


・リューゾウ

 ダンジョン第二十六階層を守る〈狂星〉。鎧を身に纏い巨大な薙刀を携えた一人の男で、頭脳労働はニガテだが、戦闘では無類の強さを発揮。実際上位六名の中でもマキアと並び一位、二位を争う実力を持つ。

 種族は、龍人(ドラゴニュート)。竜の角が生えた人間のような姿。


・ウリエル

 ダンジョン第三十五階層を守る〈狂星〉。純白のドレスに背中から生えた純白の羽に頭上に輝く金色の輪っかを携えた美女。カゲマサを唯一神としており、信仰·心酔している。なお、悪魔であるルシファを毛嫌いしている。

 種族は、ダンジョンの中でも異質な上位天使(アークエンジェル)で、一応モンスターに定義されているが、理由は不明。


※別枠

カレン・ブ

 シロの秘書を勤める元オークの女魔人。オーク一族存亡の危機の際、ダンジョンに助けられて恩返しするためにダンジョン戦力として参加。最近影が薄いことを危惧している。ランクA+のレベル53。シロの秘書なので、このあたりとなった。


○その他の〈狂星〉。判明しているだけ。

▪6~10階層

・オニメ

 ダンジョン第七階層を守る〈狂星〉。体長6メートルを超す女性。肉が好物。迷宮研究所からアサルトライフル実験部隊を預かっている。

 種族は、オーガクイーンというオーガの女王。


・バロン・ブ

 ダンジョン第八階層を守る〈狂星〉。シロの秘書であるカレン・ブの兄。オーク一族を迎えてくれたカゲマサに恩返しをするために鍛えてこの地位となった。ランクA+のレベル75。

 種族は、オークキングというオークの王。


▪11~15階層

・クーハ

 ダンジョン第十二階層を守る〈狂星〉。妙に間延びした口調の女で、頭の良くないレオーネに代わり、幹部会に出席している。

 種族は、ハーピィクイーンというハーピィの女王。


▪16~20階層

・ツリー

 ダンジョン第二十階層を守る〈狂星〉。常に眠たそうにしている巨大な樹木。眠たいのに、仕事に駆り出されるとストレスで相手に当たる。ランクA+のレベル61。

 種族は、魔樹王(デビルツリーキング)という、トレントが派生、進化した存在。


▪21~25階層

・カース

 ダンジョン第22階層を守る〈狂星〉。カゲマサに強い忠誠心を抱いているアンデッド。たまに外にでて、人間を狩り配下のアンデッドを増やしている。ランクはA+のレベル62。

 種族は、デッドファラオでアンデッドの上位種の一つ。


▪26~30階層

・スピノ

 ダンジョン二十七階層を守る〈狂星〉。物事に文句を言いながらも仕事はする性格。リューゾウの頭脳労働に付き合っている。ランクはA+のレベル69。

 種族は、アクアサウルスという、地球でいうスピノサウルスと同じ姿の生物。普段は、人化している。


▪31~35階層

・イフリート

 ダンジョン第三十一階層を守る〈狂星〉。

 種族は、上位炎精霊(アークエレメント)というエレメントの上位種。


・ギオ·ウォーマン

 元半巨人の上級魔人。現在は、第三十五階層の闘技場で番人をしている。生粋の戦闘バカ。実際には〈狂星〉ではないが、同等の地位。



●〈百魔〉

 ダンジョンにおける下級幹部。なる条件として、ランクB~A下位までとなっている。階層に点在する領域を管理·防衛が主な仕事。現在は、数百体程。〈六将〉や〈狂星〉が気軽に動けないのもあって、対冒険者部隊の前線指揮官兼主力となっている。


●上級兵士

 ダンジョンの精兵。〈百魔〉の指揮下に入り活動したり、兵士を纏めて活動したりとする班長的な役割をこなす地位。現在は三万体を越える数がいる。向上心が高く、〈百魔〉の地位を狙って特訓するものが多い。ランクCが基準。


●兵士

 ダンジョンの一般兵。ダンジョンのそこらじゅうにいる。基本は、数体の班を組みダンジョン内を警備している。ランクはF~C-までと幅広い。直接の戦闘能力は冒険者に負ける、又は 拮抗しているが、迷宮研究所から配布された武器を使い、連携してくるのでランク以上に厄介。裏設定として兵士を《鑑定》して侮り、殺されたベテラン冒険者がいる。



