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エルグラドの冒険者(推敲及び改訂中)  作者: 井伊嘉彦
第一幕 女神のコイン
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07.「猫まっしぐら」



『冒険者雇用制度ハンタァァァイ!!』

『ハンタァァァァイ!』

『冒険者は都を出て行けぇぇぇぇ!』

『出て行けぇぇぇぇ!』



 サフィアの教会からの帰り道、日の傾きかけた城南地区の馬車停留所ロータリーで、群衆がプラカードを手に叫んでいた。



「今日もやってるな」

「あん?」



 コインを弾きながら呟いた俺に、ウィルのやる気のない碧眼が向く。



「ああいうエネルギーは、正直羨ましいとさえ感じるよ」

「下から出てく分抑えてみろ」

「死んじゃう」

「可哀想な子」



 「冒険者雇用制度」というものをざっくばらんに説明すれば、難民である冒険者らをエルグラド大陸の各都市に就職させ、一定の権利と保証を与えようという試みの制度だ。


 リディアの貴族議会で議題に上がったこの制度が、いま都で論争を呼んでいる。


 最初は都民も「行き場のない冒険者達を受け入れよう」などと同情的な意見を口にしていたが、「税金を上げなければ制度の実現は難しい」という話になって態度を豹変させた。



『税金引き上げ、ハンタァァァァイ!』

『ハンタァァァァイ!』

『冒険者雇用制度ハンタァァァイ!!』

『ハンタァァァァイ!』


「叫んじゃってまァ……税金は、もともと上がる予定だってえの」



 叫ぶ群衆に目を細め、ウィルがやる気なさげに呟く。



「経済成長が急すぎて、バッククラッシュ状態だからな」



 俺は相槌を打って左手をポケットに突っ込んだ。


 リディア王の大陸統一から五十年、戦勝国であるリディアは冒険者・非冒険者を問わず人口が爆発的に増加した。


 経済成長著しく景気はうなぎ登り、仕事も人も増え続けるのはいいとして、街の整備と国政がまったく追いていない。


 かつての地方都市という蛹から抜け出さんとする王都な蝶が、最後の一踏ん張りに動きを止めてしまっている状態だった。


 経済成長に合わせた都市開発、城壁の防衛強化、拡大した都を覆う大結界の更新、世界に羽ばたくには今の都の収益を超える金が必要になる。



「ただ増税しますじゃ貴族議会が恨まれる。だから『冒険者の為に増税します』と言う。民の怒りを冒険者に向けて、最後の最後で増税額を譲歩――」



 右手で頭を掻きながらウィルに振る。



「『頑張りました、努力しました、だから制度は縮小しました』」



 貴族が言いそうな事をウィルが棒読みで言った。



「結局増税はするし、冒険者にはロクな権利を与えない――と、議会の筋書きはそんなところだろう」



 お偉いさんは、あらゆる手段を講じて、責任転嫁と民衆の感情操作をやってのける。



「冒険者は憎まれ損だ。その辺りどう思う? 冒険野郎の猫さんは」

「――へッ、くだらねえ」



 ウィルが鼻で笑う。



「冒険者ってえ国無き子は、んなことでいちいち損だの得だの考えねえの」



 リディアで生まれ大聖堂で育った俺とは違い、ウィルは幼いころから大陸をさすらってきた根っから冒険者だ。



「強いね」

「普通だろ? 飼われてた犬ってなァ甘え癖があっていけねえや」



 軽口の応酬にお互い肩を竦めながら、俺たちはまた歩き出した。


 人がひしめき合う馬車停留所のロータリーは、春と言うには少し暑苦しい程の熱気に包まれている。



 今後の身の振り方をどうしたものかと考えながら歩いていると――


 不意に、ゾッと背筋に悪寒が走った。



「――!?」

「あ? どうし――」



 ――バシュッ!



