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火神楽源治、最大の怒り!!

暗黒城にて新星+αVS五人衆の戦いが始まり


源治と理央は五人衆の一人、蒸鬼と戦うことになった。


だが蒸鬼の固い体と火遁が通じない体質に源治と理央は苦戦するなか、蒸鬼は蒸遁・深気牢を発動させたのだった。


もわぁっ!!


蒸鬼の深気牢により室内にも関わらず蒸気が発生していた。


理央「源治さ〜ん!何処にいるんですか〜!! 」


叫ぶ理央だが源治の声は一向に聞こえない


蒸鬼「(無駄だ。この蒸気の中では気を探ることも声を聞くことすらできん、肉眼で近づかなければな) 」


蒸気で姿を消している蒸鬼


蒸鬼「(更にこの深気牢の恐ろしさを知るがよい!) 」


するとその時!


ぶわっ!!


理央「敵っ!! 」


スッ…


誰かが接近してくるのを察知した理央は迎撃しようとするが


源治「・・・うおっ!? 」


理央「源治さん!? 」


ぴたっ!!


現れたのが源治だと知り、寸前で剣を止める理央


源治「・・・危なかったぁ〜!?寿命が三年は縮まったぜ!? 」


理央「すいませんでした 」


源治に対して謝る理央


源治「・・・そんな奴にはお仕置きが必要なようだな 」


理央「えっ? 」


すると


ドグボォッ!!


理央「がはっ!? 」


いきなり源治は理央の腹めがけて蹴りを繰り出した!


理央「(こいつ、源治さんじゃない!!) 」


シュシュッ!!


目の前にいるのが源治の姿をした偽者だと理央がわかると


理央「土遁・岩石弾! 」


ドォンッ!!


源治「・・・がはっ!? 」


源治に対して術を繰り出した。


すると


バァッ…


目の前にいた源治が霧と化して消滅したのだった。


理央「やっぱり偽者でしたか!?私としたことが本物の源治さんを見抜けなかっただなんて!? 」


攻撃を食らったことより偽者と見抜けなかったことを悔やむ理央


すると


源治「・・・大丈夫か理央!? 」


バッ!


理央「源治さん… 」


またも理央の背後から源治が現れたのだが


スッ!


源治「・・・おらよっ!! 」


ドカァッ!!


理央「がはぁっ!? 」


またしても偽者だったらしく、理央は攻撃を食らってしまった。


蒸鬼「(フフフッ、この深気牢は相手が一番攻撃しにくい人物が霧状となって襲いかかる。互いの状況がわからず、自滅する運命なのさ) 」


この能力から蒸鬼は別名・仲間殺しの蒸鬼と呼ばれていた。


そして一方源治の方も


美女「うっふ〜ん♪ 」


美女「あっは〜ん♪ 」


ぶるるんっ♪


源治「・・・うひょひょっ♪ 」


源治の前に次々と現れる爆乳美女達


もちろんこれは偽者なのだが源治はまったく気づいていなかった。


それどころか


美女「せいっ!! 」


美女「このっ!! 」


ドカァッ!!


攻撃を食らったとしても


ぶるるんっ♪


源治「・・・あいんっ!もっとお乳を揺らしてくださ〜い♪ 」


攻撃を繰り出した時に美女のおっぱいが揺れるため、源治はそこまで見ていなかった。


万年『何をしとる!しっかりせぬか!! 』


源治を止めようとする万年だが源治は万年のことが目に入っていない。


蒸鬼「(フフフッ、邪鬼様がくださった新星達の弱点は効果抜群のようだな) 」


火神楽源治…新星で一番の射撃の天才だが、美女に弱く、特に相手が貧乳ならば容赦なく攻めるが相手が爆乳美女の場合だと手も足も出せなかった。


蒸鬼「(さて、そろそろ一人死んでもらうとするか) 」


ジャキンッ!!


自らの体を蒸気機関車に変型させる蒸鬼


すると


美女「ねぇ、こっちに来てん♪ 」


源治「・・・はぁい♪ 」


ふらふらっ…


美女に誘われ、気づかぬまま蒸鬼の前を通る源治


その瞬間!


蒸鬼「蒸遁・爆裂突進! 」


ポッポォーーッ!!


シュポポーッ!!


猛スピードで源治に迫る蒸鬼


蒸鬼「まずは一人だ!! 」


シュポポーッ!!


源治「・・・あへ〜♪ 」


そして蒸鬼が源治に激突しそうになったその時!


ドンッ!!


源治「・・・えっ!? 」


いきなり源治は突き飛ばされると


ドカァッ!!


理央「がはぁっ!? 」


ボキボキィッ!!


理央が蒸鬼に撥ねられたのだった。


源治「・・・り…理央!? 」


蒸鬼「バカな!?何故相方の居場所がわかるんだ!? 」


余程接近しなければわからないこの状況で何故理央は源治の危機がわかったのだろうか?


理央「わ…私は源治さんのことが大好きです。だから源治さんの危機を察知したわけですよ… 」


理央は気を探ったわけではなく、源治の危機を察知したため源治の居場所がわかったのだった。


源治「・・・理央!しっかりしろ!! 」


理央「源治さん、私は源治さんのためなら自分の命なんて惜しくありません。あなたに会えてよかったです… 」


がくんっ!!


源治「・・・理央!?理央ーっ!! 」


動かなくなった理央を抱き締める源治


万年『安心せい源治、理央は気を失っただけじゃ 』


源治「・・・そうか 」


理央の無事を知って少しは安心する源治


蒸鬼「フフフッ!他人のために自分を犠牲にするだなんてバカな奴だ 」


ぴくっ…


源治「・・・なに… 」


蒸鬼の方を向こうとする源治だが


もわぁっ!!


すぐに蒸気が発生して蒸鬼の姿が見えなくなってしまった。


蒸鬼「(誰が先にくたばろうともすぐにあの世に送ってやる!) 」


すると


美女「はぁい、そこのボーイ♪ 」


ぶるるんっ♪


源治の目の前にボォンッ!!キュッ!!ボォンッ!!の爆乳美女が現れた。


美女「ねぇ、そんな女なんてほっといて私といいことしなぁい♪ 」


ぴとっ!!


源治に胸を当てて迫る爆乳美女


普段の源治ならばこれでイチコロなのだが


源治「・・・うぜぇよ 」


美女「えっ? 」


源治が美女に対して『うぜぇ』と言うと


ドカァッ!!


美女「がはぁっ!? 」


シュウゥッ…


蒸鬼「(なっ!?) 」


何と!?源治が美女を殴り飛ばしたのだった!


源治「・・・蒸鬼、俺はテメェを絶対許さねぇ!! 」


おまけ


孫呉昔話


西遊記・その2


天竺に向けて旅を続ける一刀(悟空)、蓮華(三蔵法師)、冥琳(三蔵法師の師)


だが一刀を封じた神様が


姫子「おのれ!私よりあんな瓢箪娘を選びおって!全国の妖怪達に伝えよ!三蔵法師一行を倒したものには褒美を与えるとな! 」


という命令がくだされ、一行は妖怪に狙われるはめに


だが中には一行を助けようとする妖怪もいた。


祭「天竺の酒が飲みたいから着いていくぞ! 」


猪八戒の祭


穏「天竺には珍しい本があるそうですね、お供します〜 」


沙悟浄の穏


新たに仲間を二人加え、一行は天竺を目指すのだった。

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