トーテム
○トーテム(シボコともいう)
特定の動物を自分と同定 (おなじもの)とみなす考え方。
トーテムポールが有名だけれど、トーテムは自分だけでなく、部族にも在って、トーテムポールは自分や姻戚関係や部族のトーテムを繋げた柱のこと(諸説有り)。
例えば、フクロウをトーテムとするなら、その人は絶対にフクロウを殺さない。それは人殺しと同じだからだ。フクロウの一部を装飾してる人間の傍にも座らない。【自分のトーテムを殺すことはタブー】である。
また、各部族で集団的アイデンティティ(自己認識)を持つことにトーテムは重要な役割をもつ。
同じトーテムを持つ部族は、「歴史的つながりがある」という証拠になる。
アフリカでは同じ部族との婚姻を認めない所もあり、血統を見極める時にトーテムは【近親相姦を避ける】うえで重宝される。
そして何よりも、森に住む動物と自分を同等とみなすことで、自然との調和や均衡がとれ、自然を大切にし、共に生きる事ができる。環境を保全し、動物の絶滅を防ぐのにこれほど画期的な文化はない。
※私の地元で、マムシを捕まえた人がいて、その場で捌いて焼いて、みんなで食べようとしたときに、「自分、(神様が)龍神なんで」と言って、断っている方がいました。 トーテムとは発想が違いますが、このような信仰心が環境保全に貢献するのでは? と思います。 マムシは焼き鳥みたいな歯ごたえで、食べると「かぁー」っと身体が熱くなって美味しいです。精が付くってこういうことなんだ、と、思いました。




