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就職氷河期世代   作者: 冷やし中華はじめました
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ブラック企業の罠

第1章:希望に満ちた出発


春の柔らかな日差しが降り注ぐ4月初旬の朝、25歳の佐々木亮ささきりょうは、晴れやかな表情で自宅のアパートを出た。今日から、彼の人生の新たな章が始まる。1年以上に及ぶ就職活動の末、ようやく夢にまで見た大手IT企業、テックイノベーション株式会社への入社が叶ったのだ。


亮は電車に乗り込みながら、これまでの苦労を思い返していた。大学時代は情報工学を専攻し、プログラミングの腕を磨いてきた。しかし、就職活動は思うようには進まなかった。何十社もの企業にエントリーし、幾度となく面接を重ねたが、なかなか内定を得ることができず、焦りと不安に押しつぶされそうになった日々もあった。


それでも諦めずに努力を続けた結果、ようやくテックイノベーション社から内定を得ることができた。亮にとって、この会社は憧れの存在だった。革新的な技術開発で知られ、若手エンジニアの登用にも積極的な企業。ここで働けば、自分の能力を存分に発揮し、成長できるはずだ。そう信じて疑わなかった。


電車の中で、亮は自分の決意を新たにした。「どんな困難があっても乗り越えてみせる。この会社で、必ず成功してみせるんだ」


会社に到着すると、同期入社の面々が既に集まっていた。20人ほどの新入社員たちは、みな期待と緊張の入り混じった表情を浮かべていた。オリエンテーションが始まり、会社の理念や業務内容について詳しい説明を受ける。


人事部長の鈴木さんが、新入社員たちに向かって熱のこもった言葉を投げかけた。「皆さん、テックイノベーションへようこそ。ここでの仕事は決して楽ではありません。しかし、その分だけやりがいがあります。皆さんの若い力と創造性で、この会社をさらに発展させていってください」


亮は鈴木部長の言葉に強く頷いた。「そうだ、簡単な道のりじゃないかもしれない。でも、それこそが自分の成長につながるんだ」


オリエンテーション後、亮は配属先の開発部門へと案内された。そこで彼を出迎えたのは、チームリーダーの山田さんだった。40代半ばの山田さんは、厳しそうな表情の中にも温かみのある目をしていた。


「佐々木君、よく来たね。これからこのチームの一員として頑張ってもらうよ。最初は大変かもしれないけど、何か困ったことがあったら遠慮なく相談してくれ」


亮は深々と頭を下げた。「はい、よろしくお願いします。精一杯頑張ります」


その日の夜、亮は小さなアパートに帰り着くと、興奮冷めやらぬ様子で両親に電話をかけた。


「お父さん、お母さん、今日から無事に仕事が始まったよ。みんないい人たちだし、仕事も面白そうだ。きっと頑張れると思う」


電話の向こうで、両親は息子の成長を喜んでいた。「亮、本当によかったね。でも無理はするなよ。体調管理だけは気をつけるんだぞ」


「分かってるよ、大丈夫だから」


亮は両親の心配をさらりと受け流した。若さゆえの自信と意気込みに満ちていた彼には、これから待ち受ける試練の大きさが、まだ想像もつかなかった。


第2章:現実との対峙


入社から1ヶ月が経ち、亮は徐々に仕事のペースをつかみ始めていた。最初は戸惑うことも多かったが、先輩社員たちの指導を受けながら、少しずつ業務をこなせるようになっていった。


