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第二戦入城

澄みきった空、風に揺れる草花・・・

馬が歩く度に来る振動がここちいい


俺は今、前田慶次の馬゛松風゛の上に乗っている

松風といえば戦国ゲームなどで知らない人はいないだろう戦国最強馬と言ってもいい馬だ。

俺もゲームではいつも愛馬として使っていたが、まさかあの松風に乗れるとは思わなかった

松風の乗り心地といい肌にふれる空気や風といい本当にゲームとは思わないな


「ところで、お前さんの名前はなんてんだ?」

松風の横を歩く前田慶次が話し掛けてきた

「迅、聖龍迅です」

「そうか迅か!悪いな詳しい話は俺の家でって言ったのによ。けどまやっぱ名前くれぇはしっとかなきゃいけねぇと思ったからよ」


俺は前田慶次と会った後詳しい話は俺の家でという前田慶次の言葉に従って前田慶次の家を目指していた



「なんだよこれ、すげぇ」

「はは、驚いたか!ここが俺の家前田城だ!」


俺達は数分歩いたあと前田慶次の家の前に到着した

その家と言うのが城だ!あの大阪城や名古屋城みたいなやつ。だが違うところがある

それは

「全部き、金」

「おう!瓦から外壁その他諸々金で作ったり塗れたりするのは全部金一色だ!なんせ俺は派手好きだからな」

なんと前田慶次の家もとい城は金一色だった。

そういえば前田慶次といえば天下御免の傾奇者だったな派手好きにも納得だ


俺は城内へと案内され城の一番上、天守閣へと来た

中は結構落ち着いてる感じだな、ところどころに落書きがあったが……………


次に俺は天守閣の俗に言う所の展望台みたいな所に案内された。

そこに立って外を眺めると……………

すげー!こんないい景色見たことねぇよ!

遠くに見えるのは俺がさっきまでいたと思われる草原があり、もっと遠くには山がある

城の下には城下町が栄えていた


「どうだ?いい眺めだろ?」

おれが景色に夢中になっていると前田慶次が話し掛けてきた

「はい!とってもいい眺めです!ええっと」

「慶次、慶次でいいぞ」

「はい慶次さん!」

俺達はその後数分景色を堪能していた


そう言えば慶次さんはさっき前田城と言ってたけどもしかして慶次さんは……………


「慶次さん!」

「ん?なんだ迅?」

「さっきこの城を前田城って言ってませんでしたか?城を金一色にする当たりで薄々は分かってきたんですが慶次さんもしかして……………」

「そういや詳しく俺の事言ってなかったな」

そう言うと慶次さんは少し間を置いてから言った


「ようこそ!俺の治めている国へ!そして俺がこの国とこの城の城主、つまり大名の前田慶次だ!」


!!

やっぱりな

まっそりゃそうだよな城主や大名じゃなかったら城を金一色になんて出来ないしな……………

そう言えば慶次さんのこと俺、大名として配置してたっけ


「よし、次は迅お前のばんだ!お前の事詳しく聞かせてくれ」

俺はゲームの中に入ってしまったなどの事はいわずに俺自身について詳しく語った


その後俺達はたわいもない話などをしてお互いのことを知った

慶次さんって話聞くだけで凄いな、やっぱ俺の尊敬する武将だ



「慶次!」

俺達が話していると不意に声が飛んできた

「げっ!兼続!」

兼続?兼続ってあの?

「おい、どうして一国の大名であるお前が無断で城を抜け出しているんだ!おかげで色々大変だったんだぞ」


やっぱりそうだこの人直江兼続(なおえかねつぐ)だ!

そういや副将として直江兼続を配置したんだっけ

つーか慶次さん城抜け出してたのかよ

どうりで裏門からこっそり入れられた訳だ


「いいじゃねぇか少しくらい、ところでどうしたそんなに慌てて」

「独眼竜がこちらに攻めてきているとの情報が入った」

「なに?そうか、悪いな迅これから戦が始まる。迅は城にいろ!兼続!今すぐ兵を集めろ迎え撃つぞ!」

「うむ分かった。ところで慶次この少年は誰だ?」

「戦が終わってから説明する、たくあの独眼竜のお嬢ちゃん、こりないねー」


どうやら戦が始まるらしい

直江兼続と慶次さんは戦の準備に向けてどこかへ行ってしまった

そういや直江兼続と慶次さん戦の相手独眼竜とか言ってたな。

もしかして伊達政宗のことか?

それならぜひ見てみたいが慶次さんの言う通りここにいるのが賢明だろう。俺が付いて行っても邪魔になるだけだしな


それより慶次さんほかに何か言ってたようなお嬢ちゃんとか……………










ん?お嬢ちゃん?

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