ノーザンコート伯の考察
我がノーザンコート家の歴史は建国前に遡る。
建国五家と言われているが、我が家には他の四家ほど突出した魔法が無い。
だが、頭が滅法回るたちであったため、王の懐刀としてお側で力を振るっていた。
砂漠の王弟の離反を可能にしたのも、我が家の働きがあった為だといっても過言ではない。
領地も狭く ただの文官扱いなので、皆から 建国時に たまたま側にいただけの <棚ぼた伯爵> と揶揄されている。
言いたい奴には言わせておけばよい。
<棚ぼた伯爵>だからこそ諜報活動が出来るのだ。
初代王が神の怒りをかい 王家直系の男子に降りかかる呪い、
その打開策の見つける糸口を 王弟アーサー様が神より授かった。
そして「黒い預言者 ケイ」と王が市井で出会った。
これこそ天の采配!
建国300年、これで、呪いから脱却出来るやも知れぬと期待をした。
ケイ様の御子と太陽王の間に御子を作る
«銀の器に光がウレクラの冠を掲げる»
コーネリア様とアーサー殿下との結婚を意味する。
でも、出来た御子はアーサー殿下の子だと言う事は伏せねばならない。
二人の御子が «至宝»
そして、子供ごとコーネリア様を他家に引き渡さねば その子が力を得る事が出来ないのです、
そう ケイ様がおっしゃられた。
大変まどろこしい。
二人が御結婚されて王家の子、ではダメなのであろうか?
そう聞いてみた。
「わたくしの知っているエンドは二つ
子供ごと、出産前に手放す。こらが一応ノーマルなものになります。
もう一つの選択は、血がたくさん流れます。
私的には、ノーマルなルートが最善だと思っております。」
ケイ様は「 [知っている事]を話すだけ、私は予知能力者ではないのよ!」
とおっしゃる。
ただ 知っているだけなのだ、と、、、、
五家と王とケイ様 の間で熟知を重ねた結果
コーネリア様は御子様をやどして降嫁されることに決まった。
では、どこの家に、どこなら安全か?
それなら、引き受け先を我が家に、と提案した。
我が家の次男が釣り合いと取れる年だ
そして、我が家だったら秘密が漏れる事が絶対無い。
満場一致で決まった。
「降嫁するのでしたら、爵位と領地をお願いします。」
「そうね、絶えたクラレンス侯爵をお願いしたいわ、領地は北東の直轄地を半分程でよいでしょう。」
それも知っている事なのか?
クラレンス侯爵は200年程前に絶えた家系である。
クラレンス領は女神の地、王家女子のみが継ぐ直轄地。
「知っている」と言う事に、畏れを感じた。
コーネリア様、5歳
こうして少しずつ計画は進められていった。
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ケイの独り言
二択だけど、片方18禁なんだよね。
あれはヤバい。
コーネリアは私の子、私が守らなければ。
この世界は私にとって現実
ゲームの世界とは考えられない。
だってあの子は私が本当に産んだ。
子供が、こんなに愛おしいなんて••••
どうしたらいいんだろう
あの子が幸せになるENDが何故無いんだろ
死なせたくない。
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