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「此れで俺達は生き残れる」

歩兵で構成された部隊は敵が保有していた食料に手を付けようと

「成るほど同士討ちの理由は食料か?」

紅の祝福を身に着けたナガレは同士討ちに勝ち残った兵たちの前に立つ

「うるさい此れが有ればそうだ」

「そうだ」

「そうだ」

兵達は皆狂気に染まり普通の判断が出来ていない

「やはり俺が好んで使用していた」

「強化された狂化兵の類か」

指揮者の命令で動かすのは容易く難しい

此方が常に上位で有ることを示し続ければ良いのだから

出来ねば容易く暴走する


 俺は強化する前に服従させ心を命を支配していた

暴走するならさっさと置いて逃げていた

「己も狂い力で服従させたはいいが」

「願いは良いだが考えが杜撰だな」

「必要などないだろうに」

此の世界はぬるく優しい

強化もましてや狂化など不要だろうに


 ナガレは誰も見てない事を確認し

ハトで狂いし者達を食い破り喰らう・・・


 そう居ない己以外に・・・・



 「しねえよなぁぁぁぁ」

同士討ちに勝ち生き残り降伏を受け入れない者は叫び歯向かう

故にマッケンは剛力邪馬で薙ぎ払い

「すまん」

死体に謝り次に向かう


 残された死体には奇妙な白きハトが群がり喰らい尽くし飛び立つ


 「ヤラレの者の大半は既にマッケンを含めてナガレに過ぎない」

 ハトのナガレは呟く

「いやアセシオン全土の大半かナガレか?」

 ハトはナガレは旺盛な食欲と共に増殖している



 以外に居るのは

「降伏してください」

セトネの言葉に

「助けてくれ死にたくない」

セトネは剛力邪馬から降り

助けを乞う者の後ろに居る

「あはあははは」

狂気を打ち払うべく

白い手袋に気を流し込み

「何だ!」

逃げ惑う人は元兵は

優しくほのかに輝く其れに安らぎを見出す


 セトネは駆け叫ぶ

意を汲み邪馬も駆け嘶く

[この手で救える者は全て救ってみせる!!」

「ヒッヒーン」

セトナは穢れを払う白き輝きを掲げ

邪馬は安らぎを齎す黒き光を身に纏い


 セトネは軽やかに駆け

狂気を打ち払う


 ある者には腹に気を流し込み


 目に留まらぬ速さで

狂いし者は理解出来ない


 ある者には頭を撫でセトネは流し込み


 ある者には背をさする様に


 セトネはあやす様に慈しみ救う


 そして狂気に染められし者は

倒れる其の貌に浮かんでいるのは安らぎ


 そして寝息・・・・・



 「ヒッヒヒヒーン」

セトネ共に現れたる黒き其れは


 セトネを助けるべく駆け

狂気を我が身にため込む


 そして・・・・・


 「ありがと」

「ブルルル」

セトネは微笑み邪馬を優しく首を撫でる

邪馬は嬉しそうに撫でられ払われている


 「助かったのか」

「はははは」

「倒れてるヤツも」

逃げるのを止め突っ立ていた人々は我に返り

「うーんイタッ!むにゃうにゃ」

寝ている者の頬を叩く

「生きてる皆生きてるぞ!!」

狂気に一度は染まりし者も



 アセシオン全土似た感じである


 まともな者かナガレに喰われた者であり


 それゆえ災害級が生まれる事は無くなった


 だがアセシオンは今だ混乱の最中である


 ゆけマッケン


 ナガレが何を言っても君は君だ!!!


 行けマッケン!!!!

お読み頂き有難う御座います。

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