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エルグラドの冒険者(推敲及び改訂中)  作者: 井伊嘉彦
第一幕 女神のコイン
58/86

54.「お片付け」



 どうしよう、邸宅の構造が分からない――



 広いレアード邸の廊下を走りながら、私はどこをどう進んだものか決めかねていた。


 座敷牢の部屋から見える景色はかなり高所だった。



 ならまずは階段? でも屋敷の人間と鉢合わせしたら――



「お嬢さん、こっちですぜー」


 闇雲に走っていると、小部屋から顔を出したメイドがで手招きをしていた。


 アヤのように背の小さく、茶髪をツインテールに纏めている。



「貴女は?」



 私は迷わず小部屋に飛び込んだ。



「魔物盗賊改め方、密偵三姉妹の長女、オハルでーす」



 ウィルの言ってた密偵の人だ。



「どうすればいいの?」

「窓に縄梯子(ラダー)をかけてあるから、それ使ってお外にどーぞ。動線は妹達が確保するよん」



 密偵のオハルがニタリと笑った。



「わかった。ところでオハルさん」

「あいあい」



 話しかけながら、私は自分のお腹に聖なる拳(ホーリーブロー)をご馳走した。



 ――ドフッ



「……なにしてんスか?」

「何か、食べるものもってないかしら?」

「あー、お嬢さんもしかしてハラヘリ? じゃあしょーがねえ、厨房からくすねてきたこのクッキーを進ぜようかねー」



 彼女は懐からクッキーを包んだ紙袋を取り出した。



 う、粉っぽい――



「厨房……?」



 何より、眠り薬の件が気になって私は受け取ろうとする手を止めた。



「あー、だいじょぶ。これ使用人の賄いだから何も入ってないよん」

「そうですか……ではありがたく頂いて行きます」

「へへッ、いいってことよ」



 オハルが親指で鼻の下を擦る。


 彼女のキャラクターがいまいち分からない。



『大聖堂の女史が逃げたのか!?』

『こっちだ!』



 けたたましい足音と共に怒声が響き渡った。



「ほらほら、ここはオハルさんに任せて、さっさと降りるぅ!」

「お願いします」



 私は窓枠を跨いで縄梯子に脚をかけた。


 都に満ちる瘴気の影響か、空は暗雲が渦巻いている。


 梯子を中程まで降ると、茂みの影からショートボブのメイドが姿を表した。



「――ッ」

「おっと警戒すんな。密偵三姉妹の次女、オナツだぜ」



 私はホッとして、梯子の途中から地面に飛び降りた。


 昨晩まで続いていた雨で、庭の芝生が水々しく濡れている。



「門の外まで一気に駆けるよ」



 オナツが芝生の具合を確かめながら言った。



「ええ、それはいいのだけど……」



 私は再び、お腹に聖なる拳(ホーリーブロー)をご馳走した。



 ――ドフッ



「……なにしてんの?」

「オナツさん、何か食べものを持ってないかしら?」

「そっか、閉じ込められてたんだもんな。じゃ、これやるよ」



 彼女は懐からオハルと同じ紙袋を取り出した。



「厨房からくすねてきたクッキーだ」



 またか――



「……ありがとう、頂いておきます」



 言い出しておいて断るのも変なので、私はクッキーを懐にしまった。



「よぉぉっし、いっくぞぉ!」



 オナツが手のひらに拳を打ち付けて駆け出した。


 スカートだと言うのにダッシュに遠慮がない。



『いたぞ!』

『とまりなさい!』



 二人の執事が行く手を阻む。



「だぁぁぁれがぁぁあああッ!」



 オナツが更に加速して二人の執事にむかって跳んだ。



「せいッ!」



 宙に身を躍らせたオナツが、両脚を大きく開いて使用人二人の顔面を蹴り飛ばした。



「見たか! ウィル直伝の猫キック!」



 どの辺りが猫なのか、私は判断に苦しんだ。



『す、スパッツ、は……』

『規則、違反……』



 地に伏した執事達は、違うものを見ているし。