●ダンジョンの構造

・第1~第5階層

 おもてなし階層。担当無し。


・第6~第10階層

 本番。ゴブリンやオーク、トロール、オーガといった人形モンスターが跋扈する遺跡。

 担当、〈六将〉ゴブイチ。部下、主な〈狂星〉オニメ、マキア。他〈百魔〉数十名、兵士多数。


・第11~第15階層

 スライム系統モンスターや獣系統モンスターが日夜血を滾らせている荒野。

 担当、〈六将〉ワイズ。部下、主な〈狂星〉レオーネ、クーハ。他〈百魔〉数十名、兵士多数。


・第16~第20階層

 虫系統モンスターや植物系統モンスターが蠢く密林。

 担当、〈六将〉ゼクト。部下、主な〈狂星〉アラネ、ツリー。他〈百魔〉数十名、兵士多数。


・第21~第25階層

 魔人やアンデッド系統モンスター、悪魔系統モンスターが彷徨う暗闇街。

 担当、〈六将〉キラー。部下、主な〈狂星〉ルシファ、カース。他〈百魔〉数十名、兵士多数。


・第26~第30階層

 一部ドラゴンやトカゲ系統モンスター、ヘビ系統モンスター、カエル系統モンスターなどが君臨する湿地帯。

 担当、〈六将〉クロ。部下、主な〈狂星〉スピノ、リューゾウ。他〈百魔〉数十名、兵士多数。


・第31~第35階層

 一部ドラゴンや天使系統モンスター、エレメント系統モンスター、魔人が守る神々しい廃神殿。

 担当、〈六将〉シロ。部下、主な〈狂星〉ウリエル、イフリート。他〈百魔〉数十名、兵士多数。


※別枠その一、迷宮研究所

 第35階層に存在する研究所。日夜武器開発や人工魔人の製造、魔道具作成、新たな発明に励んでいる。マスター直轄で、入るには許可がいる。

 主任、ミレンダ。部下、魔人数名。人造人間ホムンクルス増大中。人工魔人、計約千体。


※別枠その二、闘技場

 第35階層にあるコロッセオのごとき場所。幹部達の鍛練に使われたり、捕らえた人間を放り込み番人の相手としたりに使われる。

 守備要員、〈狂星〉ウリエル、番人ギオ・ウォーマン。ウリエル配下の天使系統モンスター、エレメント系統モンスター、ドラゴン系統モンスター。


・コアルーム

 ダンジョンマスターがいる場所。ここが堕ちたら、何もかもがおしまい。

 担当、ダンジョンマスターカゲマサ、代行シロ。迷宮近衛隊百名。



●迷宮研究所

 ありとあらゆる魔法、技術を調査·研究·開発する機関。主に、武器や兵器、魔道具、人造人間、人工魔人などを研究·製造している。


・ミレンダ・アトリー

 迷宮研究所の所長である上級魔人。元闇魔導師で非道な実験ばかりしていたが、投獄される。しかしカゲマサによって解放されて、魔人となった。今は、カゲマサのもたらした科学などの知識に触れて、より非道な実験を繰り返すマッドサイエンティストになった。


・アイアン·ウェポナー

 迷宮研究所の武器開発部門長。元人間でしがない武器職人たったが、とある事故にあい両腕が切断され、紆余曲折あり奴隷落ちした。その後カゲマサに買われて両腕を再生されたことで、カゲマサに感謝して心酔するようになる。現在は、嬉々として武器開発を行っており、現代兵器に興味を持っている模様。


人造人間(ホムンクルス)

 錬金術の副産物によって生まれた人工生命体。普通の人間よりも遥かに寿命が短く、10~30年程しか生きられない。しかしそれは普通の人造人間で、ダンジョンで製造されている人造人間は、あらゆる技術を動員して寿命が遥かに延びている。


○人工魔人

 改造した死体にデッドパラサイトという寄生虫を寄生させて、生み出す生物兵器。デッドパラサイト自体ダンジョンモンスターなので、裏切る心配なしという、カゲマサの方針である安定した戦力として活躍中。種類は、量産型·動物型·特殊型の三つに別れている。


・量産型

 人間の死体だけをベースに筋肉移植やスキル付与を行い、デッドパラサイトを寄生させた個体。ランクがDからBとバラつきがある。スキルは、ミレンダの気まぐれで決まる。筋肉は、少なくとも常人の約八倍。一番数が多い。数は、千体以上。


・動物型

 人間の死体やウルフやアリ、トロール、ドラゴンの死体を接合したりして、動物のように仕上げた個体。ランクBは固定で、中々の完成度を誇る。その気になれば一つの町を一体で軽く殲滅出来る。デメリットはコストが安くない。数は、五百体。


・特殊型

 量産型や動物型と違い、指揮官としての役割を持った個体。デッドパラサイトリーダーを丁寧に調整した死体に寄生・適合させ死虫魔人としたあと、《超速再生》や《気配察知》等といったレアスキルをデフォルトとして、役割に合わせたスキルを付与する。人型からドラゴン型まで様々。ランクAの化け物で、現在は稼働中の十二体に制作中のホムンクルスベース八体の合計二十体がいる。なお、コストはバカみたいに高い。


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[気になる点] 誤字です 津根に →常に
[一言] ありがとうございます
[良い点] 種族、スキルとかが多種で飽きない(またこんなのか とならない) [気になる点] 狂星の基準がAランクの50~80と書いているのに上位六名以外もA+ランクなのが気になります(基準 A+の50…
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