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塩分は大丈夫なの

妻ちゃんのしっぽがバシバシ顔にあたり

目が覚めた。


妻ちゃんは僕の隣でぐっすりと寝ている。


妻ちゃんを起こさないように

僕はそーっと起きることにした。


朝一のプロテインを入れる。

ちなみにバニラ味のプロテインにビタミンCの粉末を入れると

ラッシーの味がする。

これは僕の好みの味だ。


プロテインを飲み干し、朝の軽い運動を済ませる。


ふとコーヒーが飲みたくなったので入れることにする。

インスタントのデカフェに、スキムミルク、てんさい糖

それにバニラエッセンスを少しいれる。


これでバニララテっぽくなるから不思議だ。


妻ちゃんがニオイにつられてやってきたが

ホットなので

猫舌の妻ちゃん…というか猫にはムリだ。


というか…

猫にはカフェイン事体が危険だったはず。

一応カフェインレスではあるが

やめといたほうがいいだろう。


しかし問題は

彼女は猫なのか妻なのかという問題だ。

見た目はねこ、頭脳は妻…

なにが真実かは見抜けない。


なので

猫的にダメなのはやめておこうと思った。

調べてみると

こんなのがダメだそうだ。

ブドウ・レーズン イチジク、パパイヤ、マンゴー、玉ねぎ・その他のネギ類

アボカド、ユリ根、生のエビ・カニなどの甲殻類、生のイカ・タコ、生の貝類、

生肉、生卵、ナッツ類、ビターアーモンド、チョコレート、キシリトール、緑茶・コーヒー・紅茶など、お酒、牛乳、乳製品、


乳製品でチーズだめなんじゃ…

と思ったけどチーズはOKそう。

ただ食べすぎはダメそうだね。


妻ちゃんの場合

難しいのが

猫缶とかは全然食べてくれない事

そりゃそうだよね。

しばらく前まで人間だったわけだから

急に食の好みが変わる訳じゃない。


よそう…この考えは。


そうだ。

塩分はどうなんだろう

調べてみると

結局摂り過ぎはよくないけど…

ということだった。


ただ難しいのが

塩分が多少ないと食べてくれないし


多すぎるとダメだってこと。


これも人間と同じだね。


ただ人間が猫になった場合の

適当な塩分量がわからない



僕は妻ちゃんの健康管理ができるのだろうか。


相談しようにも

相談相手がいない。


匿名の相談コーナーとかに書くと

ウケ狙いだと思われかねない。


真剣に悩んでいるときに

からかわれると心がもたない。


そうすこし落ち込んでいると

妻ちゃんがやってきて

ほっぺたをペロペロしてくる。


こころなしか

心配そうな顔をしている。


あーだいじょうぶだよ。

平気平気

僕は明るく振る舞うことにする。


いつもそうだ。

妻ちゃんは

僕が辛いときには

いつも側にいてくれる。

なにかをいうわけでもない

ただ隣にいて支えてくれる。


それがどれほど

心強かったかわからない。



僕は強くあるよ。

妻ちゃんを守れるのは僕だけなんだから。



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