「うぉぉぉぉぉ!」



 オナツは再び雄叫びを上げながら駆け出し、私も追って従った。


 庭木を躱して茂みを飛び越えると、すぐ裏門が目に入った。


 既に連絡を受けていたのか、門を守る衛兵が群がり出している。



『来るぞ!』

『捕えろ!』



 衛兵たちが長柄の得物を翳してこちらに構えた。


 私たちを傷つけずに捕まえようと言う配慮からか、手にしている武器は長柄の刺叉だ。


 複数で単体の相手を抑え込む時に、これほど効力を発揮する武器はない。



「――どうするの!?」

「問題なぁあああしッ!」



 オナツが構わず衛兵に殺到する。



 ――ザザザッ



 裏門脇の茂みが揺れて、黒い影が飛び出した。



『おうッ!?』

『ぐはッ!?』



 衛兵たちの背後を黒い影が駆け抜け、それぞれがバタバタと倒れていく。



「魔物盗賊改め方、密偵三姉妹が三女、ウィンター」



 茶髪のロングヘアーをなびかせたメイドが、片刃の短刀を逆手に凛然と言った。



 オフユじゃないのか――



 なぜ彼女だけ名前が呪文(スペル)言語なんだろう。



「ゴーッル!」



 オナツがウィンターの横で土煙を上げながら停止した。



「ここは私たちが食い止めます。貴女は早く大聖堂へ!」



 大人びた姿をしているが、三女と言うだけあってウィンターの魔力が一番若い。



「はい、あの、ウィンターさん」

「え?」



 ――ドフッ



 私は再三の、聖なる拳(ホーリーブロー)を以下略。


 苦しさだけならもう満腹だ。



「……え、ええと」



 ウィンターが戸惑う。



「何か飲み物を持っていませんか?」

「闘いの前ですものね。マジックポーションでしたら二本あります」



 喉が焼けるほど濃いやつじゃないか――



「あ、ありがとうございます」


 切り出しておいて遠慮するのも失礼なので、私はマジックポーションを受け取ることにした。


 あって損はないものだし。



『逃すな、追えぇぇえええ!』



 背後で衛兵の一団が刺叉を翳して走ってくる。



「外の衛兵は全て片付けてあります。急いで!」

「すみません皆さん。お願いします」

「「お任せあれ」」



 オナツが拳を、ウィンターが短刀を構えて声を揃える。


 私は頷いて門の潜り戸から外に飛び出した。


 瞬間、



『ガァアアアアアッ!』

『ゴォオオオオオッ!』



「!?」



 ラージサイズのピザよりも大きい拳が、左右から降りかかった。



 鬼人(オーガ)――



「く――ッ」



 私は地面を転がって拳をやりすごり、懐から杖を抜いた。



 ――タ、タァンッ



「え……?」



 杖からコインの鎖が飛び出すより先に、鋭い魔法銀(ミスリル)の弾丸が二体の鬼人(オーガ)を撃ち抜いた。


 魔物の魂、魔力の源である中枢をピンポイントで射抜いた、洗練された一撃だった。


 生命反応の消えた鬼人(オーガ)が地響きを立てて倒れ込む。



 門の壁に寄りかかる、タキシード姿の女性――



「貴女――」



 前にこの付近で出会った、あの女性だ。



「こんばんわ。慌てん坊のひめゆりさん」



 相変わらずの、ハッとさせられるような微笑みだった。



「どうしてここに……」

「逃げ出すのをちょっと先送りにしたんだ。そのついでに――」



 ターフェアイトの宝石ような、バイオレットパープルの瞳が妖しく輝く。



「片付けておこうと思って」



 彼女が目を細め、コインを構えた左手を私に向けた。




     ○


「アリオスよォ!」



 ――ガギィンッ!



 鍔迫り合いから間合いを取って、俺は剣を下段に構えた。


 対するアリオスは八相、打ち込む気力と魔力を溜めている。



「なんだ……!」

「真っ向勝負も大いに結構だが、小手技に振り回されてるようじゃ話になんねえだろ? そこんところもちったあ考えようぜ」

「黙れ……黙れッ! うぉおおおあああッ!」



 ――バッ!



