アカイハシ
地獄の橋。
切り立った岩と岩を木で作られた橋が架かっている。
流れているマグマよりも随分高い位置にあるので、燃えないのだろうが、これではいつ落ちても不思議ではないだろう。
しかも溶岩の海に真っ逆さま!しんじまうって!。
嫌死んでるのにしんじまうっておかしいわな。
「なあに?体を震わせながら笑ってて気持ち悪いんだけど、私に惚れても無駄よ」
「誰が、てめぇーにほれるかボケェ!!!」
「ふーんそんなこと言って泣きじゃくって私の知り追いかけてついてきているくせに・・・手が震えてるわよ、足もね。」
「うっせ。マグマ見てちょっとビビっただけだし、てめぇーについていってるのも道がわかって好都合なだけだし」
「ふーん・・・・・・じゃ!地図だけ渡してあげるから自分で向かう?」
「すみません許してくださいなんでもするんで」
「じゃあ、私の体に奉仕してもらうわ」
「まじっすか!!!」
「何喜んでんの?」
「え、いやだってあなたの体をグフフ・・・」
「勘違いしないでくれる?肩が凝ってるからほぐしてもらおうとしてるだけだから!巨乳はこるのよねぇ」
「その乳を・・・って」
ボカッ
頭に鉄球が降ってきたような感触がした後、マグマが流れているのが見えた。
落ちたら即死のこの場面で眼下に赤い液体が流れているところで倒れた。
「ホラホラ・・・・・・落ちちゃうよ、落としちゃうよー」
「ま・・・待って!でもあなたの言い方も・・・」
「いいわよ揉ませてあげても―」
「はいすみません・・・!ってえ・・・?」
「あなたが強くなれたらね!」