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第15話「爆弾」

駅前。


人が多い。


雑踏、ざわめき、サイレン。


(最悪の条件だ)


《スキル“犯罪解析プロファイリング”が起動しています》


情報が流れ込む。


・設置型爆弾

・遠隔起動

・実行犯は離脱済み


(時間は――)


「残り4分」


氷室が息を呑む。


「解除班は?」


「間に合わない」


公安が答える。


(当然だ)


「場所は?」


「地下だ」


即答。


走る。


階段を駆け下りる。


(ここだ)


ロッカー。


右から三番目。


開ける。


「……あった」


爆弾。


配線は三本。


「切るな」


公安が言う。


「爆発する」


(違うな)


「これはダミーだ」


一本外す。


違和感。


(本体は別)


視線を上げる。


(上か)


「天井だ」


氷室が即座に動く。


パネルを外す。


「こっちだ!」


本体。


残り1分。


(赤じゃない)


「青だ」


迷わず切る。


――静寂。


爆発は起きない。


沈黙。


氷室が息を吐く。


「……止めたか」


(当然だ)


公安の男が低く言う。


「ここまでか」


(違う)


「まだだ」

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