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呉の城は大騒ぎ

突然別の世界に飛ばされた一刀、蓮華、孫登の三人


その世界で一刀達は蓮華にそっくりなお姫様・蓮姫と遭遇し、城に住まうことを許可されたのだった。


大江戸城・風呂場


ちゃぷんっ!


一刀「よし、湯加減はこれくらいだな 」


一刀が風呂の湯加減を確かめると


一刀「もう大丈夫です 」


蓮華「そうか、わかったぞ 」


今日一日でいろいろとあったため疲れを癒すために風呂の用意をしたのだった。


一刀「孫登、もうちょっとでお風呂に入れますからね〜♪ 」


孫登「あいっ! 」


大人では平気な湯加減でも赤ちゃんである孫登だと火傷する恐れがあるため湯加減は大事である。


すると


蓮華「か…一刀、一緒に風呂に…/// 」


照れながら混浴を求める蓮華だが


一刀「すみません!それだけは勘弁してください!? 」


ガバッ!


土下座してまで拒否る一刀


蓮華「(そこまで拒否らなくてもいいではないか!) 」


蓮華としては主君命令で無理矢理混浴させるのも可能なのだが


一刀は女の色気を感じると鼻血を出して倒れる癖があるためそれはできなかった。


ちなみにこの癖は約六年後である未来でも変わらなかったりする。


そして


ちゃぷんっ!


蓮華「お風呂気持ちいいね孫登♪ 」


孫登「いいーっ♪ 」


孫登と二人で風呂に入る蓮華


ちなみに一刀は湯加減を保つために外にいた。


蓮華「ねぇ一刀 」


一刀「何ですか? 」


外にいる一刀に話しかける蓮華


蓮華「今頃、あっちの世界はどうなっているのだろうな? 」


一刀「わかりませんがきっと大変なことが起きてるでしょうね 」


呉の王である蓮華と


その従者である一刀が


二人揃って急に姿を消したのだから大騒ぎであろう。


一刀「でも近々何か他に大事なことがあったような気がするんです 」


蓮華「私もそれが気になっていたんだ。一体何だっけな? 」


二人が同時に考えると


一刀・蓮華『あっ!? 』


その答えがわかったようだ。


ここで舞台は三国志の世界へと移る。


呉の城


兵「申し上げます!孫権様及び、北郷様は町の北側にはいなかったとのことです! 」


冥琳「そうか。捜索範囲を広げて引き続き探してくれ! 」


兵「ハッ! 」


兵達に指示する冥琳


祭「しかし権殿と北郷はどこに消えたのじゃろうな? 」


穏「突然二人が消えちゃうだなんてミステリーですね!? 」


冥琳「確かにな、門番が二人を見てないのだから町のどこかにいると思うのだが 」


三人が話をしていると


雪蓮「わかった!きっと二人は駆け落ちしたのよ! 」


亞莎「か…駆け落ちですか!? 」


とんでもないことを言い出す雪蓮


冥琳「雪蓮、そもそも駆け落ちというのは結婚を許されない愛し合う二人がするもので、二人は式を挙げたし、子までいるのだぞ 」


雪蓮「例えただけよ!きっと二人はこんな感じで… 」


何やら妄想する雪蓮


蓮華「一刀、二人っきりになれる誰にも邪魔されない場所に連れていってくれ 」


一刀「御意! 」


シュッ!


そして二人は旅立っていった。


雪蓮「一刀なら門番に見つからないよう脱け出すのは可能だわ!ムキーッ!!一刀ったら、駆け落ちするなら私としなさいよねーっ! 」


そういう問題ではない


一方


シュバッ!


神楽「どうでした? 」


茜「こっちにはいません 」


明命「こっちもなのです! 」


忍組のみんなも一刀達の行方を探していたが見つからなかった。


すると


思春「まったく!北郷がついていながら蓮華様の姿が消えるだなんて、役立たずな北郷め! 」


一刀を馬鹿にする思春


その時!


ドォンッ!!


思春「うぐっ!? 」


思春のお腹を激痛が襲った!


シャオ「あ〜ぁ、一刀を馬鹿にするからきっとお腹の子が『父を馬鹿にするな!』って怒ってるんだよ 」


思春「くっ!?生まれる前から家庭内暴力か!?そうするときっとこの子は女の子なのでしょうね 」


思春、この時、後に生まれる娘・甘述を妊娠していた。(六ヶ月)


小助『ハァ…一刀の奴、得物を残してどこにいったんだよ!せめて相棒の俺にくらい行き先を言いやがれっての! 』


一刀を心配する小助


冥琳「しかしまずい時に二人がいなくなってしまったものだな!? 」


穏「そうですねぇ、何せ近々大陸会議が行われるわけですし 」


祭「開催国である呉の王とその従者がおらぬとなれば大変なことになるな!? 」


そう、近々魏や蜀、幽州の偉い人達が集まって会議する大陸会議が行われるのだった。


そして一方、一刀達は


蓮華「どうしよう一刀!? 」


大陸会議を思い出して慌てる蓮華


一刀「落ち着いてください!いつ戻れるかわからないのですからとにかく大騒ぎにならないよう祈りましょう 」


蓮華「そうだな!? 」


だがこの祈りは無残にも崩壊することになるのを一刀達は知らなかった。


すると


ガラッ!


蓮姫「おぉ、入っていたか 」


ぶるんっ♪


蓮華「ひ…姫様!? 」


胸を揺らしながら風呂場にタオル類を巻かずに全裸の蓮姫が現れた。


蓮姫「姫様だなんて堅苦しく言うなって、私のことは蓮姫で構わない。それよりも… 」


じーっ…


蓮華をじーっと見つめる蓮姫


蓮華「な…何か!? 」


すると


ザブンッ!!


蓮姫「私と似ているくせに胸が私よりでかいだなんてずるいぞーっ!! 」


むにゅむにゅんっ♪


蓮華「きゃあっ!?/// 」


風呂に入った蓮姫は蓮華の胸を揉みまくった。


蓮姫「尻もなかなかきれいではないか♪ 」


サワッ!


蓮華「きゃあっ!?/// 」


今度は蓮華の尻を触りまくる蓮姫


蓮華は孫登を抱いているため防御ができず、無残にも触られまくった。


一方、一刀は


ブッバァーーンッ!!


一刀「がはっ!? 」


ばたんっ!!


蓮華と蓮姫による会話を聞いて妄想してしまい、鼻血を出して倒れていたという。


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