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異世界に来たが、魔人になってた。

続きです。


 目が覚めると、そこは小さな洞穴の中だった。俺は、少し戸惑いながらも外のほうに顔を向けると、一面森だった。


「そうか。本当に異世界に来ちゃったんだな。」


 俺はそうつぶやくと、立ち上がり今後の方針を考えることにした。

 まず目立たないように生活することは必然として、そのためにはどうすればいいか。邪神を名乗る少年が言っていた基本的な情報には、まず自分のレベルを上げて強くなることとあった。どうやら他の優秀なダンジョンマスターは皆そうしているらしい。というか他にダンジョンマスターいたんだな。


 それとダンジョンを大きくすること。人などの生物を誘い込んで殺し、DPと呼ばれるものを集めてダンジョンを大きくするそうだ。ダンジョンを作るときは頭の中でメニューを開くよう念じるだけという。俺は試しに念じてみると



無名のダンジョン

DP 1000

ダンジョン創造

配下創造

支配領域拡大

道具創造



 おお。色々と出てきたな。

 情報によると、ダンジョン創造は文字通りダンジョンを作る事ができる。配下創造はDPを使って配下となるモンスターを召喚することができる。


 ただし元から召還できるモンスターは決まっており、増やすためにはモンスターの魔石をダンジョンに吸収させなければならないとある。ちなみに俺が召喚できるのは



スライム 5DP

ゴブリン 10DP

コボルト 30DP

オーク  100DP



 これだけかよ…。これら以外のモンスターを召還したかったら魔石をとらないといけないか。はぁ嫌だな。

 次に支配領域拡大は、自分の支配する領域を広くすることで、領域にいる生物の場所がわかったり、DPが一定時間ごとに入ってくるようになることらしかった。最後に道具創造。これは、DPを使って道具を作ることができるものだ。


 ざっと今言ったのがダンジョンの機能である。正直に言ってやることすべてにDPが必要なことに、面倒くささを覚えた。というか無理である。


 1000DPしかない状況でやれることはダンジョンの拡張だが、それはほんの少ししか掘れないし、配下創造をしようにもやたらめったら召還すればDPはすぐに底をつく。支配領域拡大も少ししかできない。だったらDPを増やせばいいとなるが、殺しもしたことがない日本人に何ができるというのか。


 と悩んでいるとき、邪神の基本的な情報の中に鑑定なるスキルがあることが分かった。ラノベでも定番の鑑定を使えることに内心小躍りしたが所詮気休めに過ぎないと感じ、心を落ち着かせると試しに自分を鑑定してみた。弱いんだろうなと思いながら。



名前 黒木影正

種族 下級魔人

職業 ダンジョンマスター

レベル 1

ランク C

スキル 鑑定 気配察知 初級魔法一式



 え?

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次回は近いうちに書きます。

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