しかし、2ヶ月目に入ると状況が一変する。会社が大型プロジェクトを受注し、開発チーム全体が猛烈な忙しさに巻き込まれたのだ。


「佐々木君、今日中にこの機能の実装を頼む。明日の朝一でクライアントにデモを見せなきゃいけないんだ」


山田リーダーからの指示は、日に日に厳しさを増していった。亮は必死に食らいつこうとするが、技術的な難しさと時間の制約に押しつぶされそうになる。


夜の10時を回っても、オフィスにはまだ多くの社員が残っていた。亮の隣の席に座る先輩の田中さんが、疲れた表情で話しかけてきた。


「佐々木君、大丈夫? まあ、これが普通なんだけどね。うちの会社じゃ、毎日こんな感じさ」


亮は驚きを隠せなかった。「え、毎日ですか? でも、こんなに遅くまで働いて大丈夫なんですか?」


田中さんは苦笑いを浮かべた。「大丈夫も何も、やらなきゃいけないんだよ。クライアントの要求は厳しいし、納期は絶対だからね。まあ、慣れるさ」


その言葉に、亮は複雑な思いを抱いた。確かに、入社時には困難を乗り越える覚悟はあった。しかし、毎日こんな生活を続けることが、本当に正しいのだろうか。


それでも、新入社員としての責任感から、亮は黙々と仕事を続けた。夜遅くまで残業し、時には休日出勤も当たり前になっていった。


ある日の深夜、ようやく帰宅した亮は、鏡に映る自分の姿に愕然とした。やつれた顔、くまの浮いた目、痩せこけた体。わずか数ヶ月で、こんなにも変わってしまったのか。


「これが…社会人なのか?」


疑問が頭をよぎったが、亮はそれを振り払った。「みんな頑張ってるんだ。自分だけ弱音を吐くわけにはいかない」


しかし、心身の疲労は確実に蓄積されていった。食欲は減退し、夜もろくに眠れない日々が続く。休日も、仕事の心配で落ち着かず、ゆっくり休養を取ることができなかった。


友人や家族との付き合いも、徐々に減っていった。「今度の飲み会は残業で…」「実家には今週末も行けそうにない…」。そんな言い訳を繰り返すうちに、亮の周りには仕事以外の人間関係が希薄になっていった。


それでも、亮は必死に踏ん張り続けた。「きっと、これを乗り越えれば道は開ける。今は耐えるしかない」


そんな中、新たな試練が訪れる。


「佐々木君、次のプロジェクトのリーダーを任せたい」


ある日、山田さんが突然そう告げてきた。亮は驚きと不安で声が出なかった。


「え、でも僕にはまだ経験が…」


「いや、君なら大丈夫だ。若い感性で新しいアイデアを出してくれ。期待してるよ」


断る余地はなかった。亮は重圧に押しつぶされそうになりながらも、何とかプロジェクトを進めていく。しかし、経験不足から判断ミスを重ねてしまい、チームの進捗は遅れに遅れた。


「佐々木!どうなってるんだ!」


上司の叱責が飛ぶ。同僚たちの冷ややかな視線を感じる。自信を失った亮は、さらに長時間の残業で遅れを取り戻そうとするが、それは悪循環を生むだけだった。


体調の悪化は顕著になっていった。めまいや頭痛が常態化し、食事を摂っても胃がキリキリと痛むようになる。それでも、亮は休むことを許さなかった。


「休んでいる場合じゃない。みんな必死に働いているんだ。自分だけ弱音を吐くわけにはいかない」


そう自分に言い聞かせながら、亮は限界を超えて働き続けた。しかし、彼の体は悲鳴を上げていた。そして、ついにその限界が訪れる。


ある月曜日の朝、オフィスに向かう途中で、亮は激しいめまいに襲われた。視界が歪み、足元がふらつく。

「大丈夫、大丈夫…」


そう呟きながら歩を進めようとした瞬間、意識が遠のいていった。


「佐々木君!佐々木君!」


同僚の声が遠くに聞こえる。しかし、亮にはもう応える力が残っていなかった。彼の体は、冷たいアスファルトの上にゆっくりと崩れ落ちていった。


第3章:崩壊と再生


意識を取り戻した亮の目に飛び込んできたのは、真っ白な天井だった。消毒液の匂いが鼻をつく。ゆっくりと周囲を見回すと、そこが病院のベッドの上であることに気がついた。


「あ、目を覚ましましたか」


看護師が優しく声をかけてきた。「佐々木さん、大丈夫ですか? 道路で倒れているところを発見されて、救急車で運ばれてきたんですよ」


亮は起き上がろうとしたが、全身の倦怠感で体が思うように動かない。「あの…僕、どうしたんでしょうか」


そこへ、白衣を着た中年の医師が入ってきた。「佐々木さん、私が主治医の高橋です。検査の結果、あなたは過労による重度の体調不良と診断されました。今すぐに長期の休養が必要です」