 咄嗟に身をひねった瞬間、左の肩口で何かが弾けた。



()ぅ――ッ!」



 突き飛ばされたような衝撃を受けて、俺は石畳に尻餅をついた。


 まず熱さが、次いで肩から腕にかけて激痛が走る。



「う、ぐ……!」



 肩からの出血、関節が外れ鎖骨が折れている。


 左腕が動かない。



銀の甲弾(スナイプ・ブリット)……!?」



 銀を真鍮で被った強化コインを用いて、長距離からの狙撃を可能とする教の祓魔術の奥伝――


 一定時間かけて膨大な魔力を収束させなければならないため俺は習得出来ていない。


 抗議運動をしている群衆は誰も気づいた様子が無く、通りゆく人の何人かが地べたに座り込んだ俺に訝しげな目を向けている。



「……」



 即座に事情を察したウィルが、辺りに目を走らせて狙撃ポイントを割り出しにかかった。


 細められた碧眼が底光りしている。


 猫の視線が向く先、遠く離れた石造りのマンションの屋上、身を翻す白い聖職胴衣が俺にもチラリと見えた。


 コインを使っているからには僧籍にある人間の可能性が高い。



「野郎ァ……ッ!」



 ウィルが八重歯を剥いて飛び出した。


 周りの景色が歪むほどの濃い魔力を立ち上らせている。



「ウィル待て――ぐッ!」



 俺は撃ち抜かれた肩口に手を当てて、自己治療(セルフヒーリング)を施した。


 僧侶が自らに魔法をかける場合、それが初歩の魔法であれば呪文詠唱を必要としない。



 ――ギ、キッ……ガキッ……!



「ぅぐ――ッ!」


 鎖骨が修復し肩関節がはまる。


 魔力で痛みを抑えているとは言え、肩がはまる瞬間の激痛は完全になくならない。


 痛みにチカチカする目を何度かしばたかせて、俺は恐る恐る左腕を回してみた。


 関節にも靭帯にも痛みもない。完全に回復している。



「ウィル!」



 俺は既に点になりつつあるウィル背中を追った。


 猫と評される彼の脚の速さは並大抵のものではない。


 各国各地の放浪を余儀なくされる巡礼神官の俺は、これでかなりの健脚を自負しているのだが、瞬発力では断然ウィルに劣る。


 ボロのコートをはためかせた黒毛碧眼の猫が、雑踏行き交う人々の合間を風のように抜けていく。



「ええい――!」



 俺は人ごみをかき分けながら懸命にウィルを追った。



 あいつ、頭に血が上ってやがる――



 既に姿は見えないが、ウィルの殺気に満ちた魔力の匂いがありありと道に残されている。


 ウィル・フォードという男の性情は極めて猫に近く、「媚びない、群れない、縛られない」の自由な男だ。平素やる気なくおちゃらけていて気まぐれ、しかし、そんな彼でも烈火の如く怒ることがある。



 気に入っているもの、


 自分の認めているもの、


 自らが宝物と定めるもの、



 これらに対し危害を加えられた時、彼は尋常じゃない程に怒り狂う。


 そこをいくと、俺はどうやら彼の「お気に入り」に登録されているようなのだが――



「くそ、ウィィィィィルッ!」



 狙撃手を追って駆けているであろうウィルに声を張り上げる。


 銀の甲弾(スナイプ・ブリット)は教の祓魔術の中でも習得するのが非常に困難な奥伝技、相手は並大抵の手練ではない。


 俺は脳裏をかすめるブロンドヘアーの彼女に寒気を覚えた。




     ○


 俺ァドライな男だ。


 人がのたうちまわってくたばろうが、平気でそれを眺めてられる。


 俺じゃねえから、「俺の」じゃねえから、


 そう思って見てられる。


 そういう男だ。



 物心ついたとき、俺ァ自由だった。


 身に付けてたのはボロのコートと粗末な剣、サイズの合っていない大きな皮のブーツ――


 あとは何もない誰もいない。


 大陸の荒野で一人きり、俺は自由だった。


 だから自由であり続けることを望んだ。


 自由を邪魔するヤツを憎んだ。



 それなりに世界ってのが見えるようになって、何も自分以外のもんを憎むこたァねえんだと気がついた。



 世界ってなァクソくだらねえゴミの山だ。


 世界ってな極上の宝物(たからもん)が眠る夢の島だ。



 てめえが満足のいく自由の中で、


 ゴミ山の中からみつけ出した宝物を近くに並べて、


 気に入ったもんに囲まれて気ままに暮らす――



 それが俺のライフスタイルだ。



 誰がゴミだと言ったって、そいつは俺にとって宝物だ。


 そいつら(・・・・)は俺にとって大事なもんだ。


 俺が守るべきもんだ。


 コケにした奴ァ善人だろうが悪人だろうが容赦しねえ。



 叩っ斬る――



 俺はそれが平気で出来る、ドライな男だ。



 人ごみを抜けきった先の狭い路地を迷わず駆け抜け、俺は廃れたマンションにたどり着いた。


 犬程じゃねえが鼻は利く。


 何より馬鹿犬に上等くれやがった野郎の魔力が、地下墓地で見かけた美人の僧侶並みに濃い。


 俺は躊躇なく廃墟に踏み込んだ。


 入口を通り抜けた瞬間、



 ――バチィッ



 足元で何かが弾けた。


 侵入者を知らせる簡易結界の一種かなんかだ。



 知るかボケ――



 逃げようとしていたのか下って来ていた野郎の魔力が、一旦止まって上る気配を見せた。



 鈍いぜ――



 ロクに術も使えねえ俺んとこの馬鹿犬なら、とっくの昔に尻尾を撒いて逃げてるはずだ。


 こんな術に頼るまでもなく、とっくの昔に俺の接近に気づいて対策を練る。


 俺は左にコインを呼び出して階段を駆け上がった。


 残す所五段で足を思いっきり蹴り込む。



 ――ヒュオンッ!