 アリオスの踏み込みと俺のバックステップが重なった。


 凄絶な打ち下ろしが目の前を通り過ぎる。



「あんたが稽古だと言うのならそれで良い! 俺はあんたを斬って彼女を追う!」



 アリオスがまたクレイモアを八相に構えた。


 じり、じりっとアリオスの足元が鳴る。



 だから力みすぎだっつーの――



「せえええッ!」



 受けることを許さない渾身の打ち下ろし、


 だが打ち気が強すぎて剣の軌道と角度が見え見え、


 俺は剣の間合いギリギリを見切って体を仰け反らせた。



 ――ピッ、



 剣閃が前髪をかすめる。



「ふぅぅ――ッ」



 打ち下ろしの最中に、アリオスの体が魔力を膨張させた。



 ――クンッ、



 魔力に呼応したクレイモアの切っ先が、生き物の様に跳ねて胴薙へと軌道を変える。



「おっほほー!?」



 ――ギャリィィッ



 俺は下段の剣を擦り上げて、刃の下をなんとかかいくぐった。


 くぐり抜けざま剣先を回し、交差法で小手を打つ。



「ぐ――ッ!?」



 もちろん峰は返してある。



「この――」



 振り返りざまのアリオスの横薙ぎ、



 ――ピッ、



 バックステップで剣を外す。



 ――クンッ



 またしてもクレイモアが跳ね、横薙が唐突に面打ちへと変化した。



 野郎ォ――



 俺は口の端を持ち上げて右足を振り上げた。



 ――ガッ



 アリオスの柄の握りに足刀蹴りが割り込み、クレイモアの斬撃が途中で止まる。



「可愛くねえ剣使いやがる」



 こいつの剣にゃ切り返しに間が存在しない。


 避けた相手をひと呼吸の内に二撃目が襲う。


 俺が持ってるような片手でも扱える長剣なら分かるが、クレイモアなんて超重量の両手剣でやってのけるってんだから、



「末恐ろしいねえ、どうも」

「子供扱い――」



 アリオスが俺の足を弾いてクレイモアを振りかぶった。



「――するなァァァァ!」



 唸る斬撃、


 横に跳ぶ俺、



 ――ザァシィッ!



 魔力を帯びたクレイモアの刃風が、床に疵を刻み込む。


 俺は距離を取って苦笑った。



「――ったく」



 頬を汗が伝う。



「名前負けしてねえな、大聖堂の英雄」



 床を始め、天井や壁にはアリオスのクレイモアから放たれた刃風がザックリ傷跡を残している。



「なにが、英雄だよ……!」



 アリオスが吐き捨ててまた剣を構えた。



「誰一人、本気で取り合ってくれない! 英雄なんて、余計な首輪のせいで……ッ!」

「あん?」



 俺はアリオスの構えを警戒しながら眉を顰めた。



「誰もが皆、俺の立場を、親の威光を気にして――ッ!」



 不安定ながら、アリオスの魔力がまた一段と膨れ上がった。



「うあああああああッ!」



 ――ザァシィッ!



 天井、床、壁に大きなクレパスが走る。


 俺はステップを刻んでアリオスの背後に回った。


 追撃は無い。



「どんなに真剣になっても、誰も本当の事を教えてくれない。誰も本当の事を語ってくれない……!」



 アリオスが、どんよりと暗い目で俺を振り返った。



「俺はいつだって、真実に触れる事ができない……!」

「ほーん?」



 俺は剣を肩に担いで、顎の下を掻いた。



「……そんで? ぼっちゃんはどうしたらご満足なんだ?」

「子供扱いするな!」



 ――ザァシィッ!



