六月の虹
六月は、悪夢をみずに過ぎて行った。
ふざけて、虹の橋を渡ってみたら、
小さな悪い石につまずいて、落っこちた。
頭のてっぺんから落ちたのに
口元から血を垂らし、ただ六月の口笛を吹いていた。
五月は、悪魔に弄ばれて過ぎて行ったけれど、
六月は、悪夢をみずに過ぎて行ったから。
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この『六月』は、2020年の六月らしい。
えっ?
まだ、一年切ってなかったの?
なんか、昔の詩を投稿し続けて、けっこう経つけど。
新作が、あんまり書かなくて。
「無尽蔵に詩を書ける」と、嘯いていたのが、まるで嘘のよう。
けど、それは、それとして。
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。