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第十話

「どうすればいいんだ、どうすれば…」


客の少ない居酒屋で「絶望」を覚え、そして嘆いていた。


「あれは、ホテルではない、さらに言うと宿泊施設ではない・・・。」


…何から手を付ければ良いのかすらわからない

すべてが「最悪」だ。

気を病む支配人がいたと聞いた。

辞めて行く支配人がいたとも聞いた。

現在の支配人は何もしようとはしない…いや、出来ないと判断したんだろう…それも正解なのかも知れない…。


「しかし、何とかしなければ・・・。?」


居酒屋の店主がテレビを見ている・・・


何を見ているのかと覗いて見れば、倒産寸前だった会社が新しいアイデアで盛り返し、世界一の企業にまでなったと言う事実を根本にしたドラマだった…。


「新しいアイデアか…俺にそんな頭、あるか?」


そう、思うとグラスをグィっと空け、居酒屋を出る。


このホテルはビジネスマン向けに作られたはずだったが、無駄に広い土地を使っている為に客室も大きい。


「いっそのこと、リゾートホテルにしてしまえばいいのでは?」との考えが、頭をよぎった。


「しかし、何から手をつければ…ん?」


よくよく考えれば、自分はこの土地が初めてだ。

全く知らないし、土地勘や名産も知らない。

お客様も同じ考えなのではないか?


そう思うとホテルに戻り、タクシーを呼んで欲しいと告げたが、知らないと返事が帰って来た。


「なるほど、だんだんやることが解ってきた!」と言いながら、タクシー会社を調べるのであった。


ようやく、タクシーを手配し、向かった先は観光案内所と役所。一般的な観光の場所を教えてもらう為、役所は名産や農業、畜産業の事を教えてもらう為だ。


観光案内所では、あらゆるチラシパンフをもらい、役所では、案内を後日してもらう約束をした。


帰りのタクシーの中で…


「この辺りで、タクシー会社って何件あるんですか?」


「あ〜、うちを入れて3件だね〜」


「運転手さん、名刺をもらってもいいですか?」

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