迫る大陸会議!
忍、大集結!
御前試合にて見事勝利し、大江戸城に住まうことが許された一刀
そしてそれから数日が経ち
一刀「次!正拳突き100本! 」
家来達『はいっ!! 』
一刀は武術鍛練師範の職に就き、今では大江戸城の家来達に師範として慕われていた。
一方蓮華は
蓮華「いないいない、ばぁ〜♪ 」
孫登「きゃっきゃっ♪ 」
一刀がいない間、孫登の子守りをするのであった。
楽しい日々を過ごす二人であったが
蓮華「(今頃、あっちの世界では大変なことが起きているのかもしれないな) 」
蓮華のこの予感は的中していた。
一刀と蓮華が別世界で平和に暮らすなか
元の世界であるあっちの世界はというと
呉の城
冥琳「とうとうこの日が来てしまった!? 」
穏「ついに蓮華様達は見つかりませんでしたね〜!? 」
亞莎「ど…どうしましょう!? 」
蓮華の不在に焦りまくる呉軍
その理由は…
祭「えぇいっ!あの二人め、大陸会議が開催されるというのにどこをほっつき歩いとるんじゃ!!♯ 」
今日は他国のみんなが集まって会議する大陸会議が呉にて開かれるのだが
肝心の王である蓮華が不在であるため焦っていたのだった。
冥琳「こうなったら仕方がない! 」
祭「使いたくなかったが奥の手を使うしかないようじゃのぅ!? 」
じっ!
茜「えっ!? 」
神楽「な…何ですか!? 」
と言いながら茜と神楽を見つめる呉軍
そして一方その頃、
桃香「わぁーっ!葵ちゃん、ようやく呉にたどり着いたよ 」
葵「そうですね桃香様 」
蜀の王・桃香とその忍の葵
氷堂葵…一刀と同じ新星の一人で氷遁の使い手。性格は若干ツンデレで料理はコロッケ以外が毒料理。相棒は忍犬のあられ
月「玲さん、帰ったら花嫁修業の続きをやりますからね 」
玲「わ…わかってるよ!? 」
董卓こと月とその忍の土門玲
土門玲…新星で一番の腕力の持ち主で土遁の使い手。体は固いが貧乳。相棒は忍猪の牡丹
更に護衛として
零奈「皆さん、はしゃぎまくってますね 」
桔梗「元気があって何よりじゃわい 」
恋「…お腹空いた 」
桔梗、恋、木瑠零奈がついていた。
木瑠零奈…美以達の母親代わりで水遁・土遁・木遁の使い手
一方別方向からは
華琳「蓮華達に会うのは久し振りね 」
ジュン「まぁな♪ 」
遥「会うのが楽しみです 」
魏の王・華琳とその忍の雷魔ジュン、そして護衛として霊王遥がいた。
雷魔ジュン…新星一の知恵者。雷遁と笛の使い手だが好色家。相棒は忍鷹の神速丸
霊王遥…怖がりな女の子で様々な妖怪を出す術を使う
ちなみに魏は護衛として桂花や春蘭が名乗り出たのだが、華琳に拒否られて落ち込む二人であった。
更に一方では
吹音「白蓮様、大丈夫ですか? 」
白蓮「なぁに、これくらいの道くらい大丈夫さ 」
幽州の王・白蓮とその忍の風切吹音が現れた。
風切吹音…新星では一刀に次ぐ実力者。風遁の使い手。以前は二重人格者であったが今は違う。相棒は猫又の月光
大陸会議では各国の忍も参加しなければならないため各国は忍と主君を連れてきたのだった。
ザッ!
そして三国は城の前にたどり着くと
蓮華「み…皆さん。じゃなかった!みんな、待たせたな! 」
バンッ!!
蓮華がみんなを出迎えたのだが
何だかいつもと様子がおかしい
それもそのはず、読者には種明かしするが
この蓮華は茜が変化したものである。
そして同時に
一刀「ようこそいらっしゃいました 」
一刀に変化した神楽もいたのだった。
冥琳「(他国を騙すだなんて悪い気がするが仕方がない!) 」
蓮華が行方不明でパニックになるよりマシだと考えたのだった。
桃香「お久し振りです蓮華さん、早速ですけど孫登ちゃん抱かせてもらっていいですか♪ 」
茜が変化した蓮華に近づく桃香だが
蓮華「えぇと、孫登はさっき眠ったばかりでな!? 」
桃香「そうですか… 」
ガックシ
葵「桃香様 」
今日来た楽しみの一つとして孫登を抱きたかった桃香はそれが叶わないと知ると落ち込むのであった。
このままいけばうまくいくと思う呉軍であったが
源治「・・・う〜ん孫権さん、いい乳をお持ちですなぁ♪ 」
むにゅんっ♪
蓮華の背後から胸を揉む火神楽源治
火神楽源治…新星の狙撃手で火遁の使い手。超絶スケベの爆乳好き。相棒は亀の万年
いつものように変態行動する源治
だがそんな源治に制裁を食らわすのは
理央「げ〜ん〜じ〜さ〜ん!!♯ 」
バァンッ!!
炎地理央であった。
炎地理央…小説内でも珍しい源治を愛する女。火遁・土遁・溶遁の使い手。源治が浮気行為をするとすかさず制裁、又は子作りしようとする。
この二人はどこの国にも所属していないのだが、大陸会議には参加していた。
理央「あなたって人はーっ!!♯ 」
ブォンッ!!
源治「・・・ひっ!? 」
そして理央が源治をこらしめようと迫ったその時!
蓮華「きゃーっ!!/// 」
ドッカァーンッ!!☆ミ
源治「・・・がぼぉっ!? 」
源治は蓮華にぶっ飛ばされた。
蓮華「一刀様以外に揉まれたことのない私の胸を揉まないでください!! 」
と言う蓮華だが
その直後
じーっ…
蓮華「な…何ですか!? 」
主に忍のみんなに睨まれる蓮華
その理由は…
葵「あんた本当に蓮華さんなの?蓮華さんは一刀のことを様付けしないんだけど 」
蓮華「はっ!? 」
様付けを取るのを忘れていた蓮華
更に
玲「テメェも本当に一刀なのかよ! 」
一刀「な…何を言うんですか!?俺は確かに北郷一刀だ! 」
ジュン「いいや、あんたは一刀じゃない!何故なら一刀は蓮華さんの胸を揉ませないからだ! 」
一刀「うっ!? 」
確かにちょっと前の場面が本物の一刀ならば
源治「・・・う〜ん… 」
と源治が蓮華の胸を揉む前に
ガシッ!!
一刀「テメェ源治、覚悟はできてるんだろうな!!♯ 」
となるはずであった。
つまりそれをしないということはここにいる蓮華と一刀は偽者であることを意味していた。
吹音「もしかして黒龍軍の生き残り! 」
零奈「この場で退治してあげるわ! 」
ジャキンッ!!
得物を構えて二人に迫る忍達
蓮華「ど…どうしましょう!? 」
一刀「もう誤魔化しようがありません!? 」
万事休すの二人
そこへ
冥琳「はぁ、もう隠し通せないようだな 」
祭「そうじゃな 」
諦めて正直に話すことにした呉軍であった。
ということが起きるなか、別世界で平和に暮らす一刀達
だがその平和も長くは続かなかったのだった!
次話よりだんだん戦闘編になります