 乱れに乱れた、それでも強力な魔力が屋内に疵を刻む。


 威力は高いが姿勢が滅茶苦茶で当たる気がしない。



「子供扱い、するな……!」

「なら大人にならなきゃな」



 俺は肩をくすめてやった。



「大人って、大人ってどういうことだよ!」



 アリオスが呼吸を乱して顔をうつむかせる。



「彼女、だけだった……」



 緋色の瞳が落とす水滴が、ボタボタと床の絨毯にシミを作った。



「彼女だけが、大聖堂の英雄じゃない、アリオス・ウォークに接してくれた! 俺を俺として扱ってくれたんだ!」

「あーね……」



 俺は顎の下を掻きながら適当に相槌を打った。



 派手に銀の散弾(ショットシェル)お見舞いしてたしな――



 神官長は戒律の番人だって事以上に身分の貴賎に遠慮がねえ。


 冒険者だろうが貴族だろうが分け隔てなく「人」として接する。


 その点、宗教だのなんだのに興味のねえ俺から見ても彼女は立派な聖職者だが――



「えーと、たんま、ちょっと小休止」



 俺はアリオスに手を向けてふと考え込んだ。



 ――事態を解決しようと言うより、今は最悪の結末を避けることに全力を注いでいるだろう



 サフィアの言葉が思い浮かぶ。



「待てよ待てよ……アリオス、ちょい『待て』だからな?」

「……」



 考え込む俺の「待て」を、アリオスが律儀に守る。



 放って置けば、アリオスは単身でレヴィが潜む学び舎に突入する可能性がある。

 そりゃ最悪の事態を招く暴走以外のなにものでもない。

 神官長はその暴走を止めるための鎖みてえなもんだ。

 神官長とアリオスを結んでいたものは――



「大聖堂の英雄……?」



 その立場こそ忠犬の証、神官長ってえ鎖との接点――つまりは首輪だ。



「分かりづれえよ!?」



 俺はこの場に居ない眠れる獅子に突っ込みを入れた。



 ――卿は多分、お前を待っている



 その理由が、



 ――首輪を外せる者を待っていると言う事だ



「そういうことかィ……」



 サフィアがひり出した「予言」ってヤツの意味をようやく理解し、俺は膝に手をついて項垂れた。



 要するに、だ――



 忠犬は今、自分の身分を証明する首輪のせいで苦しんでいる。

 暴走してリディアの崩壊を引き起こしかねないぐれえに。

 そいつをなんとかしねえことにゃ、場は収まらねえ――



 袖すり合うのも他生の縁だ、悩める若人の力になるってなァやぶさかじゃねえ。



 だがよく考えろ――



 俺はアリオスとの出会い、果ては神官長との出会いにまで記憶を遡った。


 これ結局、全部レヴィの女絡みで起こってることじゃねえ?

 全部全部、色恋沙汰が絡み合って炸裂してる騒動じゃねえ?

 なんでライアリス教の人間ってこうなワケ?

 突っ走った挙句に都の存亡掛けちゃうワケ?

 何だってんだよチキショウ、

 動物だらけなだけにド畜生。



「うわ、帰りてー……帰って牛乳のみてえー……」



 と、思わなくもないが、流石に「帰る場所」がかかってる事案とあっちゃァ働かねえワケにもいくめえ。



「……?」



 戦闘中あれこれ勝手に推理する俺を、しっかり「待て」を守っていた忠犬アリオスが訝しんだ。



「大人って、どういう事だって聞いてるんだ……ッ!」



 アリオスの質問は、どこまでも真っ直ぐだ。



「……そうさなァ」



 俺は体を起こし、剣を持ったまま腕を組んだ。


 とにもかくにも、この傷心の忠犬をなんとかしねえ事にゃ話が前に進まねえ。



「少なくとも、ヒスって泣いてるウチは子供なんじゃねえの?」



 俺は肩を竦めて言ってやった。



「……」



 アリオスが涙に濡れる緋色の瞳を上げる。



「男の涙ってなァ人の為に流すもんだ。てめえの為に流すような安っちィもんじゃねえ」



 俺の体の部位の中でも一位二位を争うお調子者の口が、涙する少年相手に適当ぶっこいた。



 やべ、言ってて恥ずい、どうしよう――



「……ッ!」



 アリオスがぐしぐしと目をこすり出す。


 おっほほー、間に受けちゃったよこの子ったら。




     ○


 ――ダァン!



 感情を乗せたような重い銀の弾丸(シルバー・ブリッド)が放たれた。


 私の背後に迫っていた悪戯妖精(ゴブリン)が無言のまま地に伏せる。


 またしても魔物を一撃で仕留めた技量のほどに私は目を細めた。



「……片付け?」

「そ。お片付け」



 女性は塀に寄り掛かって煙草に火をつけた。



「何でもかんでも綺麗に片付いてないと、気が済まないクチでね」

「……少し、分かります」



 私は立ち上がって、彼女の瞳を真っ直ぐに見つめた。



「そうなのか? 案外マイペースなタイプに見えるけど」

「それも、多分当たってます」



 私も、片付いてないと気が済まない方だ。


 片付け方が自分勝手で分かりづらいと言われてしまうけれど。



「んふっ」



 女性は前髪で瞳を隠し、咥え煙草で空を見上げた。



「叶わないな、それは――」

「……」



 私は喉まででかかった言葉を飲み込んで黙った。



 やっぱり言葉が出てこない――



 女性は空を見上げたまま紫煙を吐き出して、バイオレットパープルの瞳を私に向けた。


 そしてただの一言、



「行ってらっしゃい」



 そう言った。


 私はどう返していいか分からず、どんな表情をしていいか分からず、無言のまま固まった。



「これが、私なりの決着のつけ方」



 女性は煙草を右手に移し、口元を緩めて、例の堪えられない微笑みを浮かべた。



 行ってらっしゃい――



 どんな事実を飲み込んで、どんな感情を潜ませて、どれほどの意味を篭て口にした言葉なのだろう。



「……」



 私は無言のまま頭を下げた。



「行ってらっしゃい」



 囁くように、風に流すように、彼女は細く優しい吐息でそう繰り返した。



 これは彼女の「お片づけ」だから、

 これが彼女なりの決着だから、

 「行ってきます」も、

 「ごめんなさい」も、

 「ありがとう」すら、

 私が言う必要はない。



 頭を上げて、彼女の瞳をしっかり見つめ、後はもう走り出した。


 私はただ、私のままに、やりたいことをやればいい。



 私らしく、あれば良い――


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