 フロアに飛び出すと同時に、魔法銀(ミスリル)の弾丸が頬を掠めた。



「らァ――ッ!」



 俺は宙に身を流しながら左のコインを乱射した。



 ――ダァン、ダァン、ダァン、ダァンッ!



 突き当たりの丁字路でサッと身を隠す人影、


 着地と同時にそのまま真っ直ぐ廊下を駆ける。


 俺の射撃の間隙を縫って、白い服着た敵が半身を覗かせた。



「ちィ――」



 右手で剣をすっぱ抜く、



 ――ガギィンッ!



 重い弾丸に刀身が弾け飛んだ。


 剣を手放しこそしなかったが、衝撃のせいで右手の感覚が鈍い。



 知るかボケ――



 ――ダァン、ダァン、ダァンッ!



 再度左のコインを撃って走る。


 相手がまたコーナーに隠れた。


 俺は一気に間合いをつめ、床を蹴って丁字路に飛び込んだ。



「――!?」



 文字通り飛び出した俺を見上げて、身を隠していた相手が目を剥いた。


 色素の欠落した銀髪の男、アヤよりも濃い緋色の瞳、若い――



「てめえか――」



 突き当たりの壁で三角飛びをし、俺は剣を振り下ろした。



 ――ギィンッ!



 相手も腰の剣を抜いて俺の一撃に応じる。


 大した反射速度だが、しかし、



 剣だァ――?



 相手が抜いたのは、細身ながらも刀身の長い両手剣のクレイモアだ。


 こっちは片手、左が空いてる。


 鍔迫り合いのまま着地と同時に振る拳、



「くッ!?」



 相手は体を捻って俺の左拳を躱した。



 ――ドゴォ!



 空ぶった拳がマンションの壁に蜘蛛の巣状のひびを走らせた。


 後ろに跳ぶ相手、


 踏み込む俺の軸足、


 腰が回って肩が風切る、



「おらァぁあああッ!」



 俺は思いっきり右手の剣を投げつけた。



 ――ギャァンッ!



「ッ!?」



 激しい火花が散って相手がまた目を剥く。


 俺は拳を体に引きつけて更に一歩踏み込んだ。


 ――ザッ


 高速の体重移動(シフトウェート)に軸足が埃を立てる。


 体に馴染んだファイティングポーズ、


 ――ゴッ!


 左のショートアッパーが命中。



「が、は――ッ」



 顎を跳ね上げた相手がたたらを踏んで後退、


 俺は追撃の右拳を振りかぶる。


 正確にゃ、「拳」でなく「剣」だ。


 投げつけたはずの剣が、俺の右手に握られている。



「ちょ!? タイム――」



 驚く相手が咄嗟に叫んだ。



「インターバルなら向こう(・・・)で取りな」



 俺は躊躇なく剣を振った。



「く――のぉッ!」



 ――バッ!