亮は愕然とした。「でも、仕事が…会社に迷惑をかけてしまいます」


医師は厳しい表情で言った。「このまま無理を続ければ、取り返しのつかないことになりますよ。今のあなたに必要なのは、完全な休養です」


その言葉に、亮は現実を突きつけられた気がした。しかし、すぐに会社のことが頭をよぎる。「せめて会社に連絡を…」


看護師が携帯電話を渡してくれた。震える手で会社に電話をかけると、人事部の鈴木さんが出た。状況を説明すると、意外な反応が返ってきた。


「佐々木君、大変だったね。でも、今の状況では長期休暇は難しいんだ。せめて1週間で復帰できないかな」


亮は愕然とした。「えっ、でも医師からは…」


「分かってるよ。でも今、君のプロジェクトが正念場なんだ。他の人に任せるわけにもいかないしね。会社のためにも、頑張ってくれないか」


電話を切った亮は、深い絶望感に襲われた。会社は自分の健康よりも仕事を優先しているのだ。これが社会の現実なのか。


数日後、医師の反対を押し切って亮は退院した。オフィスに戻ると、周囲の目が冷たかった。


「やっぱり若い奴は使えないな」「こんなんじゃプロジェクトが遅れるぞ」


そんな囁きが聞こえてくる。山田リーダーも、以前の温かみのある態度は消え、厳しい表情で亮を見つめていた。


「佐々木君、これからは無理をするなよ。でも、プロジェクトの遅れは取り戻してもらわないとな」


その言葉に、亮は決意を固めた。もう、このような状況には耐えられない。自分の人生、自分の健康を犠牲にしてまで働く価値はあるのだろうか。長い間押し殺してきた疑問が、ついに彼の中で爆発した。

その日の夜、亮は長い時間をかけて自分の人生について深く考えた。そして、苦渋の決断を下した。翌朝、彼は人事部に退職の意思を伝えた。

「本当に辞めるのか?」鈴木さんは驚いた様子で尋ねた。「君のような優秀な人材を失うのは会社にとって大きな損失だ」

しかし、亮の決意は固かった。「申し訳ありません。でも、このまま続けていては自分が壊れてしまいます」

退職の手続きは予想以上に素早く進んだ。会社側も、これ以上亮を引き留めても生産性は期待できないと判断したのかもしれない。

そして、入社からわずか半年後、亮は再び無職となった。

最初のうちは、解放感に満ちていた。長時間労働から解放され、久しぶりに十分な睡眠を取ることができた。体調も少しずつ回復していった。

しかし、時間が経つにつれ、新たな不安が彼を襲い始めた。貯金は日に日に減っていく。新しい仕事を見つけなければならないが、わずか半年で退職した経歴が、就職活動の大きな障害となった。

「こんな短期間で辞めてしまって、他の会社が雇ってくれるだろうか」

「もし次も同じような状況になったらどうしよう」

「そもそも、自分には働く資格があるのだろうか」

そんな不安が、日増しに亮の心を蝕んでいった。

就職活動を再開したものの、面接にたどり着くことすら困難だった。履歴書に書かれた短い勤務期間を見て、多くの企業が亮の応募を門前払いにした。

数少ない面接の機会でも、前職を辞めた理由を問われ、適切な答えを見つけられずに苦しんだ。「体調を崩したから」と正直に答えれば、「すぐに辞めてしまうリスクがある」と判断されてしまう。かといって嘘をつくこともできない。

そんな中、亮の精神状態は徐々に悪化していった。夜、一人でいるときに奇妙な声が聞こえ始めた。

「お前には価値がない」

「誰もお前なんか必要としていない」

最初は気のせいだと思っていたが、その声は次第に大きく、頻繁になっていった。不安と焦りが日々強まり、眠れない夜が続いた。

ついに、亮は両親に相談することにした。両親は心配そうな表情で息子の話に耳を傾けた。

「亮、無理をしなくていいんだよ。まずは心を休めることが大切だ」と父。

「専門家に相談してみるのはどうかしら」と母が提案した。

両親の勧めで、亮は都内近郊のメンタルヘルスクリニックを訪れた。優しそうな女性カウンセラーが、彼の話に熱心に耳を傾けてくれた。

「佐々木さん、あなたが経験したストレスは決して軽いものではありません。心の傷を癒すには時間がかかります。焦らずに、ゆっくりと回復していきましょう」

カウンセリングは一時的な安堵をもたらしたが、根本的な問題の解決には至らなかった。むしろ、自分の状態が「病気」として扱われることに、新たな不安を感じるようになった。

「本当に自分は社会に適応できないのだろうか」

「この先、普通に働くことはできるのだろうか」

そんな疑問が、亮の心をさらに暗い方向へと導いていった。

幻聴はより頻繁に、より強烈になっていった。時には、目の前に得体の知れない影が見えることもあった。現実と幻想の境界が曖昧になり、亮は次第に自分が何を見て、何を聞いているのかさえ分からなくなっていった。

カウンセラーは薬物療法を提案したが、亮はそれを拒んだ。薬に頼ることは、自分の弱さを認めることのように思えたのだ。

しかし、症状は日に日に悪化していった。外出することさえ恐ろしくなり、アパートに引きこもる日々が続いた。食事も満足に取れず、不眠に悩まされた。かつての明るく前向きだった青年の面影は、すっかり消え失せていた。

