もしかして夢オチ?
「ファイヤーボォォォル!!」
・・・
「あれ?」
やばいこれめっちゃ恥ずかしい!!誰にも見られてないよな!?って今改めて思ったけど俺の周りなんもないんだけど..え?どうすんのこれ360度見渡してもただ草原が広がってるだけ...あれ?これもしかして詰んだ?食料ない、魔法使えない、街なんてどこにも見当たらない...あ、これ死ぬやつだ....え?
「きっと夢だそうに違いないなんで俺はこれが夢ってのを考慮しなかったんだ!異世界転移なんてあるわけないもんなそうだそうだ夢だ夢!はぁーなんだ夢かハハハ...」
ん?なに..あれ
ん?なんか走ってくる..なんだよあれ!?どでかいカエル!?何メートルあんだよあれ!思わず尻餅をついてしまった
「に、逃げないと、あんなのに食われて夢オチなんてごめんだ」
急いで立ち上がり思いっきり踏み込んだ
えっ?「ぶへぇっ」
普段部屋から出ない生活を送ってたせいか、焦りすぎて頭から転けてしまった..
「やばいやばいやばいまだ終わりたくない」
目の前のカエルから逃げようとするがもう遅いカエルに捕まってしまった 「ああ神様もう少しこの夢を楽しませてくれても良かったじゃないですか」
俺はそのまま気絶した
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「大丈夫?おーい」
「どうするこいつ?とりあえず街まで運ぶか」
「そうだねこのまま放置しておくのも可哀想だしまた襲われるかもだしね!それに助けてあげたからなにか見返りしてくれるかも!!」
ペシ
「バカ!そんな目的で人助けしてる訳じゃねぇーよてかそもそもこんな雑魚相手に気絶するぐらいだったら大して良い見返りなんて返ってこねぇだろ」
「それもそうだねてかさっきの普通に痛かったんですけど?謝って」
「あぁすまん」