二人の蓮華!?
オリキャラ登場!
そして懐かしの三人組復活!
謎の空間を通って別世界に飛ばされた一刀、蓮華、そして娘の孫登
だが別世界に着いて早々、蓮華は謎の爺さんに連れ去られたのだった。
そして現在蓮華は…
バンッ!!
爺さん「もぐもぐっ! 」
蓮華「(どうしてこうなったのだ!?) 」
爺さんと共に団子屋で団子を食べていた。
爺さん「腹が減っては戦はできぬといいますからな 」
蓮華「はぁ… 」
戦は関係ないだろうと感じる蓮華
爺さん「しかし姫、この家老である馬場鹿衛門から逃げるだなんて不可能ですので今後は控えてください!それとあまり町に行ってはなりません。あなた様は王なのですからな 」
蓮華「はぁ… 」
誰だか知らない白髪チョンマゲの爺さんに誰かと間違われる蓮華
鹿衛門「しかし姫、たわけ(馬鹿者)的な行動はよしとしても、その破廉恥な服はなんですかーっ!! 」
蓮華「は…破廉恥だと!? 」
ガァーンッ!!
普段着ている服が破廉恥だと言われてショックを受ける蓮華
確かに他国より露出の多い呉の人が実際にいたら破廉恥扱いされるであろう。
すると
鹿衛門「むむっ!最近老眼で見えにくいですが姫の胸が少々大きくなっている気が… 」
つんっ!
そして鹿衛門が蓮華の胸をつついた直後
蓮華「きゃーっ!!/// 」
ドガバキンッ!!☆ミ
鹿衛門「ぐっ!? 」
蓮華は鹿衛門をボコボコにした。
蓮華「(一刀にしか触らせたことのない胸を…///) 」
実は蓮華の胸は一刀以外の男に触らせたことがほとんどなく、おっぱい揉み魔の源治ですら揉んだことがない。
それをつついたのだから蓮華の怒りはもっともである。
蓮華「去らせてもらうぞ!!♯ 」
スッ!
鹿衛門「お…お待ちを!? 」
怒った蓮華が鹿衛門を置いて去ろうとしたその時
アニキ「ちょいと待ちな姉ちゃん 」
バンッ!!
蓮華の前にヒゲ、チビ、デブというどこかで見たようなチョンマゲトリオが立ちはだかった。
蓮華「何の用だ! 」
アニキ「姉ちゃんえらくべっぴんさんじゃねぇか、俺達と一緒に遊ぼうぜ、そんな破廉恥な格好して誘ってるんだろ♪ 」
スッ…
ヒゲのアニキが蓮華に触れようとしたその時!
蓮華「別に誘ってなぞいない! 」
グキッ!!
アニキ「いててっ!? 」
アニキの手を捻る(ひねる)蓮華
実は蓮華は一刀から護身として合気道を習っていたのだ。
そしてこのまま捻ると思いきや
チビ「そこまでっすよ! 」
デク「だな〜! 」
鹿衛門「ひ…姫!? 」
バンッ!!
チビとデブが鹿衛門に刀を向けて人質にしていた。
いくら人質が知らない人とはいえ
蓮華「くっ!? 」
パッ!
助けない選択をしない蓮華ではなく、蓮華はアニキの腕を離した。
アニキ「いてて!?何て力のある女だ!?だが今度はこっちからいかせてもらうぜ! 」
バッ!
蓮華「くっ!? 」
蓮華に迫るアニキ!
鹿衛門「姫!? 」
鹿衛門を人質にされ、反撃できない蓮華
だがその時!
シュッ! バチッ!
アニキ「いてっ!? 」
アニキの手に石が当たり、石が繰り出された方を見てみると
一刀「お前達、その人に何をしている! 」
孫登「たい! 」
バンッ!!
そこには一刀と一刀に背負われている孫登がいた。
蓮華「一刀!孫登! 」
一刀「どうやら間に合ったようですね 」
この世界に着いて早々、蓮華のおっぱいプレスを食らって鼻血を噴射し、倒れていた一刀であったが回復し、蓮華の気をたどって追い付いたのだった。
チビ「テメェ!よくもアニキを! 」
アニキ「デク!ぶっとばしちまえ! 」
デク「わかったんだな! 」
ドドドンッ!!
一刀に迫るデク
普通ならば一刀がぶっ飛ばされるが
ガシッ!!
デク「へっ!? 」
一刀はデクの腹の肉をつかむと
一刀「北郷流体術… 」
ギュルッ…
一刀「竜巻飛ばし! 」
ビュンッ!!
デクの肉をつかんだまま回転を加えてそのまま投げ飛ばした!
そして
チビ「へっ!?ぶぎゃっ!? 」
ドンッ!!
デクはチビの方に飛ばされ、チビはデクに潰されてしまった。
チビ「お…重いんだよ!? 」
デク「きゅ〜!? 」
アニキ「(嘘だろ!?100キロを越えるデクを一方向に飛ばすだなんて!?) 」
得物の気伝丸がない一刀だが、腕力ならば玲に劣るものの、体術の実力はかなり高いのだ。
一刀「次は貴様の番だ! 」
シュッ!
アニキ「ひっ!? 」
スッ…
一刀はアニキの前に現れてアニキの頭の上に手を置くと
一刀「北郷流体術・強制土下座! 」
ドズゥンッ!!
アニキ「がはぁっ!? 」
一刀はアニキの頭を地面にめり込ませた。
蓮華「一刀…!? 」
少々やりすぎではと思う蓮華だが、自分を助けるためにしたことなのでとがめなかった。
一刀「さぁ、この場から去りましょう 」
蓮華「あぁ! 」
スッ…
そして一刀は蓮華の手を引いて去ろうとするが
鹿衛門「まてぃ!! 」
シュッ!
一刀「うわっ!? 」
いきなり繰り出された鹿衛門の槍を辛うじて避ける一刀
鹿衛門「お主、姫を救ってくれたことに礼は言うがそのまま拐うとはこの不届き者め! 」
一刀「姫?ご老人、何を言ってるのですか? 」
確かに蓮華は王で呉の姫ではあるが知らない爺さんに呼ばれる筋合いはない
するとその時!
パカパッ!!
鹿衛門「んっ!この豪快な馬の蹄の音は!? 」
音に聞き覚えのある鹿衛門
そして
パカパッ!!
ヒヒーンッ!!
?「おっ!騒ぎがあると聞いて来てみればバカ衛門ではないか 」
鹿衛門「ひ…姫!?はて?姫はこちらにいますがな 」
そしてその姫というのが
蓮華「えっ!? 」
?「んっ? 」
バァンッ!!
何と!?服や体つきは違うが姫は蓮華とそっくりなのだった。
一刀「えっ!?蓮華が二人!? 」
蓮華「どうなっているんだ!? 」
世の中には似た顔の人が2、3人はいるというがまさかの対面に驚く蓮華
すると
姫「ふむ、私と同じような人がいるとは驚きだな、バカ衛門、この二人と赤子を城に案内しろ! 」
どうやら一刀達は城に招かれるらしい
一刀「ちょっとお待ちください!?失礼ですがここはどこであなたは誰なのですか? 」
一刀が姫に聞くと
姫「ここがどこか知らないだなんて余程の田舎者だな、まぁいい、ここは尾張の国だ 」
一刀「お…尾張!? 」
尾張とは現在の愛知県である。
姫「そして私は城主の織田蓮だ。蓮姫と呼ぶがよい! 」
バンッ!!
自ら名乗る姫であった。