ある日、両親が心配してアパートを訪れたとき、彼らは息子の変わり果てた姿に言葉を失った。やせ細り、目は虚ろで、部屋は荒れ放題だった。

「亮、このままじゃダメだ。もっとしっかりした治療が必要だよ」

父親の強い勧めで、亮は再び病院を訪れた。今度は大きな総合病院の精神科だった。

診察した医師は、亮の状態を見て厳しい表情を浮かべた。

「佐々木さん、あなたの状態はかなり深刻です。このまま放置すれば、取り返しのつかないことになりかねません。入院による本格的な治療をお勧めします」

亮は一瞬躊躇したが、もはや自分の力だけでは対処できないことを痛感していた。疲れ果てた彼は、ついに医師の提案を受け入れた。

「分かりました。お願いします」

その言葉と共に、亮は精神科の閉鎖病棟へと足を踏み入れた。それが彼の人生にとって、新たな転機となるはずだった。しかし、現実は彼の予想をはるかに超えるものだった。


第4章:閉ざされた世界


白い壁に囲まれた病室。小さな窓からわずかに差し込む日光。亮の新しい生活の舞台は、こんな狭い空間だった。

入院当初、亮は治療に前向きだった。「ここで休養を取れば、きっと元気になれる」そう信じていた。

しかし、現実はそう甘くなかった。閉鎖病棟の生活は、想像以上に厳しいものだった。

朝5時の起床。6時の朝食。そして一日中、決められたスケジュールに従って過ごす。自由な時間はほとんどなく、外部との接触も厳しく制限されていた。

薬の副作用も辛かった。眠気と倦怠感に悩まされ、思考力も鈍くなった気がした。「これで本当に良くなるのだろうか」という疑問が、日に日に大きくなっていった。

そんな中、亮を最も苦しめたのは、一部の看護師たちの態度だった。

「はい、薬の時間よ。さっさと飲みなさい」

「何をグズグズしているの。さっさとシャワーを浴びて」

患者に対する言葉遣いは荒く、時には暴力的とも言える扱いを目にすることもあった。

ある日、同室の患者が看護師に反抗的な態度を取ったとき、亮は衝撃的な光景を目の当たりにした。

「うるさい!おとなしくしろ!」

看護師が患者を力づくで抑え込み、強制的に注射を打つ。悲鳴を上げる患者。それを冷ややかに見つめる他の看護師たち。

亮は震える手で顔を覆った。「これが…治療なのか?」

日々の恐怖と不安の中で、亮の精神状態は改善するどころか、むしろ悪化していった。幻聴や幻覚は一時的に薬で抑えられたものの、代わりに深い絶望感と無力感が彼を支配するようになった。

「ここから出られるのだろうか」

「自分はもう普通の生活には戻れないのかもしれない」

そんな暗い考えが、日々亮の心を蝕んでいった。

面会に来た両親に、亮は現状を訴えようとした。しかし、

「辛抱しなさい。先生の言うことをよく聞いて」

「よくなるまでここにいるのよ」

両親は医師の判断を絶対的なものとして受け入れ、亮の訴えに耳を貸そうとしなかった。

孤立感は深まるばかり。亮は次第に、自分の存在価値さえ疑うようになっていった。

そんなある日、亮は病棟の屋上に忍び込んだ。高い柵越しに、遠くの街並みを眺める。かつて自分が歩いていた街。もう二度と戻れない場所のように思えた。

風が頬をなでる。久しぶりに感じる自由。しかし同時に、深い絶望感も押し寄せてきた。

亮は柵に手をかけた。このまま向こう側に行けば、全てから解放されるのではないか。そんな誘惑が、彼の心を捉えた。

しかし、その瞬間。

「佐々木さん!そこで何をしているの!」

看護師の声が背後から聞こえた。亮は我に返り、ゆっくりと振り返る。

「私は…ただ…」

言葉にならない。看護師は厳しい表情で亮を見つめ、

「こんなところにいてはダメよ。さあ、病室に戻りましょう」

その言葉と共に、亮の腕を強く掴んだ。

それが、亮にとって最後の記憶となった。

翌朝、病棟は異様な空気に包まれていた。医師や看護師たちが慌ただしく動き回り、患者たちの間で不安な噂が飛び交う。

「聞いた?佐々木さんが…」

「まさか本当に…」

亮の姿はどこにもなかった。

彼の短い人生は、こうして幕を閉じた。25歳。社会人としての第一歩を踏み出してからわずか1年余り。希望に満ちていたはずの人生が、こんな形で終わるとは、誰も予想していなかった。

後日、病院は「不慮の事故」として処理し、詳細な調査は行われなかった。亮の両親は深い悲しみに暮れたが、病院の説明を疑問視することはなかった。

社会は相変わらず回り続ける。過重労働の問題も、精神医療の在り方も、大きくは変わらない。亮の悲劇は、多くの人々の記憶から薄れていった。


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