第1話 ー8年ぶりの女装ー
脚本ぽくなってる
○自宅 自室(朝)
主人公の部屋。綺麗に掃除されていて
鏡に向かって身支度する主人公
主「よしっ」
部屋の外から母親の催促する声が聞こえる
母「穂高ー!時間大丈夫ー?入学早々遅刻とかやめて
よねー!」
主「大丈夫だよ。10分前には家でるし、心配ないっ
て。多分...。」
○通学路
桜咲く木の下を沢山の学生が同じ方向に 向かっ
て歩いている。
主人公は不安そうにみんなと同じ通学路を歩く。
○教室
ガヤガヤと賑やかな教室。既に何人かのグループ
で固まり、楽しそうに話しているモブ。
一人席で固まっている主人公
主m(あれ?みんな知ってる人なのかな?)
ゴメンこっから先イメージできないや。
割愛((
○教室(夕)
放課のチャイムと共に教室を出る生徒たち。
帰りの支度をする主人公
同級生(男)「今から帰り?」
主「そうだけど...」
同(男)「今日おれ日直なんだけどさ、悪いんだけど
花の水換えやってくんないかな?今日バイトです
ぐ帰らなきゃいけないんだ」
主「えぇ〜...」
同(男)「あぁ!間に合わなくなる!ゴメンあとは任
せた!」
渋っている間にそそくさと帰っていく同級生。
主m(まぁ仕方ないか、バイトって言ってたし。大変
なんだろうな)
ため息をつきつつも、教室の後ろにある花の水換
えにとりかかる。
○廊下(夕)
今日仲良くなった友人と帰りの別れを告げる柚由
友人「これからカラオケ行くけどどうする?」
柚由「悪い、今日手持ちがないし、部活の見学いくか
らパス!」
友人「ふーっ、真面目だね〜」
柚「やかましいわ!wじゃーまた明日!」
友「おー、またなー」
帰っていく友人を見送る柚由。
ふと、友人とすれ違う主人公に目がいく。
何故だか主人公から目が離れない。自分でも気づ
かないうちに主人公の後を追っている。
○教室(夕)
水を汲み終わり、教室に戻った主人公
花をさしかえる主人公に夕日があたる
突然ドアがバンッとひらき、柚由が主人公に駆
け寄ってくる
柚「君‼︎花が好きなの⁉︎実はこれから華道部に見学し
に行こうと思ってて、一緒に行かない⁉︎」
主「えっと...」
柚「あ、そっか!俺は柚由、〇〇(苗字)柚由よろしく!」
主「あ、僕は穂高。〇〇(苗字)穂高です。こちらこそヨロシク...」
柚「よし、じゃあ早速行くかー!」
強引に手を取り、主人公を引っ張っていく
○部室
椿也「よーこそ華道部へ!...といっても今は人数が少
なくて同好会扱いだけどね!まぁモノはそろってるし、体験していかない?」
主「あ、あのー...」
椿「はい!一年生くん!」
主「あ、穂高です」
椿「穂高くん!」
主「...はい。あの、男子だけで花道といのは...。やっ
ぱり女性がするものなんじゃないでしょうか?」
主人公の言葉に反応する柚由
柚「じゃあ、なればいいじゃん。女子に」
柚「...先輩、こいつ抑えといて下さい」
主「なにを...」
椿「わかった」
主「先輩ぃい‼︎⁉︎」
あああああああーっ‼︎
膝から崩れて泣いてる主人公。女子生徒の制服を着てる。柚由も女子生徒の制服を身につけている。
「......」
柚「華道といえば女子カ!男がやるとおかしいなら女装してやればいいじゃないですか‼︎」
椿「イイネ!」
グッジョブと言わんばかりに二人して親指を立てている
主m(あんたら、どーかしてるよ‼︎)
主n(こうして、華道部では女装することになり、かなりユニークな友達ができて僕の高校生活が始まったのだった。)
気に入ったら続く