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得たもの

 俺は教官と共に、訓練所の一室にいた。

 そこでリボルバーの免許皆伝で得たものの確認をしていた。

 まずは称号リボルバーの免許皆伝の効果だ。


『リボルバーの免許皆伝

 リボルバーのクリティカルダメージが1.5倍になる』

 

 おお、シンプルに強い効果だ。

 パッシブスキルだな。

 パッシブとは受け身という意味で、常に発動する効果のスキルだ。

 つまり俺のクリティカルダメージはリボルバーに限りつねに1.5倍になる訳だ。

 次にレベルが上がった分、ステータスポイントがもらえた。

 今貰っているステータスポイントは91ポイントだ、これにエクストラを合わせると121ポイントになる。

 エクストラステータスポイントは教官に聞いたところ。貰った時の状況に応じて貰える専用のポイントらしい。

 どういうことかというと俺の場合銃関連で手に入れたため、銃に関するステータスにしか割り振れないポイントという事だ。

 俺は半分ずつLUKとAGIにふった余った1ポイントは振っていない。

 ちなみにSTRなどステータスはステータスポイント1につき1しか伸びないが、HPとMPは5伸びる。

 次は職業レベルが上がったことによるアーツの取得だ。

 全部で7個のアーツを手に入れることが出来た。

 初期に一つアーツを持っていたからこれでアーツは8個だ。

 

『抜き撃ち ホルダーから取り出した一撃目の威力を上げる。速さによって上昇値が変わる』

 

鉄属性追加(エンチャントアイアン)・リボルバー 弾に鉄属性を加える』


炎属性追加(エンチャントファイア)・リボルバー 弾に炎属性を加える』


『カーリガルスピン 通称だまし撃ち 相手に銃を渡すと見せかけて、くるりと持ち直し撃つ』


『ショルダースピンアクション 手首のスナップを使い、銃を後ろ向きから真上に投げてキャッチする。キャッチしている間に弾が装填される』


『サークルショット 横に体を回転ながら撃つ。範囲攻撃』


『ローリングアクション 縦に回転しながら回避行動を行う。回避している間に弾が装填される』

 

爆発属性追加(ボムエンチャント)・リボルバー 弾に爆発属性を追加する』 


 俺のアーツは、エンチャント系はMPを使いそれ以外はスタミナを使うものだった。

 スタミナは初期から数値が決まっており、増やすことは出来ない。

 スタミナを使うアーツは%で消費し、アーツを発動できる。

 スタミナは常時回復し、なくなると疲労困憊状態というデバフがつく。

 さて、俺の中で使えるアーツと使えないアーツを分けていこう。

 まずエンチャント系はMPを増やさないと使い道がない。

 次にサークルショットとカーリガルスピン、こいつらは実際に出来るのでアーツを使うまでもない。

 次にショルダースピンアクションとローリングアクション、弾をいちいち込め直さないでいいので非常に助かる。特に回避と組み合わさったローリングアクションは優れものだ。

 最後に抜き撃ち、これは上がる威力次第だがかなり使える。技の後も硬直もないし単純に威力強化と見ていいだろう。

 俺が見たWIKIではカーリガルスピンまでしか載っていなかった。

 他はたぶん俺が初めて手にしたアーツに違いない。

 ふふふふ、あーはっはっは! 笑いが止まらねぇぜ!

 笑ってる教官に変な目で見られた。だが俺は気にしない。

 次に俺は貰ったスキルポイントを振り分けることにした。

 最初に会った10ポイントレベル10で50レベル20で100レベル30で150貰える。

 そこにエクストラスキルポイントわせると410ポイントだ。100のエクストラポイントは膨大だな。

 教官に銃使いにおススメのスキルを聞き取得した。

 その結果がこれだ。


『幸運 LUKが微上昇する:5ポイント』


『精密操作 手先が器用になる。DEXが微上昇する:5ポイント』

『軽業 体を軽快に動かせるようになる。AGIが微上昇する:5ポイント』


『鷹の目 視力が良くなる:10ポイント』 


『兎の耳 聴覚が良くなる:10ポイント』


『犬の鼻 嗅覚が良くなる:10ポイント』


『テクニシャン 飛び道具の威力と飛距離が上がる:30ポイント』


『先読み 先読み能力が上がる:30ポイント』


『体力馬鹿 スタミナ消費が少なくなる:100ポイント』


闇気(ダークオーラ) ダメージを二倍にする。MPが1になる:100ポイント』


血気(ブラッドオーラ) ダメージを二倍にする。HPが1になる:100ポイント』


 合計で405ポイント使った。

 闇気と血気はノリで取ったかっこいいからな。

 スキルは使っていくと効果が上がることが検証班のおかげで分かっているので先が楽しみだ。

 

「なんか禍々しくなったな。変なオーラ出てるぞ」


「これが俺の真の力だよ。ダークマスター」


 俺の体からは黒と赤のオーラが噴出している。実に禍々しくてかっこいい。

 今の俺ならだれにも負ける気がしない。

 そこでポーンっと音がした。


「なんだ?」


 そこには端にホログラムが現れニュースと出ている。

 タッチしてみると、ニュースが拡大した。


『第一回武闘大会開催のお知らせ 最強を掴むのは誰だ!

 ルールは一対一のPvP! 誰でも優勝する可能性はあるぞ!

 第二の町ドスの闘技場で開催! 詳細はここをクリック!』


 ほう、面白そうな情報だ。


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