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呪術師のお仕事、その3。~呪い(邪術)を解く 前編 ”呪いのしくみ”~

3 呪いを解く

 呪術師は、人を呪い殺せる!!

 不正等な理由で相手を呪うことを【邪術】と呼びます。

 多くの日本人が抱く呪術のイメージは、 この邪術という行為に近いのではないでしょうか。

 呪術師は人を呪えます。呪えるということは、解き方も知っているということ。お医者さんと一緒。人を助けるためには、どうやったら人が死ぬのかを知る必要があるのだよ。まず、どうやったら呪い殺せるのか、そのメカニズムを解明してみました。


1、相手とイザコザが起こる。


2、一方が「呪ってやる」と宣言。邪術の始まり。


3、呪いをかけられた人の周りで、何か悪いことが起こる。

※ココが重要な所よ。財産である牛が死んだり、その家の家族の中で貧弱な人(老人や子ども)が、病気で亡くなった。

 これは、【呪いをかけられていなくても】日常生活を過ごしていても十分ありえる事態。

 でも、かけられた本人は、呪いだと【信じ込んでしまいます】。


4、共同体全体が信じ込む。

 小さな村の中でこのようなことが起こると、ウワサはすぐに村全体に広がります。

 そして、村人は信じるのです。

 『アイツは呪い殺される』と


5、呪いにかかる

 ウワサは村中に広まり、村人の態度も変われば、いつ来るのか分からない死期に怯えノイローゼになるのが人間ですやね。

 食欲がなくなりゃぁ 痩せこけるし、病気にかかったりするし、それで、周りの人が気をつかってくれると、余計に「ヤバい!!」って思い込んでしまう。きっとそれが、呪いの正体なんだよ。


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