表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『特殊な部隊』の初陣  作者: 橋本 直
第二十章 隠ぺいされる事実

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

102/212

第102話 フォローは忘れずに

 その様子を見送りながら嵯峨はひじを机の上についてその上に顔を乗せてランを見つめる。

挿絵(By みてみん)

「『中佐殿』。黙りこくってないでちったあ、フォローしてやれよ。一応、お前さんの直下の部下だろ?機動部隊の隊長はお前さんってことになってるんだから」 


 ランは頭を掻きながら嵯峨を正面からにらみつけた。


「確かにさ……アイツは気が小さくて自分の力に気づいてないけどでもそこを何とかするのが上司って奴じゃないの?」


 嵯峨は目の前の書類をいじりながらそうつぶやく。しかし、ランは黙って嵯峨を見つめているだけだった。


「分かるよ……典型的な問題児ならパイロット候補生をぶっ叩いて育ててきたお前さんの領分だから……人物的には優等生の神前は扱いづらいってところなんだろ?でもさ、組織じゃん、うち。そんな人材のえり好みは言ってられないの。それに俺達の『敵』を倒すにゃどうしたって神前の力が必要になるんだ……」


 沈黙を続ける幼女に、嵯峨は諦めたように視線を落とした。


「俺の負けだよ。そうだな、起きちゃったことはどうにもならねえが、問題はこれからのフォローだな。機動部隊隊長さんには苦労かけるが、よろしく頼むよ。神前の性格からして俺の決定への不満と自分の置かれた立場の危険性に気づいて辞めるとか言い出しかねないぞ。そこを何とかするのが上司であるお前さんの仕事だ」


「しゃーねーなー……了解しました!」


 手で謝罪の意図を表明している嵯峨の言葉を背に、ランはめんどくさそうに頭を掻きながら部隊長室を後にした。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