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アリキタリ3に向け突き進む止まれない狂気の軍勢
彼らを突き動かしているモノ其れは恐怖
今まで蔑み忌み嫌っていたものと同じになるという事への恐怖・・・
彼らは負けたくない彼らの信じる理想ならば
負けたのなら身分が低くなるのは当たり前
そして下の身分の者は凄惨な未来しかないのだから・・・
多くの者は同じ願いの元動く・・・
なのに彼らは傷つけあい騙し合う・・・・
残してやりたいのだ我が子に出来るだけ良い未来を・・・
それぞれ指揮者たちは千差万別に各々で
今まで己が得てきた全てをやり方をフル活用し
有る者は騙し、泣き落とし、脅し、殺し、痛めつけ、まあ様々だ。
勿論権力や信頼で動かすものも居る・・・・
彼らの願いは正しく・・・
だが其のやり方は間違いであると信じたい・・・・
他人の子命であるならばどうでも良いそれでは・・・
劣悪で最低な国にしかなりえないであろうから・・・
ただ一人の世界等むなしいだけだ・・・・
「此の国にマトモナ連携など無い」
ナガレは無数のハトとなり空より見下ろし
「そう俺が生まれたあの世界と同じいや俺と同じか?」
眼下では嘘で塗り固めた信頼が崩れ
「鍛錬を忘れ学ぶことも忘れ」
元々マトモナ訓練等行った事が無い彼ら
「ただ先人の他者の力に頼り」
下の者から吸い上げた富と命で彼らは
「騙し権力に笠を着て愛する妻すら利用し」
力を作りねじ伏せてきた彼らは
「のし上がったただ妻と共に歩む為」
同士討ちを始めた彼らは
「俺からすれ彼など可愛いモノだな」
ただ殺せば強く成れるとでも思ったのかも知れないし
「妻に子を産ませなかった俺より」
ただ疲れただけかも知れない
「子等ただの弱みと」
彼らはただ屍を作り上げる
まあ言えるのは自棄になり
此処に俺が居る此処に来たのは
彼らの最大の悲劇だろう・・・・・・
ソレニシテモウド出会わなければと嘆いたものだ
愚かなのは己だと解りながら
リヒトの子ウドと接していたから
老いてから子が欲しくなったのだと
其のせいで妻が死んだと
今はただ愛する娘と共にウドの否彼らの世界を見たい・・・
あの劣悪で最悪な世界を作り変えた彼らの世界を・・・
お読み頂き有難う御座います。