 膝をぐらつかせていた相手が、空気を弾く瞬発力で跳び退いた。


 首を狙った水平薙が虚しく空を斬る。


 身のこなしが普通じゃねえ――



「……何者(なにもん)だ、てめえ」



 俺の警戒度が一気に跳ね上がる。


 一応のこと返してやっていた剣の刃を元に戻した。


 俺の剣は片刃で峰がある。


 必中を確信して、咄嗟に返した峰だった。



「剣士というより剣闘士だな……痛ってぇー……!」



 相手はクレイモアを床に突き立ててその場にうずくまった。



「え? ちょっと、おーい……」



 おもむろに無防備をさらす相手に、漲る魔力を透かされる。


 張り詰めていた殺気が急速に萎んじまった。



「くぅー……いててて……」



 顎を押さえて痛がる相手は、魔力にも顔にも青さが目に付いた。


 どっからどうみても十代の少年だ。



「得物の割にゃ、童顔だな」



 俺は剣を肩に担いで言ってやった。



「その剣……それ、どうなんってんだ? いつの間にか手に戻ってだけど……」



 少年は顎を押さえながら顔を上げた。



「お前さん、初対面の人間にズボン下ろせって言われて、素直に言うこと聞くクチか?」

「しないな」



 苦笑しながら少年が立ち上がる。



銀の甲弾(スナイプ・ブリット)で撃たれて、剣を手放さないなんて凄いな」



 整った顔に甘っちょろい雰囲気、見合って穏やかな声だった。



「まだ痺れが抜けてねえ。おかげで三昧におろしそこねたぜ」



 これは半分ハッタリだ。


 いくらなんでも、問答無用で少年を斬り殺すほど外道じゃねえ。



「信じて貰えないかもしれないけど、当てるつもりは無かったんだ。ごめん」

「あん?」



 相手はペコリと頭を下げた。


 白い制服地味た聖職胴衣に青いスラックス、甘っちょろい雰囲気の中に、両手剣を振り回す毛並の荒さちっとばかし見て取れる。



 なんだこいつ――



「さっきのコインも、剣を狙って撃ったつもりさ。あんた達二人に危害を加えるつもりは無かったし、今も無いよ」



 少年は「にこり」と微笑みを浮かべた。


 言葉の通り、魔力にゃ嘘をついている淀んだもんが混じってねえ。



「人だかりから離れてたし、外して威嚇するつもりだったんだけど彼が突然動いて……本当にすまない」

「ほーん?」



 魔力に妙なところがないからといって、いきなり初対面の人間を信用するほど平和ボケもしちゃいない。



「威嚇の理由は?」

「……」



 銀髪の少年は首を横に向けて困ったような顔した。


 昨日地下墓地で見た監察の美人並みに濃い魔力が、一瞬ぐわりとうねって、その後忙しなく揺れ動く。



 素質の割に、修行が足りてねえな――



 人に内面を読み取れないようにするにも魔力のコントロールが必要になる。


 こいつは感情を馬鹿正直に魔力に反映しちまってて、交渉能力(スピーチスキル)が低すぎる。


 なまじっか魔力の質がいいだけに、心ん中の様子がダダ漏れだ。



「あの人、監察にマークされてるだろ?」

「あん? あー……」



 サフィアのところから戻ってくる道々、レヴィから手配を食らったなんて話を打ち明けられた。


 だもんで俺は正直に「うわ、めんどくせえ」と言ってやった。



「これに懲りて、自首してくれないかな――なんて」

「はァ?」



 相手は照れたように頬を人差し指で掻いた。



「いや、その――今凄く、忙しいんだ」

「誰が?」



 少なくとも、ここで僧侶崩れの遊び人をわざわざ狙撃しようなんて若いのが忙しいワケがねえ。



「大聖堂監察の神官長が、さ」

「……」



 俺はその言葉を聞いて腹の底からどうでも良くなった。



 ――私の身分を証明する花押が押してあるから、それをドンの所に持って行けば貴方達の依頼は完了するのでなくて?



 面白可笑しい事実だったからレヴィにゃまだ内緒にしてあるが、貰ったリストにゃ「神官長」の花押が押されてあった。



 ってえことは、だ――



「これで彼が自首してくれれば、彼女の仕事が一つ減るんじゃないかなー、なんて……」

「お前さん、彼女のなにさ?」

「いや、別になにって聞かれる程のもんじゃ――」



 銀髪の少年が鼻筋を赤らめて顔を背ける。


 これですよ――


 これ、馬鹿犬をガッツポーズ強制ギブスで引いてった美人がらみの色恋話じゃねえかよ。


 こいつ彼女のコブじゃねえか。


 なんだこのどうでもいい真相は。


 マジどうでもいい、マジつまんない、ウィルつまんナウ。



「オーライ、良くわかった」



 俺はニヒルに口元を持ち上げて少年に手を翳してやった。



「お前さんにゃヤツを撃つ資格がある。次は急所を外すな」



 俺はこういうドライな男だ。



「当てるつもりは無かったんだ、本当だって!」

「あん? ああ……うん、実際な? 俺ァもうこの話どーでもよくなってんだわ。なんかもう眠くなって来た。俺ァ何も聞かねえからお前さんも何も聞くな。次回、『破戒僧死す!?』でまた会おう」



 俺は剣を腰に収めてサッサと踵を返した。



「え? あの――」



 と、少年が何を言いかけた矢先に事件は起った。


 コーナーから灰色の何かが飛び出し、



 ――タァンッ!



 ほぼゼロ距離で、俺の額にコインを撃ち込んだ。



「……あら?」



 灰色の何かが漏らす間抜けな声。


 出力を押さえていたらしく、距離がなかったことも幸いしてダメージは大したもんでもない。



 だが(いて)え――



 額が煙を吹いてやがる。



「てめえ……!」

「猫さん? ……あれ?」



 間の悪さに定評がある、うちの馬鹿犬だ。


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