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最悪の出会い

黒髪に透き通った瞳と可愛い容貌で しかし クラスで人気はあまりない彼女


名前は 畑木【はたき】星凛【あかり】


私は いつも機嫌が悪そうに見える彼女が 気に入らなかった。



初めは単なるいたずらだった


「返して」


「いやだ」


「ちょっとだけ借りるだけだから いいじゃん」


「お願いだから 返して」


その時だった


「いた!」


彼女を倒そうとしたが, つめで彼女の顔に傷をつけたのだ


「おい 大丈夫か...」


「奎哉【けいや】おい 謝れ」


謝ろうとしたが彼女は泣きながら帰った

それ以来彼女は学校に来なかった


一週間後


「え、テレビに出て君たちも分かるが 残念ながら 私たちの クラスメートの一人が 行方不明になった」


え、マジで?...


「彼女が普段いじめられたとか,少しでもしつけがあれば先生に言って欲しい

 それではみんな危険なところで遊ばないで,すぐに家に帰ってね」


「はい」


罪責感が全身を包む

私が普段いじめなかったなら

最初はいたずらだったって

私も彼女の顔に そんなことする気はなかった....


【私のせいだ】


二年後


私はその時のような間違いが二度と起こらないように気を取り直して, 勉強もちゃんとして 今は模範生になった


私は現在一人暮らしおしている


「今日は買い物でもして帰ろうか」


買い物をして家に着いた瞬間 衝撃的な光景があった


「何これ...?」


泥棒が入ったように品物が散らかってて それより衝撃的なのは ベッドが二つに分かれてつぶれていたのだった


「一旦外に出て警察に通報を....?!」


ドアがロックされている


「おい!!!誰かいないんですか!!!助けてください!!!」


は...

私は慎重に


「トイレは?!」


トイレのドアを開けた瞬間



「うわあああああああああああ!!!!!!!!!!」


トイレのドアを開けた瞬間私はとても驚いて脚の力が抜けて倒れた

2年前に行方不明になった彼女が血だらけになって私を見ていたのだ


「星凛【あかり】だよね? .....」


落ち着こう落ち着こう落ち着こう

すぐ 救急車を


う!


星凛【あかり】が私の胸ぐらをつかんだ


【リムーブテレポート】


「おい!ヒイ!!!!!!!!」


私は彼女の顔を見た瞬間, 気を失った

彼女の顔は人顔というには腐っていて, 両目がなかった


.

.

.

.

「こいつ何も持って ないですね」


ここは...


「気をつけたのか」


「おい,そろそろ行こう」


私は..確かに


記憶がよみがえる


「星凛【あかり】!!!!」


...うちじゃない

ここわどこだ?..

日本というには建築物があまりにも違う


「異世界か...」


持っているのは何もないしお金もない

職を求めようとしても言語が通じなかった

ちくしょう!!!

私は道端で拾った毛布をかぶって, 人々に物乞いをして, 日々の辛さを過ごした





1ヵ月後



今日は女王の戴冠式が行われる日だ


「もう少しで女王がこちらを通り過ぎる情報があって大勢の人出が集まったのか」


私はこれを狙って, 財布を盗もうとした


逃走経路まで全て考えておいたし 私の計画は完璧だ では行動に出てみようか


「女王だ!!」「女王様!」


財布を自然に盗んでゆっくりと抜け出そうとしているのに

馬車の中で見覚えのある顔を見た


「ちょっと待って おい どいたって」


そんなはずがない

馬車の中にいるのは確かにお姫様でしょう?

まさか...

私の目を疑った


星凛【あかり】..........星凛【あかり】 星凛【あかり】 星凛【あかり】


理性を耐え切れず女王の馬車の方へ走る


そんなはずがない あいつは....あいつは!!!!


「星凛【あかり】!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「....」


顔がはっきりは見えないけど,私はわかる


「おい!貴様何おする!」


「記事団早くあいつをつかまえろ!」


「放せ!!!!私はただあいつと女王と話がしたいだけだ!!」


民衆の視線が私を見つめる

お願いだ...

私をそんな目で見るな!!!


「早く気絶させろ!」


あ.....

彼女が離れていく


その後私は気絶して王国地下にある監獄へ移された


「出て来い,女王様がお呼びになる」


「.....」


玉座に彼女がすわっている

確かだあれは 失踪した 星凛【あかり】だ


彼女は金髪に雰囲気は違っていても, 外貌は 星凛【あかり】変わらなかった


「この男と私を除いては 出て行ってください」


「女王様!流石に この男わ 女王様お!...」


「命令です」


「....はい わかりました でも何かあったらすぐ呼んで下さい」


......

僕と女王を除いて全部出た後沈黙が流れる


「何か言いたいことはないですか」


「星凛【あかり】だよな?....」


「はい 入住【いりずみ】くん 私を覚えていますね。」


結局会った!!!

私は彼女が生きていてくれただけで喜びを感じた


「忘れるわけないだろ..私は 星凛【あかり】に謝り....」


彼女の表情がゆがんだ


「は?謝り?笑わせますね あはははははははは」


「私の言葉を聞いてくれ!本当に私の人生を捧げてでもごめん いや ごめんなさい!!!

現実の世界で君が失踪した後,私は....」


彼女の表情が不機嫌に見える


「星凛【あかり】?.....」


「あなた...」


「へ?....」


何が起きた?


彼女が席から立ち上がって私の前に近付いた瞬間私の左の視野が真っ暗に...いや消えた

床に血が流れるのをみて痛みをその時になって感じる



【あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!】


「今までこの日だけのために.....はははははは

私のレイピアで一回掻いただけなのに,あ!もし失明されましたか?一旦落ち着いて息をしなさい。」


私は君に謝りたかったのにどうして!


「はあはあ......」


我慢しなければならない 落ち着こう おれじゃなくて


いや,今目を刺さったのに 落ち着けるか!!


「星凛【あかり】なせ!!!!!」


「は?なせて?まさか、私があなたが謝ったら'はい,受けますよ と言いながら許すと思いましたか?

【笑わせるなこの虫が!!!!!】




僕わ君に


もう...


「あなたの名前はこれから 見三【けんぞう】

あなたはこれから私の側近の記事として

 訓練を受けて私のために忠誠に命を支える犬になってください」


 【命令】だ


僕が君に償える方法がこれしかないなら..

...

.



【はい】



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